美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「私の好きな句」

2023-11-16 07:48:16 | 川柳マガジン
揉める
老人の眼鏡に読めぬ但し書
ちょっとした事で揉めてる赤い糸
揉めそうな話は酒で丸くする

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「誹風柳多留

2023-11-15 07:51:16 | 解説
意趣でも有ルかなにもかもいせしるし
「伊勢物語」は平安期の文学作品で作者は不詳ながら、主人公は在原業平とされている。業平は実在の人物で、平安初期の歌人で三十六歌仙の一人である。多聞に伝説化され、二枚目で、色好みにされている。いずれも業平を想起させる。
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「私の好きな句」

2023-11-15 07:48:14 | 川柳マガジン
平気
老いの耳平気な顔で聞き流す
躓いて平気装う芸達者
羨まし平気で嘘が言える人

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「私の好きな句」

2023-11-14 07:37:37 | 川柳マガジン
特典
送料も当社負担と急くサプリ
高齢者証わたしの微罪重ねゆく
肩書の妻で特等席にいる
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「誹風柳多留

2023-11-13 07:27:21 | 解説
哥カルタ気色とらぬともっととれ
かるたは百人一首。気色にはいろいろの意味があるが、ここでは気分、意識のしすぎということではなかろうか。なかに気になる女性がいて、つい張り切りすぎたのである。明治頃まで、このかるた取りは恋の駆け引きに使われていたようである。それはと児の文学作品にも頻繁に出ていることでもわかる。  
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「私の好きな句」

2023-11-13 07:24:28 | 川柳マガジン
世間
世間体気にして生きるかたつむり
この年で苦労知らずの私です
アナログの森で世間を狭く生き

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ベスト川柳

2023-11-12 07:53:07 | 川柳マガジン
ベスト川柳

天国へ旅立つ前の羽繕い    佳作   
         美和山吹

                               みぎわはな選
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「私の好きな句」

2023-11-12 07:50:15 | 川柳マガジン
化粧
生き甲斐を見つけた母が紅をさす
口紅が鏡に笑うママの留守
眉描く手震え左右が個性的
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「私の好きな句」

2023-11-11 07:27:16 | 川柳マガジン

お互いに蓼食う虫と笑う縁
入院が縁でナースに一目惚れ
縁あって半世紀漕ぐ夫婦舟

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「誹風柳多留

2023-11-10 07:26:49 | 解説
谷中門くぐるハけちな花見連れ
上野に花見に来て、二次会をどこでやろうかという図である。
谷中門は上野寛永寺から谷中方面への出口である。近くにいろは茶屋がある。今でいえば喫茶店である。この時代東門、清水門、新清水門、谷中門、下谷口南門、谷中門、北門とあった。北門を出れば吉原へ抜けられる。
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