かんのふ寺といへばおらが近所にの
感応寺は谷中にあった天台宗のお寺である。湯島天神、目黒不動と共に富くじで知られている。今でも宝くじが盛んであるが、そこには毎週必ず億万長者が出ているはずである。この句はそのことを具体的に述べている。近所の人が当てたのか、たんに買っただけなのか含みを持たせている。「の」で止めているところが技であり、笑わせ所である。素朴な感じがするから地方の人かも知れない。
感応寺は谷中にあった天台宗のお寺である。湯島天神、目黒不動と共に富くじで知られている。今でも宝くじが盛んであるが、そこには毎週必ず億万長者が出ているはずである。この句はそのことを具体的に述べている。近所の人が当てたのか、たんに買っただけなのか含みを持たせている。「の」で止めているところが技であり、笑わせ所である。素朴な感じがするから地方の人かも知れない。