乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

日光でウニ丼

2018-02-12 | 韓国
 蔚山から釜山の機張郡にある日光に行くことにしました。日光は2016年に開業した釜田からの電鉄の終着駅なので釜山側からは行きやすくなっているのですが中・長距離列車のムグンファ号が停まらないので蔚山側から行こうとすると不便です。蔚山側からムグンファ号に乗って行くと日光を通過したあとに停まる機張で降りて電鉄で戻ることになってしまいます。それならバスで行こうと蔚山の市外バスターミナルに向かいました。
 乗ったのは海雲台行きの市外バスです。蔚山~海雲台の市外バスは直行と緩行があり日光に停まる緩行に乗ったらこまめに集落の停留所に寄りながら走るのでちょっと鈍行列車のような風情も感じられました。


 蔚山市外バスターミナルから日光までは1時間弱というところです。日光駅近くの停留所から数分歩いて海水浴場に出ると寒い冬なのでまばらではあるものの観光客の姿も見られなんとなく華やいだ雰囲気が感じられます。日光というとどうしても東照宮がある山の方のあそこ、が頭に浮かび日光が海岸の町というだけで面白い気がするのは我ながら安上がりです。


 海水浴場の近くにはミチョン食堂というウニ丼の有名店があるので寄ってみました。最近になって移転したばかりとかで新しい建物です。日光でウニ丼、というイメージのズレはなんだか楽しいものがあります。


 という具合に海辺の日光に満足したら電鉄で釜山の街中に向かうため日光駅に出ました。


 橋上駅舎に上がると通勤電車の駅らしく出札口がなく自動券売機に自動改札機というごくあっさりとした雰囲気です。この電鉄には初乗りということもありせっかくなので駅務室に寄って聞いたら駅スタンプがあったので押してみたところ橋上駅舎のあっさりした絵でびっくりしました。ありがちなところで海辺の風景でも描かれているか思ったのですが。電鉄が来て便利になりましたから新しい駅は記念すべきものではあるでしょうし駅スタンプにこれ以上ふさわしいものもないでしょうけれども。


 ホームに降りると停まっている4扉ロングシートの通勤電車というのはあまり好みではないのですが発車直前まで冬季らしくドアの締切を行っていたのは面白く感じちょっとトクした気分です。


 日光から37分乗って釜田に着き駅前に出たら映画「釜山行(新感染ファイナル・エクスプレス)」の撮影地とかで釜田駅前に釜山鎮区が設置したらしきディーゼル機関車の絵入りパネルがありました。釜田は駅前がすぐ市場でわやわやしているところにバスが来て、という雰囲気が好みでホッとします。何度か利用したことがある釜田駅に日光とか機張辺りから電鉄で乗ってきたと思うと便利になったもんだなあと改めてしみじみしました。

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