ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

5 特急列車の売り子 111ページ目 

2011-10-26 22:39:48 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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桃子     コーヒーの香りのするワインって色々あるのですね?

佐山社長   これらは、ほんの一部だよ!

       和音さんとテイスティング対決するワインは、これから何度か二人で

       テイスティングしながら決めよう。

桃子     はい。

佐山社長   コーヒーの香りのワインは、これぐらいにして、さあ荒川さんの歓迎会だ!

       ロマネ・コンティを飲みながら、食事をしよう!


 佐山社長は、ソムリエに、キープの中からロマネ・コンティのサーブを頼んだ。


佐山社長   さあ、ロマネ・コンティを飲んでみて!


 桃子は、ロマネ・コンティの香りをゆっくり嗅ぎ、そして口に含んだ。

そして、しばらく沈黙が続いた。


佐山社長   どうしたの?

       おいしくない?

桃子     あっ、すいません!

       あまりのおいしさに放心状態になっていました。

       これが世界で最高峰の赤ワインなのですね?

       とても美味しい!

佐山社長   喜んでもらってうれしいよ!

       
 その後、二人はロマネ・コンティと食事を楽しんだ。

そして、佐山社長が聞いた和音のテイスティング対決の話を桃子に聞かせた。

 


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