乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

映画「タクシー運転手」の修理工場

2018-07-06 | 韓国
(前回のつづきです。)
 アゲマキガイ定食を食べた筏橋から全羅南道・光州の名物的なバス、錦湖高速の市外バスに乗り順天綜合バスターミナルに出ました。


 ここでの目当ては映画「タクシー運転手」絡みです。劇中には順天のバスターミナルのシーンが出てきますが、撮影には古びた外観の慶尚北道星州のバスターミナルが順天のターミナルとして使われています。ではなぜ順天に来たかというと別のシーンの撮影地があるからです。
 ターミナル近くの江南路を北上し城東橋を渡った先の信号で右折する角にこの先が撮影地という案内が出ていました。ターミナルから800mくらいとそう遠くないところです。

 右折するとすぐに撮影地の記念パネルが置かれ劇中に登場する自動車修理工場「城東カー工業社」がありました。この名前は劇中と同じ、つまり実名で出演(?)したので看板も映画で見たままですが劇中では順天ではなくソウルの工場ということになっています。ソン・ガンホ演じる主人公が弁当を食べるシーンの小部屋を見せていただいたところ物置として使われている場所で実際には弁当を食べるスペースはなかったり頭の中で劇中を思い出して重ねて行くのは面白いものです。


 という具合に順天のソウル(?)を見たあとは順天駅に出て慶全線経由釜田行きのムグンファ号に乗りました。慶全線というと非電化単線の曲線だらけで遅いイメージでしたが今や順天以東はずっと新線に付け替えられディーゼル機関車牽引の鈍行みたいな客車列車ながら時速140キロ出し日本のほとんどの在来線特急より速く走るので何だか妙な気分です。ときおり旧線が見えるとあそこをのんびり走っていたんだなあと懐かしくなりました。


(こちらに続きます。)

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