月のたび

日々の日記

トーク・スキル的なもの

2014-04-22 20:38:01 | しみじみ(滋)
上手に話せないって悩みがあります。

でも、人と面したとき、何を話せばいいか、考えてから話すとうまくいかない。

相手と良好な付き合いを保つためには、上手な会話や雑談が必要で、そこで上手に話そうとすればするほど、うまくいかない。

だから、何も考えない。ひらめいたことを口にすると、案外うまくいく。

それでも、自分の中で緊張感が生まれてしまうときもある。そういうときは、深呼吸をするようにしている。それで、緊張が減る。

そういう状態で、相手の目と目の間の少し上、ちょうど、仏像の場合ホクロみたいなのついてる部分を何も考えずに見つめていると、何かを思いつくことがあり、そのまま口に出せばOKです。あるいは、話の途中で、相手の気になった仕草をマネしてみるのも効果的です。ただなんとなく「この人の、こういうところが、おもしろい」というのを発見して、話してる間のその仕草をマネするのです。それだけで、相手との距離が縮まった気がしてきて、自然に話ができます。私の場合は、このやり方で、そんなに仲良くなかった方と話してるうちに、その人が毎朝、車に乗るときに見えてる景色が、見えてきました。霊感なんてないし、信じてもいない、単なる勘違いのはず。けれど、会話なんてその時の話題になりさえすれば、OKなので何でも話します。創作話だろうと。そんなもんです。

あるいは、こちらが相手を無心で見ていると、ふとしたときに、相手の鼻が大きくなる時のタイミングがわかって、それをプラスにとらえるといいです。成功間違いなし。実際に話したときにおもしろいところが見つけられると、仲良くなれること多いです。逆に、私の付き合いにくさに持て余し気味のために、そういう癖が出たのかもしれません。けれど、それはそれでOKですよ。相手のことよく解ったのだから。今度は、それを踏まえて、言いたいことが出てきます。

いずれにせよ、こちらから話しかけるのが基本です。それをトレーニングして繰り返していれば、あら不思議、会話を楽しめちゃってる自分がいます。そういうときって、相手に対する私の視線が好意的なんです。好意的な視線を初めからすることは、なぜだか出来ませんが、会話を通して打ち解けていくうちに、好意的になっている私に気がつきます。なので、付き合いってそういうものかな、つまり、頭の中で都合のいい話題を考えながら、話の流れで良好に会話を操縦するなんてことはまずできない。ぶっつけ本番的にやってみて、その場でしか思いつかないような展開になっていくのが楽しい。雑談のおもしろさ、ってこういうおもいがけなさ、だと思う。そのおもしろさをわかると上達しやすい。

だから、無心は大事です。

あとは慣れ。そして、予習と復習、反省と分析が出来ないと、その時はうまくなっても、そのうち元に戻ってしまいます。新しいトーク・スキルを身につけたら定着させるために、何度も繰り返す。これでもか、これでもかと、何度も繰り返す。そこまでできないと元の木阿弥ですよ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿