@「信念」「情熱」「行動」「継続」に繋がる、所謂アントレプレナー的必須要素の書だ。現代、「自分を売り込む世界」を自分自身が作り発信できる環境が多くなり、ここにある「自分自身の紹介プレゼンテーション」を作ることを奨励したい。「自分を知る」事は仕事を辞めた時、落ち込んだ時に「自分のスキルレベル等を表現するカテゴリー」などがあれば最高に役に立つ事だろう。更に生涯にかけて世界を見る旅(留学)をぜひお勧めしたい。
『選択できる未来を作る』松岡陽子
「概要」「シャイすぎる子」がプロテニス選手を志し渡米後、MIT、ハーバードでロボット工学者に。その後はグーグルX、ネスト、アップルで活躍し、現在はパナソニック ホールディングスで新事業「ヨハナ」を立ち上げている。「なりたい自分になるための道の選び方」を知っている。
ー必要なこと3つ
Mission(使命)
Passion(情熱)
Optimization(最適化)
ー「人生は何章もある本のようなもの」
自分が一番のめり込めるもの(夢中になる事)を求め、探す
将来役に立ちそうなスキルや経験を積むと自然に将来は開けてくる
人と違うところを大切にする(みんなと違う意識)
「ミッションドリブン」なりたいと言う自分に使命を立て原動力にする
ー米国大学での教訓
教授や研究者は費用を自分で獲得しなけれならない
プレゼンテーション力を得る(ジェスチャー:指を開かないで腕を伸ばして数える)
テクノロジーは進歩的であるべきだが、進歩すぎてはいけない(ユーザに拒否に遭う)
仲間と一緒に、人の為に、人が作り、役に立つものを(チームワーク)
完璧主義から「できない理由」を先に考えてしまう(欠点)
人に助けてもらうことに躊躇しない
多様性が高いチーム作り(経験や価値観)
ー人の採用に基準とした7つのポイント
スキルセットが自分と違う人を選ぶ
意見が合うだけの人よりも、意見が違った時の討論ができる人を選ぶ
優秀でも企業文化に合う人を選ぶ
自分のためではなく世に役に立つを優先する人を選ぶ
「学べる人」を選ぶ(新らしいことに興味を持ち学ぼうとする人)
物事の説明が上手い人を選ぶ
実行力のある人を選ぶ
ー選択肢と価値観
「見える化」するカテゴリーを作り自分で評価する
ミッションがあれば迷いは減る
「最適化」(Optimization)優先順位を決め行動する
ー母の言葉でプロテニスを諦める
「世界ランキング1位になれば素晴らしいけど、100位くらいの生活を考えてみなさい」
ー「テクノロジーが未来を作る」ではなく「テクノロジーで未来を作る」(人が入る)