ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 新型ロボットソムリエ 157ページ目 

2010-11-07 07:16:31 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【157ページ】


専属ソムリエ  ムルソーのワインは、緑色がかかった黄金色をしていると表現される

        場合があります。

        一瞥だけでは、判らないワインを選んだのですが・・・・。

博士      さすがトップソムリエも敵わないとうわさの和さんだね?

        味覚や色やワインの気等総合的に判断したと思うよ。

専属ソムリエ  そうですね。

博士      ところで、和さんの久美に対するレベルアップのアドバイスをどう思う?

専属ソムリエ  久美さんは、テイスティング力については、ソムリエとしてトップクラス

        です。

        それを美人に例えて、すべての面でトップソムリエの平均的な力が

        ないと一流のソムリエと言えないということですか? 

博士      私は、もっと個性を磨けということかな?と思ったのだが・・・・。

        トップソムリエのいいところをすべて取り入れようとし過ぎると、平凡なソ

        ムリエになってしまうのでは?

専属ソムリエ  とらえ方が正反対ですね?

博士      いや、両方の意味合いを込めているのかも?

        テイスティング力だけではダメだということと個性を出せということを。

専属ソムリエ  なるほど!