月のたび

日々の日記

休まず働いてよかった

2017-12-09 22:05:19 | しみじみ(滋)


今日午前中は庭園の落ち葉拾い。朝は寒かったが、日が上がるにつれてあたたかな陽気に。

普段なら忙しい12月だが、今年は営業してないので、仕事はチラホラだけど、それでも「やや間に合わない」程度の忙しさです。

そこで、コンビニでお昼を買い、私だけのくつろぎの休憩場所でお昼にした。山は自然に紅葉の最中だった。

そして、考えた。午後は仕事にしようか、休んでドライブでもいこうかと。

結局、前から言われてた年末のお墓の掃除をした。依頼人によると、「あるとても有名な人物の子孫らしい」といわれて、それは名前はここで言えないが、中国史で例えれば、劉備玄徳とか諸葛亮並みの知名度ナンバーワンの人物なのだ。言えないのが残念だが、本当かどうか、真偽は不明なのだけど、そんな人のお墓かもしれないもののお掃除をできるなんて、光栄なことだ。密かに誇らしい思いだ。そこで、もともと日本史に詳しくないので、この際、アマゾンのキンドルで伝記を注文した。

いつも頼まれる方だし、お中元とお歳暮もわざわざ送り届けて下さるので、今回はいくつもある墓石のすべてを、午後の半日を使って、草取りしたり、タワシでよく擦って、コケのような汚れをできるだけ洗い落した。まあ、本当をいうと、儲けにはならないくらいの金額で請けているのだけど、「こういうことがきっかけで、なにかいいことあるといい」っていうプラス思考に徹するようにしている。キンドルで伝記を読むのもそういうきっかけの一つだ。

それに、実際、掃除してみて、本当に良かったと思ったよ。中途半端に、この土曜の午後をドライブで過ごすよりは、たとえ稼ぎは少なくとも、誰かのために働くというのは、まず自分にとって利益になると思う。心が輝くような、淡くて言いにくいけど、それでもちゃんと感じる快感というようなのを感じることができるよ。それは、なんといっても、「実際にやってみないとわからない快さ」としか言いようがない。

そして、仕事において、この感じが一番大事な部分だと思う。

それでね、今晩、このブログ書いて思うのは、やっぱりそれが大事だし、それを大事にすれば、いずれ幸せになれる、いやもうすでに幸せで、それがだんだん他の人にも伝わって広がるだろうということを思う。

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