月のたび

日々の日記

趣味のたのしさを人に話す

2007-10-28 10:35:55 | ひとこと(重要性無)

自分の趣味を人に話すことができない。

なぜだろうか。

読書して面白い本を多く読んでいるのに、それを人に話せないんだよな。

話しても、一言で終わってしまい、会話じゃなく、つぶやきにすぎない。

本当に好きなことなら、人にその面白さを伝えたい、って思うものだろうが、いつの間にか自分はそう思わなくなった。人間関係は損しかもたらさなっかったから。

けれど、人同士のコミュニケーションって不可欠だから、今でさえ、ちょっと困ることがある。だから改善しないといけないのに、どうしたらいいかわからん。自力で解決しなくては。

こういうときに、self-relianceは大切だと思う。身にふりかかった災難を打開するのは自分の力以外のなにものでもない。地震も火災も戦争も根は同じ。Rush Limbaughという人がネットでいいこと言っているのを発見して久しぶりの英語を読んだ。アメリカの政治に興味はないけど、こういうのが何にも通用する正論だと思う。

 Those of us who watch -- and we've had a bunch of people that called from San Diego yesterday -- what we're seeing is 100% self-reliance, we are seeing people band together to help each other. You just mentioned they had more supplies at Qualcomm than they needed. We're not hearing a bunch of whining and moaning(哀れに泣き苦痛にうめく), people are not asking, "Where's the government?" The only people complaining are the Democrats and the Drive-By Media.(註:drive-byの意味不明) The people involved in this have accepted it for what it is, dealing with it for what it is, it is what it is. They can't change it. They're dealing with it and they're doing it in an optimistic way and it's very admirable to watch the way people are handling this disaster out there, that's what we who are not there who watch it on TV see, and it's inspiring(奮い立たせてくれる), in the midst of all this destruction(破滅のなかにあって) and what has to be, you know, again, I put myself in the shoes of people(そういう人々の立場に身を置いてみると) who have lost everything or have been on the verge of losing everything, and it's nowhere any of us would want to be, and I watch 'em, and I listen to them on television dealing with this sort of thing, and they're asked questions of people, Drive-Bys are begging them to complain, begging them to whine, begging them to blame somebody, and they're not doing that, and it's a great lesson for everybody who's watching this to learn how to deal with these kinds of things that happen.

 リンクを張りました。 引用は最終パラグラフです。

http://www.rushlimbaugh.com/home/daily/site_102607/content/01125115.guest.html


職業意識

2007-10-20 21:56:04 | 今日の出来事(重要性低)
いま私は会社で働くようになったが、いまいち良くわからんのが、「職業意識」というものだ。

これはわかるヤツはわかるが、わからんヤツにはわからないもののように思われ、会社の面接などのときに、この『職業意識』なるものを面接官は見抜こうとするのだろう。

そもそも、私はなぜ職業意識が必要なのか、それはどんなものであって、どうしたら得られるのかなど、おそらくは仕事をするにあたって根本的に必要なことが、自分には全く教えられる機会もないし、誰も教えてくれない。私の見えない別の世界がこの世間にあって、その論理が見えないから普通の社会人とはズレた人格になってしまっている。だけど、それを教えてくれる者などいない、という状態なんだろう。

幸運にも、今はある会社に入ることができた。だから私が社会人として欠陥商品なところは一応問われない。けれど、これから、大変な仕事をしていくときに、いかなる職業意識を保持してるかが問われてくるだろう。仕事のルールに自分を合わせていく過程で自問自答しなくてはならん。そういうとき、孤独を感じる。

対話のしかた

2007-10-15 21:46:31 | 今日の出来事(重要性低)
先週、大槻ケンヂのCD『人として軸がぶれている』買って以来、毎日聴いているが、ほんとに同時代人としてその感覚が良くわかるんだけど・・・。

今日も会社行って、帰ってきたけど、バイトとかフリーの期間が長かったせいか、コミュニケーションが苦手になっている自分を感じる。そうなんじゃいけない、ってのはこの歳になればわかってるのだけどね。でも、イマイチなんだな。

以前、中島梓『タナトスの子供たち』読んで、すごく感銘受けた。人によっては、何書いてあるのか、論理的にごっちゃでわからない、って言う人もいる。でも、自分は同時代人としてすっごい感覚的にピンと共感するものがあった。一言で言えば、私の根底の病は「コミュニケーション不全」だ。かなり、重症らしい。

でも、もう歳だから、この会社に腰を据えて全力でがんばらねばならぬ。そのためには社内の私を陰に陽に支えてくれる従業員たちと適当に会話してかなくちゃダメ。どこかで逃げてる自分がいる。傷つきたくない自分がいる。でも、自分を救うのは自分以外にない。

だから、対話を何とかしなくては。このブログで考えていきたい。

実は、ささやかなブログ持っているのを、上司に自慢できるように社内の人が読んでもいいように穏やかな内容にしていたのに。

持つべきものは真の友

2007-10-08 22:06:07 | 今日の出来事(重要性低)
今日、千葉マリンスタジアムへ行った。大学時代の友人が熱いロッテファンで、大事な試合だそうだ。

久しぶりの再開に互いの近況を語り合い、共通の友人の行方等も聞いたり話したりした。ヒモが切れてバラバラに飛び散ったネックレスの宝石みたいだ。皆それぞれ辛いことあるだろうが、友の大切さには比べられない。今このように笑顔で出会えるのは幸せだ。

仕事の感想

2007-10-07 20:34:12 | 今日の出来事(重要性低)
9月に今の会社に入ってから40日近くになるが、私にとって、このごろから苦難の時期を迎えようとしているのを感じる。フレッシュマンとして歓迎される時期はおわりつつあり、今は会社の一番の下っ端としての扱いの時期の始まりである。だからといって、会社の方々を非難してはいけない。長い目で見れば、結局、少しは扱いに不満でも、真剣に仕事に取り組むかぎり、プラスになって返ってくると信じる。それに、仕事で叱られても、上司はよく見てくれており、その穴埋めに、仕事を終えれば親切にしてくれる。

逆に考えると、独立したり、別会社に行ったりした人には厳しいことはもう言ってくれない。だから注意してくれるのは、ありがたいことだ。

それに、仕事の内容やあしらわれ方は前の会社に比べればずっと穏やかである。けれど、こんなこと口に出したらこれからが不安だし、今の会社で果たしてずっと働き続けられるのか、未来が見えない以上、ハッキリしてない。だが、この仕事で一応の大成を見ない限りは、何をやってもダメだろうな。だから実質上辞めるわけにはいかない。腰をすえて仕事や上司に立ち向かっていかなくちゃならない。

松下幸之助さんの著作を読んで、がんばってる。辛ければ辛いだけいろんなこと考える。こういう本に出合えたのはよかった。

あと、前野茂『ソ連獄窓十一年』を買って読んでいるけど、しんどい勤めを終えたあとに読む本としては面白くためになる。そもそも、自分が今の会社入って、一からやり直そうと思ったのも、ひとつには多くのシベリヤ抑留記を読んで、生活が破滅した以後の人生を、生き抜いた人の体験に共感したところが大きい。ひきこもり時代の読書が今の私を方向づけてくれ、支えてくれる。

そのほか、シベリヤ抑留記の中で特に面白いと思ったものを列挙しておく。
いずれも抑留者の表情や息遣いが感じられるような名著だと思う。

鈴木敏夫『シベリヤの勲章』
鈴木敏夫『続シベリヤの勲章』
斉藤邦夫『シベリヤ抑留兵よもやま物語』
山本喜代四『シベリヤ抑留記』
保坂正康『瀬島龍三』(厳密には抑留記ではないが面白い)

面白い!面白い!面白い!

2007-10-01 23:15:50 | 読書(興)
ロマン・ローラン『ジャン・クリストフ』の面白さをしみじみ感じている。

私が見ているように、人生をみているから面白い。

これが、戦後の作家となると登場人物のキャラクターの描写が中心でわけわからなかった。

スタンダール読んで感想持たなかったし、ドストエフスキーはキャラ描写ばかりで読みにくいし、戦後の国内の作家たちもイマイチだった。自分のキャラクターを神聖に祭り上げるようないやらしさを感じる。

でも悪いのは、いままで読書してなかった私のほうだ。