星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

他のページは?

2007-09-25 | 持ち帰り展覧会
西宮市大谷記念美術館で開かれている「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」には、大勢の人が来ていた。

私は、2000年の原画展で買った絵葉書を今も大切にしている。
イタリア人ヴィットリア・ファッチーニさんの
「エンドウ豆とちょうちょさん、男の子と女の子、どっちがすてき?」





この本の他のページでは、どんなことを比較してるのか、ぜひ見てみたい。

まだ大谷美術館が、畳敷きの旧館だった頃、この絵本展で、佐野洋子さんの作品に出会った。油紙のようなゴワゴワした茶色の紙に描かれたオレンジ色の女の子。その女の子と私、目がねー、あってしまったの。

            

今年の原画展では、こんな経験はできなかったけど、他のページも見たいと思った作品があった。

ドイツのロッテ・ブラウニングさんの「かげのお話」
~ここは、影が願望をあらわしてしまうサトラレの街。ペンギンさんの影はクジラ、歩く男女の影はキスしてる、街灯の影は樹木、お転婆な自転車に乗った女の子の影は、男の子をぐるぐる巻きにしてる。この街を歩く私の影はどんな形をしてるんだろう?

ブラジルのエリー・ナカヤマさんの「みんなの家」
~2羽のカラスが紙袋に入ってる組立式の家、電熱器のコードをぐるぐるたどる暖かそうなモグラの家、チーズの穴のようなカラフルなテントウ虫の家。私の家はどんな形をしてるんだろう?彼らに対抗しようと思ったら、四角では、さみしいな。

イタリアのマリアンナ・フルヴィさんの「外出」にも気になる子がいた。
 この子、猫なんだって。

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