ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 137ージ目 盲目のソムリエ レゼルヴ・デュ・ジェネラル

2014-03-17 20:30:33 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【137ページ】


「お父さん、打田さんからの手紙が入っています。

私が読みましょうか?」

「ああ、頼む!」

「粉河先生、和音さんとのテイスティング対決用のワインを6本送付させて

いただきます。アルタ・エゴ・ド・パルメの2008年、2006年、

2004年、2002年、2,000年、そして残りの一本は・・・おや?」

「賢治、どうした? 残りの一本は1998年ヴィンテージでは?」

「それが、レゼルヴ・デュ・ジェネラルの1997年なんです。」

「1997年?、うんうんうん・・・」


 粉河は、しばらく打田の意図を頭の中で考えを巡らせた。

これが秘策? ブラインドテイスティングも対決用の仕掛けであったが、

これも1998年のアルタ・エゴ・ド・パルメと思わせる仕掛けの一つか?

2年おきのヴィンテージを揃えると、当然アルタ・エゴ・ド・パルメの

初ヴィンテージの1998年だと思い込ませることができる。

1997年までは、シャトー・パルメのセカンドワインはレゼルヴ・デュ・ジェネラル

であった。

そして、このトリックもまだ打田の秘策ではない。

さらに、私自身の秘策も持っている。

大沢理事長、テイスティング対決は私達の勝だ!


「賢治、さあ、テイスティングを始めよう。」

寺ヶ池公園④ 四季の広場へ戻る スミレを発見できなかった公園⑧

2014-03-17 20:02:55 | 公園のスミレ・スミレを探した公園
 寺ヶ池に沿って歩いていると、登りの階段がありました。








 階段を登った所から寺ヶ池を撮影。








 寺ヶ池の周回ウォーキングコースのほんの一部しか歩いて

いないのですが、この後予定があったので、四季の広場へ

戻りました。


 四季の広場で梅の花が満開でした。



 



 梅の花のアップの画像です。