美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留

2024-02-21 08:15:53 | 解説
かんのふ寺といへばおらが近所にの
感応寺は谷中にあった天台宗のお寺である。湯島天神、目黒不動と共に富くじで知られている。今でも宝くじが盛んであるが、そこには毎週必ず億万長者が出ているはずである。この句はそのことを具体的に述べている。近所の人が当てたのか、たんに買っただけなのか含みを持たせている。「の」で止めているところが技であり、笑わせ所である。素朴な感じがするから地方の人かも知れない。
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「私の好きな句」

2024-02-21 08:13:56 | 川柳マガジン

小気味いい毒舌ふるい世相切る
少し毒あって女は魅力的
毒吐いて気持ちすっきりまた介護

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一日一句

2024-02-20 08:19:39 | 一日一句
一日一句
脳活にパズルを妻と奪い合う   美和山吹
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「私の好きな句」

2024-02-20 08:17:04 | 川柳マガジン
電話
古里の風も運んでくる電話
わたくしで分かる電話が弾んでる
応対で社風が見える電話口
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一日一句

2024-02-19 08:13:15 | 一日一句
一日一句
買い替えた電話わが家へかけてみる(ユーモア)   美和山吹
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「誹風柳多留

2024-02-19 08:10:34 | 解説
ねいねいと四五人帰る正洞寺
正洞寺は下谷にあって紅葉で知られている。それをだしにして、吉原へ廻る手合いが多かったようである「ねい」は武家の使用人などが主人に対して使う言葉で「ハイ」という返事である。ここではだから「ハイ、ハイ」と重ね返事の事である。主人は遊んで帰るので、ついてきた中間は帰されたのだ。中間も四五人だから、遊んで帰る方もそれくらいいたことになる。
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「私の好きな句」

2024-02-19 08:07:44 | 川柳マガジン
電気
ささやかな充電ですよ焼き鳥屋
節電が暮らしの無駄を洗い出し
原発の安全神話仇となる
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「川柳マガジン」2月号

2024-02-18 08:08:09 | 一日一句
「川柳マガジン」2月号     

世話(超柳派)
持ち時間ふろめしねるに捧げます   佳作 浜知子選
             美和山吹

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「私の好きな句」

2024-02-18 08:06:04 | 川柳マガジン

企業戦士ここが天国縄のれん
天運にすがる心地の受験生
幸せは八分で良しと天の亡母
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一日一句

2024-02-17 08:23:16 | 一日一句
一日一句
成果上げ趣味が余生と言わせない   美和山吹
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