乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

七股塩山

2016-01-01 | 台湾
 台湾・台南市の観光地七股塩山に行きました。ここには興南客運の一般の路線バス(左)のほかに観光向け路線バス「台湾好行」(右)もやって来ます。


 ここはかつて製塩施設があったところを閉鎖後塩をテーマにした観光地にしたというところです。バス停や駐車場の先にはさまざまなかたちで塩を使った食べものの店が立ち並び食べないわけにはいかない気分になってしまいます。


 とりあえず勢いで石焼ならぬ塩焼き栗を買ってしまったあと最も人気があるように見えた塩入りアイスキャンディーを食べました。なるほど塩味がきいています。


 これは塩焼き卵です。卵を殻を割らずにそのまま塩の中で焼いたというもので硬めのゆで卵という感じでした。


 さらに塩豆花に塩コーヒーと食べて飲んだらおなかいっぱいです。


 食い気が落ち着いたら見物にうつります。塩山の脇に見える恋愛成就系のおまじないをする「縁屋」は塩(yan)と縁(yuan)の音が近いことを掛けて塩の多いところ、すなわち縁の多いところだからLOVEなのだそうです。日本語の漢字音だと近いどころか同じなので日本でも使えそうな手ですね。


 招き猫はまあ縁起モノということなのでしょうか。


 台湾で有名なナローゲージとくれば製糖鉄道や阿里山森林鉄道ですが、ここには製塩鉄道があったので車両が展示されていました。


 屋内にもたくさん保存されています。右の青い巡道車は存在感があり記念撮影用パネルもあってここの目玉という感じです。


 製塩鉄道は保存展示されているだけで乗れませんが、乗れるものにウマと観光地によくある豆列車風トラクターがあります。


 豆汽車に乗ってみたところ専用道に専用橋まであって案外鉄道っぽくなかなかあなどれません。


 豆列車の着く先は「台湾塩博物館」ですが改装中で展示はわずかでした。そのかわり入場料をタダにしていたので好印象です。ここにもナローの機関車が展示されていました。


 という具合の塩がテーマの観光地ですがナローが好きならその方向からも楽しめるのではないかと思います。

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