ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

3 キッズワインアカデミー 64ページ目

2009-10-26 22:15:42 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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理事長   和さん自身の意見は?

和音    3本目のワインも、理事長のワイン会にふさわしいものでした。

      惜しむらくは、バローロではなく、バルバレスコだったことですね。

理事長   お二人は、バルバレスコだと主張しています 。

      3本目のワインのラベルを見せてください!

卒業生   やはり、バルバレスコだ!

理事長   狩野さんの指摘通りでした。

      バルバレスコ・リコッサ2004年でした。

      どこかのタイミングで、バローロに変えて、バルバレスコを出すよう

      に、言っていたのです。 

卒業生   おや?

理事長   どうかしましたか?

卒業生   和さんの言葉で、惜しむらくの「惜し」は、04年にかけていたので

      すか? 


和音は、にこやかに笑っているだけだった。


理事長   和さんの、そこが神秘的なところですね。

      結局、和さんがバルバレスコのヴィンテージを当てていたのか、おい

      しく飲んでいただけなのか我々にはわからない!


その後も理事長のとっておきのバローロを楽しんだ!


和音    とてもおいしいバローロの数々でした。
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