

2013/2014 UEFA Champeons League Group B Jornada-3
Real Madrid C.F. 2-1 Juventus
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(4、29=PK)
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まずは何よりも勝てて良かったです。試合はやっぱり「うーん…」というところがありますが。前半はまだ良かったかなあ。早い時間に先制、わりと前からきちんと寄せてプレスしていくようなところもあって、さすがに緊張感あるなあなんて思ってたんですが、相手に主導権が渡った時間帯は、何かいまいち発奮できてないというか、その時間帯は受けに回るしかない、みたいな少し消極的な感じがしました。でも、お互いの時間帯というのはあるものだから仕方ないのかな。守備という意味では、簡単に最終ライン近くまで持ってこられている感じもしましたが、ピボーテ3人に最終ライン、たまにディ・マリアも入って、各所で落ち着いて対応し、良く守っていたと思います。失点こそしてしまいましたが。イケル、最初の1手は上手く止めてたんですけどね。
PKで勝ち越して前半終了、くらいまではまだ良かったですが、後半にキエッリーニ退場。いっきに畳み掛けるとか、追加点とるとか…いかなかった。ユーベが人数をかけてはっきり守るようになって、崩しづらくなったのかな。勝ち越してるからというのもあったかもしれませんが、さらにゴールを狙っていく、という点では厳しさに欠けるというか緩い感じがしました。週末のことがちらついていたのかも……。
シュート数もちょっと少なめに感じました。ボールキープできても最後にシュート打つところまでなかなか持って行けない。サイドの深いところまで使ってクロス、というのは、前半より後半の方が良かったですかね。後半の、アルベロアからの(なかなかレアな)絶妙のクロスをベンゼマがコケ外したのと、ケディラが抜けたのに、ジージとの1対1でさくっと止められてしまったのと、あの辺りは惜しかった。ケディラは、ちょくちょくエリア内で良いチャンスを得ますね。こういう感覚は優れてるんだろうなあと思うんですが、それがなかなかモノにできないのが残念。ベンゼマには、またもベルナベウの反応がきつかったですが……でもやっぱりちょっとひどいなあ。シュートチャンスそのものから、(意識的にか無意識にか)遠ざかっている気すらしてしまいます。
ゴール、特に1点目はさすがというか、見事。ディ・マリアが右から中へ入りかけていって、様子を伺っているのを見計らって裏へ抜けるクリスチアーノ。1対1を落ち着いて交わしつつ流し込む。こういう動き、他の選手の組み合わせでも、もっと増えるといいなあ。
さて、クラシコ。



試合後のイケルのコメント
数日前の去就に関するコメント
「僕が話すことで、誰を攻撃するつもりもないし、誰にも最後通牒を突きつけるつもりもない。僕は、イケル・カシージャスという名前が、毎日メディアに出ることに慣れなければいけない状況だ。」
ブッフォンとの会話
「僕たちのことについてお互いに話していた。時々そうするんだ。僕たちには良い友人関係があって、健全な敵同士なんだ。彼は、僕にしてみたら愛すべき人間だよ。」
試合
「僕たちは、グループリーグの勝ち抜きに向かって、とても重要なステップを進んだ。簡単な道ではないけれど、でも最初のステップはこのとおり、3試合で勝ち点9打。そしてトリノでは、少なくとも敗北は避けなければいけない。」
退場
「彼らが1人いなくなったことで、彼らのダメージになった。彼らがさらに引き下がらなければいけなくなったからね。」
ジョレンテとピルロへ、ベルナベウから喝采
「ベルナベウは常に、優れた選手に拍手を送る。優れたスポーツマン、優れた対戦相手、素晴らしい選手への感謝だ。」
クラシコでの優勢
「僕たちがしなければいけないのは、1つの勝ちで僕たちが首位に立てると知ること。でも僕たちは、この試合に勝つつもりで行くという考えで行かなければいけない。」

アルベロア優しいな…
「バルセロナとの試合は良いタイミングだ」
「僕たちはヨーロッパでも非常に強いチームと対戦して、グループリーグ突破に近づいたことを喜んでいる。この3ポイントで、僕たちは勝ち抜けに近づいた。僕たちはリスクを犯さないようにしていた。土曜には重要な試合があるから。」
「こういった試合では、インテリジェンスをもってプレイする必要がある。賢くプレイしなければいけないし、今日の試合の多くの時間帯で僕たちはそうしていた。ユベントスには、テベスやマルキジオのように、非常に独特なやり方をする選手たちがいて、アウトサイドからインサイドに入ってきたりする。10人なってもなお、非常に難しい状態だった。」
「バルセロナとの試合は、僕たちにとって良いタイミングでやってくる。僕たちは向上し、自信を得てきている。勝てるかどうか見ていこう。とても難しい試合になるだろうということは、僕たちは理解している。相手はバルセロナ、彼らは確実に彼らの最高の面を見せてくるだろう。僕たちと対戦するときはいつもそうだから。僕たちは、彼らが最近引き分けに終わった試合を参考にして、試合に向かう必要がある。彼らは3ポイントリードしている。でも、最近のカンプノウでの対戦では、僕たちは良い結果を手にしているし、素晴らしいパフォーマンスをしていた。」
「僕たちはまだ向上していかなければいけないし、シャビ・アロンソのような重要な選手を取り戻さなければいけない。チームは成長している。カリムは僕たちにとって重要な選手で、だから彼がそうしているようにプレイしていかなければいけない。シーズンは長く、ベイルが僕たちを助けてくれることが確実にあるだろう。」
(ベンゼマに送ったラストパスとその後のシュートミス)
「あれはとても難しいシュートだった。僕が蹴ったボールが強すぎて、彼に合わなくなってしまった。彼は素晴らしい選手で、僕たちのことをとても助けてくれる。ベンゼマは彼の価値がどういうものかを示していくだろうし、観客も喝采を送ることになるだろう。」
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ベンゼマのシュートミスを、自分が出したボールが悪かったんだよ、と。


アルベロアの言葉、素敵ですね。彼が言うように、今季そう遠くないうちにベイル選手がチームを救ってくれる試合が必ず来ると信じています。憧れのクリスティアーノとも仲良く話し合ってやっているようですし。
今朝の試合、勝って本当に良かったです。
2枚目の写真にもありますが、ゴール後のクリスティアーノの指さしパフォーマンスは何かの意思表示だったのでしょうか。
こんなアルベロアの優しさはレアルマドリーに受け継がれていくのかな・・・感動&きゅん!
ケディラは攻めなくていいんじゃないかなぁ…
ベイルは今評価されるのは可哀想ですよね。徐々に馴染んでいってもらえば。
シーズン通してみれば、誰にも調子の良い時悪い時がありますし、思いがけず怪我の離脱もあり得ます。昨年のモドリッチもそうでしたし、ベイルもコンディションが上がってくれば、彼らしさを出してチームに貢献してくれると思ってます。
クリスチアーノのゴール後は、この間のマラガ戦で十分に喜べなかった分もプラスされてたのかな、なんて思っちゃいました。ビッグクラブとの対戦で、開始早々に見事な連携でゴール! 気合の入り方も違ったのかもしれません。
>めいさん
アルベロア、優しいし気持ちも強いし、本当に頼れる兄貴って感じですよね。前もベンゼマが観客からブーイングを受けそうなのを、拍手アピールして守ってたりもしました。在籍順ではキャプテンマークを付けることはそうないかもしれませんが、ピッチの中のキャプテンの1人だなあと思います。
>Unknownさん
ちょっと前のインタビューで、じぶんはよく走って守備もしてチームに貢献してるというようなことを言っていましたが、それはそれとして、点決めるところは決めないとねえ…ってつい思っちゃいます。
ケディラは微妙なところですよね(笑)。いいところに入ってきた!……ん、やっぱ外したか。って感じのループで。でもああいうところに出てこれるのが本人の持ち味なんでしょうし、使われているから、そこが評価されてるんでしょうね。
ベイルについては仰る通りだと思います。移籍金のせいでやたらと批評されたり活躍するのが当たり前みたいな言われ方をしてますが、スタイルの違う他リーグから移籍してきた若い有望選手だ、ということだけですから。そのうち慣れるよ、と思っておけば良いのだと思います。