月のたび

日々の日記

これでいいのか

2008-09-27 23:50:50 | しみじみ(滋)

中山国交相が辞任のニュースがあった。

こんな政治じゃよくないよ。

なにもしてないもん。まだこれからだというのに、辞めていいものじゃない。人と違ったことする人を叩く風潮ってよくないと思う。

 このごろ、ニュースの価値がますますくだらなくなってきた。すぐ忘れられるようなことを大騒ぎで報道する。NHKのニュースがその典型だ。どこの力士が大麻を使っていようが、関係ないでしょ。 他にニュースがないから、そんな些細な事をしつこく繰り返してる。

何が大事で、何がくだらないか、そういう判断って難しい。でも、価値判断できなくちゃいけないと思う。価値判断せずに曖昧を通してきたからこそ、政党やメディアがほんの一部の特定の勢力に乗っ取られて偏向した報道や政治が行われる。

中山国交相は今からでも辞任を取り消すべきだ。自分の主張を貫くためには辞任してはならない。自己の主張を武器として最後まで戦うべきだ。こういうことをやり通す政治家が権力者からつぶされる時代だからだ。


彼岸の中日に思うこと

2008-09-23 21:46:24 | 読書(興)

これはどうでもいい、何を言いたいのかわからない、くだらない話なので、いい加減に聞いて欲しいのですが、今日、八木弥太郎著『ラバウル南溟記 戦場に果てし霊(みたま)よ安らかなれを読了した。この本は戦争へ行った一兵士の記録であり、苦しい時代と戦友に対する思いが熱く深く込められている。戦争とは無縁の時代に生きてる私が、仮にいま戦争でラバウルに行くことになったら感じるであろうような平凡な人間の視点から書かれており、遠い昔の話なのにすごく共感させられる名著です。

その中でいのちや魂について八木さんの独自の臨死体験を交えながら考察した箇所がある。その一節の引用です。

 囁く声がする。すでに別の新しい人間の履歴が私のために用意されているのだという。

引用は戦後の混乱期に肺炎にかかり、死にかけたときの体験である。身体を離れた魂がどこか別の場所でそういう声を聞いた、という。

もしこの臨死体験を信じるなら、魂は肉体が滅んだ後も残っており、別の肉体に乗り移って、再び人間として生きていくわけで、言わば人間世界は輪廻の繰り返しになる。

こうして生きている私も、死んだ後で生前の記憶、思い出は消され、性別や家族構成、国籍などもリセットされるかも知れぬ。

とすれば、今の私とは全く別の人間になるわけで、別人の私は、生まれた環境から脳の大きさ、性別、何からなにまで違う。だから考え方、立ち居振舞い等も違ってくるだろう。ただ同じなのは、そういういろんな属性を与えられる以前の、元素みたいな、魂となづくべきもの。じゃ魂って何?と聞かれてもわからぬ。

けれど、元は同じはずの魂が、あてがわれる肉体や運命の違いにより、別人になるからには、「私は私、他人は他人」って区別は成り立たなくなる。「今の私と対立してるあの人は、元の魂が似ているかも」といえなくもない。

それから発展して、仮に八木さんの輪廻説が正しいならば、元の魂って、誰でも同じなのかも知れない。同じ魂でも、複雑な世間の仕組みのために様々な人間模様をなしているのかもしれない。

あるいは、勝手な想像だが、人間以外の蜘蛛や蟻だって、人間の知性や肉体や本能を与えて、人間の環境に住まわせられれば、脳の働きや指先の器用さといった能力も同じわけで、だから、現在の自分の目の前の蜘蛛や蟻は単に肉体だけは虫けらであって、もっと基本的な元素的な「何か」はヒトと同じものかもしれない。

常々口にするが、私は何のために生きているかわからぬ。わからぬけど、お互い人間同士、そんなことわからぬわけで、それでも人として、うれしいことはうれしく、かなしいことはかなしいわけで、現在の私はただ生きているだけだが、でも「私は私、他人は他人」ではなく、「他人も私」かもしれない。そんな気がした。


明日は自民党の総裁選挙だ

2008-09-21 21:27:57 | 政治(・・・?)
今日、ネットを調べていたら、いろいろ面白いことを知ることができた。
石破茂さんが、you tubeでいいこと言ってた。福田総理の辞任について、当ブログの主張に共感でき、意見の一致に少し驚きました。
こういう、しみじみ語りかける口調を聞いていると、真剣に考え、働いているのがよくわかる気がする。いままで知らなかったが、石破さんはよいです。人柄がにじみ出ております。

当ブログでアップロードしたいところだ。アップロードしたいところだが、著作権に触れるので、TBSラジオへのリンクだけにしておくので、興味ある方はお手数ですが自分でyou tubeを調べてください。

アクセス特集・宮崎哲也+石破茂+渡辺真理・0902をダウンロード

これも面白いです。
「戦争に憧れる若者たち~宮崎哲也vs石破茂vs渡辺真理~ 」をダウンロード

明日は自民党の総裁選です。

総理辞任

2008-09-07 08:24:26 | 政治(・・・?)

福田首相が辞任するらしいが、誰が総理になろうが、総理として全力をつくすはずで、これまでの福田総理も一日一日を全力で働いたはずである。

 それが、新聞でもテレビでも伝えられない事実だろう。

 総理の立場から同情するものは居ない。

なぜ辞任するのかよくわからない。感じるのは、まさしく「使い捨てられて消える」ような印象。

安倍総理の時もそうだったけど、すごく後味が悪い。まるで、人が不慮の事故で亡くなったり、仲の良かった友人と別れたときみたいな空虚さ。

志なかばで倒れた一人の人間に、ねぎらいの言葉一つも掛けずに使い捨てるのが今の社会だ。

なのに、メディアは次の総理やら閣僚やらの人事に強い興味を持つようであり、その大げさな騒ぎぶりがイヤだな。


頑張った自分にご褒美

2008-09-06 22:51:23 | ひとこと(重要性無)
今月の3日でやっと、この会社で1年が過ぎた。

それを聞いて中隊長(仮称)がしみじみと一言。

「よくがまんしたなあ」

その言葉が全てだ。

同時に、私の苦労をよく理解してくれる方が、この会社には多いと感じた。

班長から疎まれること多い頑固者の古兵殿も、班長の見てないところで私の手助けをしてくれる。