けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ここ数日の

2011-03-25 05:12:55 | football
読みやすそうだったインタビューなど。
ここにはタイトルを獲りに来た
22日付、don balonからラウルのインタビュー。
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Q:チャンピオンズはシャルケにとってある種の癒しですね...
R:そうなるね。チャンピオンズ・リーグには何か特別なものがあるんだ。シャルケで準々決勝に進んだこと、これはこの3シーズン到達できないでいたものだから、格別だよ。でもブンデスリーガは僕たちの日常のこと、真剣に次のシーズンのチャンピオンズ出場のために戦っていくものだ。

Q:シャルケはどう戦ってバレンシアを退けたのですか?
R:すごく集中していてコンパクトだった。国内カップ戦の準決勝で、バイエルンと戦った時のチームとほとんど同じようだったね。

Q:あなたのチームはカップ戦のファイナリストにもなり、重要な時期に直面しています。どう評価していますか?
R:ファイナルは僕たちに後押しをくれる。僕自身すごく嬉しいよ、でもリーグ戦でのことも認めないといけない。リーグ戦ではもっと証拠が求められるのに、僕たちは自分たちの力のすべてを示せないできている。僕たちにはアップダウンが多すぎる。

Q:何が必要なのでしょうか?
R:僕たちは建設中のチーム、多くの新しい選手がやってきたし、多くの選手たちが本当に若い。今シーズンの目標は、確実な順位で終わらなければいけないということ、そしてこの不安定さが来シーズンに続かないようにすることだ。

Q:カップ戦のタイトルやチャンピオンズでの冒険が、落胆のリーガの埋め合わせになるでしょうか?
R:一部分だけはね。なぜなら、僕たちは、自分たちがブンデスリーガで見せているものが、僕たちの真のレベルではないとわかっているから。すべてはシーズンの出だしから始まった。4連敗、そこから僕たちはリズムを掴むのが本当に難しくなってしまった。今は、カップ戦に深く関わるということに気づかなければいけない。

Q:何があなたの自信となっているのでしょうか?
R:カップ戦準決勝バイエルン戦での僕たちのパフォーマンスだよ。あの時、僕たちは素晴らしい連携を示して、僕たち皆がたくさん動き、1つのチームとして信じられないくらいすごいパフォーマンスを示したんだ。それに、僕たちのファンに喜びを与えられたことも素晴らしいものだったね。

Q:あなたはキャリアで初めてカップ戦でチャンピオンになる位置につけていますね。あなたにとっての意味は?
R:すごくわくわくしている。ここでの最初のシーズンでタイトルを取って戴冠となったらファンタスティックだよ。でもまだ重要なステップが残っている...ファイナルは勝たなければいけないものだ、そのためにそこにいるんだ。

Q:レアル・マドリーでは、あなたはあれだけのトロフィーのコレクションを揃えながら、国内カップ戦タイトルは獲れませんでした。信じられないと思いませんか?
R:そう、レアル・マドリーは2度ファイナルで敗れた。敗れてはいけないものだったはずなのに。でもそうだからこそ、僕はその意味を知っている。ファイナルは勝たなければいけないものだと。

Q:シャルケは有力ですか?
R:デュイスブルグはハードで危険な対戦相手だ。ドイツカップは、スペインと違ってたくさんのサプライズが起きる。可能性は分散するだろうね。

Q:カップ戦でタイトルを獲ることが、あなたのドイツでの冒険を正当化するものになるでしょうか?
R:僕がここにいるのが冒険を作っているのではないけど、ファイナルに到達できたのは何か良いものだね。それに、シャルケのようなクラブに来たのであれば、トロフィーを掲げなければいけないんだ。

Q:前シャルケ監督のフェリックス・マガトについて話をしましょう。彼は常にあなたをサポートしていました。彼の指揮下で働くことはどうでしたか?
R:彼は本当に素晴らしい監督だ。僕に多くの信頼を寄せてくれて、本当に感謝している。要求が高く、ハードだったけれど、彼の指揮下について僕は快適に感じていたよ。

Q:マガトとのつながりがあったシャルケのラウルは、いつまで続けるのでしょうか?
R:僕の契約は2012年で終わるし、それを完遂したいと思っている。それにまだ楽しんでいるしね。今すぐ話すようなことは何もないよ。

Q:他にも多くの噂を聞きますが、今シーズンが終わった後のGKのマヌエル・ノイヤーのことは...
R:彼はチームのキャプテン、世界でも最高のGKの1人で、彼の人生の大部分をこのクラブで過ごしてきたような選手だ。クラブとマヌエルが最高の解決方法を見出してくれるように願っているよ。

Q:ドイツでは、ノイヤーは世界最高のGKだと考えられています。カシージャスと比較して見えてくるものは何でしょうか?
R:どちらも間違いなく最高のGKのグループに入る。でも、最高の1人を決めるのは本当に難しいことだよ。

Q:ジュリアン・ドラクスラーはわずか17歳です。あなたの経験について話してあげたりしましたか?
R:彼は本当に静かな子で、僕たちベテランがするアドバイスを学んでいるね。いつでも彼は僕たちの試合の流れを変える。彼の素晴らしい将来を予感しているよ。しなければいけないことは、以前と同じように継続していくということ。彼は、シャルケだけではなくドイツ代表でも重要な選手になるだろうと思っているよ。

Q:あなたの移籍には懐疑的な人もいて、あなたのパフォーマンスでそれを確信していたようです。シーズン当初の問題をどう考えますか?
R:最初から僕は完全にチームに溶け込んで受け入れられたと感じていた。でも僕は、試合の中で求められる一貫性を欠いていたんだ。同時に、チームも必要な信頼を見出すこと、それに気づかなければいけなかった。昨シーズンを高いレベルで終えていた。もっと流暢なコンビネーションがあり、もっと良い試合が構築されていた。いずれにしても、こういうアップダウンはマドリーでもあったことだよ。一度、チャンピオンズで優勝してリーガで5位だったことがあった(99/00シーズンですね)。

Q:あなたのフィジカルレベルに驚く人は少なくありません。これまで見くびられていたのでは?
R:レアル・マドリーの16年と同じようにやっているよ。僕は良いチームメイトでありたいし、チームの仲間たちを助けたいと思っているんだ。いつでも戦って、いつでも最高のものを示そうと努力している。このスポーツをぼくはそういうふうに理解しているんだ。

Q:まるでまだ17歳のように...
R:いや、ぜんぜんそんなじゃないけど、僕はこの夏はハードにトレーニングをした。ここでは、マドリーよりもトレーニングははるかにハードなんだ。最初は難しかったけど、ペースを掴んだらもっとうまく行くようになった。

Q:あなたはスターです。この言葉があなたにとって意味するものは?
R:僕はスターじゃない。僕はフットボール選手であり、チームプレイヤーだ。皆には、ファンにはそういうふうに僕を見てほしい。僕は試合で戦うことが好きだし、トレーニングをすることも好きだ。1人の選手がチームを作るんじゃない。チームにはプレイしない選手もいるし、出場する選手もいる。でも皆ロッカールームの雰囲気のために重要なんだ。

Q:スターをどう定義しますか?
R:たぶんその行動の仕方で。僕にとっては、スターはロジャー・フェデラーとかラファエル・ナダルだ。すごく一生懸命トレーニングをするのに、同時に謙虚なんだ。

Q:レアル・マドリーでは、ドイツ出身のエジルとケディラがいます。彼らのパフォーマンスをフォローしていますか?
R:もちろん。彼らは本当にうまくやっているね。すごく早く馴染んだし、僕が知っている限りこれまでのレアル・マドリーでは、彼らはチームを助けていると思う。それに監督の信頼も得ている、これはとても重要なことだよ。

Q:エジルもうまくやっていますね
R:エジルはファンタスティックな選手、非常に高いレベルを持っている。レアル・マドリーでは、皆彼に魅了されているだろうね。

Q:ドイツ代表の進化をどう見ていますか?
R:ドイツには本当に素晴らしいチームがある。エジルやケディラ、ミュラー、シュヴァインシュタイガーといった若い選手たちがいるだけではなく、いつもゴールを決めるクローゼのような、もっと成熟した選手もいる。ドイツはEURO2012のタイトルに向けて、良い展望を持った国の一つだろうね。

Q:あなたがフットボールの現役を退く時、自分の将来をどこに見出すのでしょうか?
R:唯一わかっているのは、フットボールの傍にい続けるだろうということ。どうやって...? まだわからないよ。今はただ、ひとつのことをしたいだけだ。プレイし続けること。だから僕はシャルケにいるんだよ。
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モウリーニョ
公式にも載ってましたが、23日のモウリーニョ。友人ルイス・カンポス氏のトレーニングDVDのプレゼンテーションに出席した場でのインタビューをASから
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Q:この中断は、レアル・マドリーがシーズン終盤の戦いに向かうのに良いものになるのでしょうか?
M:この中断は代表のためのもの。私は試合もできなければトレーニングもできない。5人しか選手がいないのだから。試合ができないと私は何かを失ったようだ。でも我々はあるようにあるのだし、中断があろうとなかろうと、確実に38試合を戦わなければいけないのだ。

Q:マノロ・プレシアードは、次節マドリー戦を金曜日に動かすのは嫌だと言っていました。この発言についてあなたは? 
M:いいんじゃないか。
(4月5日(火)にCLスパーズ戦があるため、マドリーが金曜開催を要望しているという話があった。本当かどうかは知りませんが、でもフランスとかかなりフレキシブルにスケジュール動かしたりするし、金曜開催くらいやってくれと思わないでもないですが。週末3日間サッカー見れるし。)

Q:最近あなたは、マドリーは世界でも最も難しいクラブだと言っていましたが...
M:マドリーは普通のクラブではない。もし私がマドリーの監督でなければ、ここには数人の子供と2、3人のジャーナリストがいるくらいだっただろうが、マドリーの監督だから全部のマスコミが揃うのだ。このクラブの監督をするのは他のクラブに比べてはるかに難しいもの。それは、そのフットボール以外の面やソシオの文化のためでもある。おまけにマスコミがここでの仕事をもっと難しくしてくれる。

Q:2月16日に、ASがペペの契約延長はまもなくだと報道しました。今この問題はどうなっていますか?
M:それは私が常に望んできたことだ。私がいつも言っていたのは、この問題について私は落ち着いているということ。なぜなら我々皆が同じことを望んでいるからだ。彼がクラブを出るだろうとか他のクラブからオファーがあると報道されていた時も、私はいつも、皆が同じこと、つまりペペが残ることを望んでいると言ってきた。私はまだ契約延長を確認していないが、それは本当にまもなくのことだとわかっているし、問題があるとも思っていない。

Q:クリスチアーノ・ロナウドの状態はどうですか?
M:検査の結果は、間違いなく彼が負傷しているということだ。彼のメンタリティからいって、彼はトテナム戦に間に合うことだろう。間に合えば公平なことだが、リヨン戦と同じように間に合うのなら、いつでも歓迎だ。

Q:ではイグアインは?
M:彼は初めていつもの試合、カスティージャとの11対11の紅白戦でプレイした。30分を2セット、60分間だ。スポルティング戦に間に合うかはわからないが、すぐに彼を起用できるようになるだろう。

Q:シティやチェルシーがあなたを来シーズン狙っているという話をどう思いますか?
M:私は、イングランドが私が最も楽しめた国であったことや、マドリーの後に行きたいと思っている国であるということを隠しはしない。私の意思は、ここでの契約を全うすることにある。まだ3年残っているし、経営陣や選手たち、ファンたちのサポートを得てうまくやっていきたいと思っている。契約を更新して悪いことがあるか? しかしその3つの部分の人たちが幸せでないなら、私はここを離れてイングランドに行くことだろう。私が得ている感覚では、選手たちは幸せだし、経営陣もそうだ。ファンの大部分もそうだと思っている。だから私の次の将来はマドリーにあるのだ。
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モウリーニョのQ&Aにあるように、イグアインは水曜日のトレーニングで(非公開)カスティージャとの練習試合に出場。木曜にはレアル・マドリーCとの練習試合にも出て、ゴールをあげたりアシストしたりと…予定よりずいぶん早い回復で、ASなんかは4月5日のスパーズ戦で召集に入るのでは、と書いたりしてます。さすがにそれはまだ早いだろうとも思うのですが、4月もスケジュールがタイトで、そこにイグアインが戻ってこれるというのは本当に心強いなと思います。

お久しぶりです

2011-03-25 04:17:58 | football
お久しぶりです。
2週間たってしまいました。改めて、今回の震災で被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

私自身にも身の回りにも大きな被害があったわけではないのですが、停電・通勤の関係で変化した環境に慣れるのに時間がかかっている感じです。不安は消えませんし、未来のこと(例えば次の試合について、なんてことでも)について考えたりするのが怖い感覚がまだ残っています。
それでも試合は見ています。CLベスト8進出も喜んでます。CLの抽選結果は…喜ぶべき? (ラウルがあんなにマドリーとは対戦したくないって言ってたのに、マドリーの人々はバルダーノ以外、ラウルのとことやりたいなーとか……。シャルケは逆山になったので、今シーズン中のラウルのベルナベウへの帰還はないんですね。)
あとは、イグアインが全体トレーニングに戻ってることも嬉しいです。どうやらペペが契約延長で落ち着いたらしいというニュースも嬉しいです。ベンゼマが妙に絶好調なのも嬉しいです。
アグエロが何度もtwitterで日本の被害を気にして、スパイクのオークションをしてくれるというのも嬉しい。バレンシアの片仮名ユニも、和ませてもらいましたしその気持ちが嬉しいです。この2週間の間に、本当にたくさんのフットボールの試合で(全部は知りようもないですが、欧州でもアフリカでも南米でもアジアでも)黙祷が行われ、日本語やたくさんの言葉で追悼や励ましのメッセージがつづられているのを見ました。海外クラブ所属の日本人選手たちからも。仙台ユースの子のこんな話も心に残る。
良い話、ポジティブな気持ち、ほっと和めるもの、サッカー見ることでそんな気持ちを取り戻せてる気がします。