けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

本日、ローマ戦

2015-07-18 10:50:25 | football
本日、ついに2015/2016シーズンの最初の試合です。International Champions Cup Australia 第1戦、ローマとの親善試合。夏のトレーニングが始まってまだ1週間ですから、あまり期待はしないでおこうと思うのと、そうはいっても選手の入れ替わりは多くなく、ハメスとコエントランがいないくらい…となれば、それなりのものが見られるんじゃないかという楽しみもあります。DFを強化する、ベイルは左サイドへ?トップ下へ?、ベニテスがまずはどの選手を選んでどう並べてくるか。
日本時間で18時、スカパーで放送があります。


トニ・クロース、1周年
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Q:レアル・マドリーと契約して1年がたちました。お披露目のことを思い出してください。
A:すごい日だったね。1万5千人の人が、ただ僕を見るためだけにベルナベウにやって来た。熱狂していたよ。世界の他のどのクラブでも、こんなことは起こらない。このクラブとサインした僕にとって、とても特別な日だった。

Q:同様に、あなたがW杯を取ってから1年がたちました。こちらの思い出はどうでしょうか?
A:同じく、悪くなかったよ(笑)。これもすごい日だったね。僕たちの目標はワールドカップを獲ることであり、それを実現した。あの大会の僕たちは素晴らしかった。フットボールをプレイし始めれば誰でも、ワールドチャンピオンを夢見るもの。そして僕たちがそれを実現した日だった。ファンタスティックだったよ。

Q:昨シーズンのお気に入りの想い出はありますか?
A:もちろん、いくつかね。サンチアゴ・ベルナベウでの初めての試合、僕たちが勝った。レアル・マドリーでの最初のゴール、これもベルナベウでだったね。僕たちのファンはファンタスティックで、彼らは僕がどうプレイするかを好んでキレていると思うし、それが感じられる。それが、サンチアゴ・ベルナベウでプレイするのが好きな理由なんだ。大好きだよ。良い1年目だった。でも今はもちろん、タイトルを手にするために、新しいシーズンを見据えなければいけないね。

Q:ラファ・ベニテスと一緒にトレーニングを始めて数日がたちました。第一印象は?
A:とても良いよ。彼は、全員とたくさん話をしているようだ。このシーズンに向けて、彼は良い集団、良いチームを作りたいと思っているし、タイトルを得る目的のために、僕たちは彼と一緒にやれる良いチャンスを得ていると思う。良い意シーズンになればと思っているよ。

Q:レアル・マドリーの一員としてオーストラリアに来るのは初めてですね。どう感じていますか?
A:ここまでのところ、僕たちはホテルとトレーニンググラウンドしか見てないんだよ。スタジアムですらまだだからね。でも僕たちは、レベルを上げていくために、ここオーストラリアで2試合を戦うんだから。何かもう少し見られるようになると思ってるよ。ここにきてまだ4日だし、さっき言ったように、ホテルとピッチだけなんだから。

Q:新しいシーズンがスタートしました。何を期待しますか?
A:レアル・マドリーが目指すものは、常に同じだ。つまり、僕たちが戦うすべての大会で勝利するということ。もちろん、僕たちはリーガのタイトルを目指していくつもりだ。それが目標で、どの大会にも勝つということだから、コパ・デル・レイもチャンピオンズ・リーグもだ。昨シーズン、僕たちはそれがどれだけ難しいかわかった。タイトルにとても近づいていたのにね。だから僕たちの目標は、ラ・リーガとチャンピオンズ・リーグに向けて、より良くなろうと努力することだ。チャンピオンズ・リーグも難しい。常に、可能性のあるビッグクラブが4、5チームほどはいるから。でも、僕たちにも素晴らしい力があるし、実現できるようトライしていくよ。
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クロースが加入して1年。昨シーズン、クラブとしてのメジャータイトルは取れませんでしたが、既にクロースのいないチームなんて想像できなくなっている程、定着し活躍していたと思います(本来のポジションはもう少し前のはずで、まあ確かにその分、危険なシーンであと一歩二歩突っ込んでくれたら、一歩二歩はやく動いてくれていたら…と思うこともなくはないんですが)。カゼミロが復帰、イジャラにルーカス・シルバ、そしてモドリッチと、守備的な中盤でも誰がどう使われていくかわかりませんが、引き続きがんばって、と思います。
上のインタビューとはさらにはずれますが、クロースについてちょっと気になっていたこと。トレーニングの最初の段階で、選手が10人前後で輪になってボールを回しあうロンド。マドリーはたいてい、外国人チームとスペイン人チームに分かれてロンドをやっているのですが、クロースはほぼずっとスペイン人チームでやってました。もしかしたら、本当は外国人チームでやりたいけど人数調整的な問題が…なんてことだったのかもしれませんが、些細なことですけど、スペイン語覚えるのにもチームに馴染むのにもちょっとは役に立ったんじゃないかなー、なんて思ったりしてます。