美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留」

2024-07-31 06:47:56 | 解説
きんぎ書画ならべた斗しりんせぬ
吉原の花魁のトップクラスは、禿の頃から和歌や書画・骨董、あるいは囲碁・将棋にまで、あらゆる分野のことを身につけさせられる。しかし時代が下がるとそれがだんだん形式的なものになり、床の間に飾られた軸も読めず、書籍も積ん読ということになる。客もそんなことは気にしない輩ばかりである。たまに訊かれても「知りんせぬ」で済んでしまう。きんぎを漢字をあてれば琴棊で、棊は囲碁将棋の類。

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