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けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

言わせろ

2009-04-08 21:46:27 | football
本来ならマルセロが担当するはずだった本日のマドリー公式プレスカンファレンス、でしたが、グティが「俺にしゃべらせろ」ということでこんな感じになりました。マドリー公式からの訳なので、数時間か半日かくらいしたら、マトモな日本語が見られると思います。とりあえずくらいでどうぞ。

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Q:最初は、マルセロがプレスカンファレンスに出るはずでしたが、あなたが来ている。何か話したいことがあるからだろうと思うのですが・・・
G:この3日間、俺のことについていろいろ言われていた。まるで俺が誰かを殺したかのようだった。すべて、俺も俺の家族も、チームメイトも監督も、皆に悪い状態だ。なぜなら、俺たちを重要だとは見ていない誰かによって世界が作られているからだ。ベンチには秘密があるようだ。なぜならその時間、俺はウォーミングアップしているからだ。ミステルは、10分後とにウォーミングアップの選手をローテーションさせている。終盤にフィジカルトレーナーが来て、俺に温まっているか聞いてきたから「そうだ」と答えた。つまり準備が出来ていると言うことだ。俺たちは、それは当然のことだと推測する。最初から、俺はウォーミングアップしているんだから。

Q:ファンデとの関係は悪いものですか?
G:どんな風に感じているか教えてやるよ。俺たちの関係は温かいものだ。彼は他の選手ともそういう関係を築いている。それは、試合の内側のルールのことだ。しかし話題にされていたのは、まるで俺が出て行くかのようなこと、しかも裏のドアから…そんなことが多すぎる。これは俺が入らなかった選手起用の話であり、俺はベンチで準備が出来ていると答えたんだ。何も知らない奴らが、俺の個人的な生活のことについて話をする。そういった厳しく批判的なコラムを書いた奴ら、プロフェッショナルとはかけはなれている奴らに、そういったことが自分や自分の家族に起きたらどう思うか、逆の立場に自分を置いてみろと言いたい。

Q:あなたはしばしば秩序に従わないのか、それともあなたの行動は模範的なのか?
G:俺は模範的な行動をとっている、他のチームメイトたちと同じように。ミステルは、誰がプレイするか、誰がプレイしないかを決めるんだ。

Q:別の機会には、経験が不足している選手たちが召集に入る。この状況を前にして、どう感じていますか?
G:もっとプレイしたいと強く望むことは確かだ。フットボール選手はエゴイスティックで、プレイしたいと望むものだ。しかし俺に起こったようなことは、誰にでも起こり得る。

Q:しかしあなたは既に、アトレチコ戦で交代させられたことで、ファンデと衝突を起こしています。
G:アトレチコの日のことは、既に話し合ったしもうなんでもない。俺たちは、その日その日のことを話し、俺たちはそこで起きたこと、俺がミスを犯してそれが解決されたことを知っている。些細なことだ。それは俺にとって負担にはならない。なぜなら他の人々を信頼しているし、それで事態が上手くいっているからだ。俺はこの数日新聞を見ていたが、俺の専門外で起きていること、このチームに必要であるリーガを獲得するということとはかけ離れたことが作り出されている、そんな事態には我慢できない。

Q:あなたは、自分が批判のターゲットになりやすいと思いますか?
G:誰も俺を罰することはしていない。俺は14年間レアルマドリーにいて、たくさんプレイできる時期もそうでない時期もあった。しかし十分な時間をもらえる人はそう多くはない。俺のキャラクターが論争の種だというのは真実だ。しかし、時間をかければ解決することで、問題になったことはない。

Q:なぜあなたのプロフェッショナリズムに疑問が呈されると思いますか?
G:そういったことは長い期間起きている。俺は見せかけのフリはしない。俺はプレイしたい、レアル・マドリーにいたいんだ。今回騒がれたような内容が俺に起こったと考えるような人は信じられない。ばかげているからだ。長い間そういったことを俺は耳にしてきて、それは俺の心を傷つける。今は落ち着いているけれど。

Q:いろいろなことが言われています。良い内容ではないこと、明らかにされていないこと。そしてあなたは決して、そういった打撃をテーブルに載せないできた・・・
G:俺はいつも同じだ、変わらない。俺は誰に対しても屈辱的な妥協をしたことはない。俺はこの通りで、俺を好まないと感じる人もいるだろう。でもこれが俺だ。

Q:そうだとしても結局、問題が起こった。振り返って誠実に分析したことはありますか?
G:交代のことは残念だし、それについて話すよ。俺の注意を引くのは、ベンチでのことだ。あれはフットボールの試合に見合わないことだ。ベンチにいる選手を90分間追い続けるのは、スポーツではなくワイドショーのマスコミの性質だ。もし1人の選手の攻撃について90分間追い続けるチャンネルがあれば、それは試合の中でのテンションということだ。

Q:インタビューを聞いているファンに、あなたがレアル・マドリーを出て行くかもしれないということについて、何か言いたいことはありますか?
G:ここにいてとても満足しているし、俺の希望はもう少しタイトルを取って2011年まで続けることだ。俺の唯一の意思は、トレーニングすることと、もう少しプレイ時間をくれるように監督を納得させることだ。

Q:なぜファンデはあなたを使わないのだと思いますか?
G:俺は長い間怪我をしてた。監督は俺をチームに入る価値があると見てくれているし、良いダイナミズムを与えられる。試合に勝っているのならチームを変えないのは当然のことだ。俺のチャンスが来るのを待つことが必要だし、そのときにはそれを生かしたい。

Q:フンテラールと同じように、レアル・マドリーは残りの試合全部に勝てると思いますか?
G:それがリーガを得るための俺たちの選ぶ道だ。バルサは少しずつあせっていくだろうから。彼らと対戦する最も重要な試合までに、俺たちがもう少し勝ち点差を詰められれば、俺たちに道が開けるだろう。
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最初は「オフィシャル、よくこのタイミングでグティにプレカンやらせたな~」と思ったら、グティ自らマイクを奪って開催されたプレカンでした。 映像見たら、何かすごい勢いでしゃべってた。
ということで、どこを誰をなにをどこまで信じたものか、というグティのプレカンでした。火曜のトレーニングでは「ファンデ・ラモスとは目を合わせることすらしなかった」のに、「俺たちの関係は温かいものだ」と言うグティさん。MARCAアンケートでは「グティの説明で納得したか?」というのに、まだ60%以上が「ノ」と答えている。人のプレカンの順番奪い取ってまで、これだけきちんと説明したのに、つくづく信用のない人だ……。
といはいえ、私も報道を信じたわけで、その辺りはグティに謝っておこうと思います(それでもグティの言を100%信じると言い切れないのは、やっぱりマドリーというクラブの話だからか…ごめんなー、グティ)。
ともあれ、マドリー好きとしては、これでめでたく手締めといってほしいところです。問題、火種を抱えたままリーガ優勝なんて持っていけるはずないんだから。グティからパスを受けたかっこうのファンデが、どう反応するか(何事もナシなのか、なにか含むところは残っているのか)も気になりますが。


途中経過
9日0時現在、「No」が59%になってました。がんばれグティ、もう一息だ(とりあえずイーブンまで)。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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39%si (びょん)
2009-04-10 11:23:50
グティらしいなぁと。
俺にしゃべらせろって、言ってしゃべって余計にアンチの人を刺激してるんじゃあ(笑)
チームがバルサに対してそれいけ!な時なのに、この発言を出来てしまう、グティ。愛すべきキャラですが、チームにとっては?ですね。
どこまで自由なんだろう。
でも、クラブもそれをとめないのね。

名前をあだ名のohyanから、名前のびょんに変えることにしました。よろしくです。
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Unknown (本人)
2009-04-11 09:39:57
こんにちは、びょんさん(笑)

「こういう性格だから変えられん」って感じですかね。
MARCAの読者コメンタリに、「18歳の頃から変わってない…」というのがあったりして、笑ってしまいました。まさに三つ子の魂百まで、です。
まあでも、何だかんだでこのまま行くんだろうなあと思います。これまでも何度も論争になっては収まり、そのうち大活躍をしてファンの喝采を浴び、そしてまた…そんな感じで最後まで行くんじゃないかと思います。
こんなでも第2カピタンですが、チームメイトや下部組織出身の後輩たちにはずいぶん慕われてますし、そういう人なんでしょう(笑)
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