ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 138ージ目 盲目のソムリエ カオール

2014-03-18 20:40:28 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【138ページ】


 電話が鳴り、和音 通(ワオン トオル)事務所の受付の高野 由香里

(コウノユカリ)が応対に出た。

「はい、和音 通事務所でございます。」

「大沢ですが、和音さんに、指定の銀行に今日1,100万円の振り込みを

させていただきましたとお伝えください。」

「はい、承知しました。」


 由香里は電話を置くと、和音から依頼されていた資料を持って、テイスティング

ルームに行った。

和音は、カオールのワインの飲み比べをするところであった。

ワイン通倶楽部の会員の社長から、大手スーパーで売り出すカオールの選定を依頼されて

いたのである。

由香里が入り口でノックをした。



「入っていいよ!」

「失礼します。」


和音は、由香利の手に持っている書類に目をやった。 


「依頼していたものができたようだね?」

「はい、こちらです。

それと先程、大沢さんから1,100万円の振り込みの連絡がありました。」

「ありがとう」


 大沢理事長からの1,100万円の振り込みの内容は、和音をワイン会に呼ぶと

100万円、その時テイスティング対決を挑むとプラス500万円、さらにトリック

を使うとそれに500万円が追加になるのである。



グレヨン・カオール 赤 750ml
クリエーター情報なし
グレヨン・カオール

 

スミレの育て方3月 スミレの花を楽しむ 中辺路(なかへち)スミレは白花

2014-03-18 19:38:07 | スミレの月別育て方
 夏にスミレの閉鎖花から種を採取し、取り蒔きし、発芽した苗が

室内で冬越しをして、花を咲かせ始めています。


 一番最初に咲いたのが、串本スミレ(和歌山県串本市の野生のスミレ)で、

次にコモロスミレ白花(園芸店で購入し、その閉鎖花を蒔く)が咲き、今

中辺路スミレ(和歌山県中辺路地区)が咲きました。








  中辺路スミレの花は白色で、通常のスミレの花よりも小さいです。






白花小諸スミレ
クリエーター情報なし
岩崎園芸