けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

遠い存在

2007-11-14 00:01:27 | football
ASから、今回の代表についてモリエンテスの記事


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モリエンテスにとって、ルイス・アラゴネスの召集から漏れることはまったく良いものではない。第一に、モリエンテスがリストを外れたことを正当化するスペイン代表監督の説明は、いつも通りのものだった。さらにモリエンテスは現在リーガで6ゴールを上げる、素晴らしい時を過ごしている。

アラゴネスは記者会見で、モリエンテスを召集外にしたのは、ローゼンボリ戦でモリエンテスが負傷したからだと説明した。ムルシア戦の前だったらそれは正しかっただろうが、ムルシア戦でモリエンテスは先発、これは真実ではなかった。
「僕は怪我していなかったよ…アラゴネスがそう言ったのは知ってる。でもそうじゃないんだよ。ちょっとおかしいよね。僕にしてみれば驚きだった。ローゼンボリ戦の前にはリストに入っていた。でも後になって、僕は深刻な怪我を負ったという理由で、外されたままになった。もう長い間こういう事態になっているし、僕はこういうことを十分に達観して捉えている」
と、モリエンテスはエル・ラルグエロ(Cadena Serの番組)で語った。

モリエンテスは、ルイス・アラゴネスが述べた理由に対して感じた困惑についてさらに述べた。
「彼らに説得力なんてなかった今回の事態については、やり方も理由もあるだろう。確かにローゼンボリ戦の後に、彼らは僕がリストに入っていると言ってきた。そしてすぐに、怪我をしたから僕はリストを外れたと言ってきた。誰も怪我がどんな状態か尋ねなかったし、誰も良くなるのかどうかを知ろうともしなかった。誰も知らない、確かに僕とドクターを除いて、怪我がどんなだったか誰も尋ねはしなかったんだ。でも思い悩まないでいくつもりだ。ただ僕のクラブで上手くやっていくことだけを頭においていくよ」

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どうせモリエンテスもラウルも入らないだろう。そして結局そのとおりになった今回のスペイン代表召集でした。召集前の時点で、リーガで6ゴールを上げていたモリエンテス、リーガで5ゴール/CLで2ゴールのラウル、でも両方とも呼ばれません。
デランテーロで初召集のグイサは現在スペイン人ピチチ(7ゴール)、召集されたことに別に疑問はありません。いま勢いのある選手を攻撃に使うことは賛成です。確かにモリエンテスはローゼンボリ戦ではかなり痛そうな負傷交代で、召集を躊躇ったのもわからなくもありません。
でも上の記事にあるように、召集を匂わせていたのに怪我をしたら状態も確かめずにさっさと放り捨てるようなやり方は、いかがなものかと。選手への気遣いや敬意なんてまったくないようです。選手へのというよりは、特定のベテラン選手への、と言い換えるべきか。
何度か繰り返してきましたが、キャリアの残りが少なくなってきた時にこんな代表監督(もしくはその組織)が居座り続けていることが、本当に残念です。モリエンテスにとって代表は重要なもので、好成績を挙げている最高の舞台のひとつですが、現状ではますます遠い存在になっていっている気がします。


好調
ラウルは好調だ、という記事をMARCAから。
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ラウルは過去6年間で最も素晴らしいゴレアドールとしてのシーズンスタートを楽しんでいる。マドリーのカピタンは既にリーガで6ゴールを上げていて、これは最後にピチチになった2000/2001シーズンと同じようなペース。シュスターがマドリーに来て行った最初の決断の1つが、ラウルをデランテーロのポジションに戻すことだった。ラウルはそのエリアでプレイし続けていたが、ロナウドの登場でよりゴールから離れたポジションに移った。今は、ドイツ人コーチの元でラウルは再びラウルになった。そして再びゴールを生み出し始めている。
今シーズンは既にリーガで6ゴールを上げている。これは2000/2001シーズンと同じペースで、1998/1999シーズンより1ゴール少ない。どちらのシーズンでも、最終的にラウルは得点王になった。
ラウルは、あと1ゴールで35試合で7ゴールを上げた昨シーズンの記録に並ぶことになり、5ゴールしか上げられなかった05/06シーズンの記録を既に上回っている。

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