乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

補身湯の老舗

2018-02-13 | 韓国
 釜山の釜田市場を見物していたら寒い冬だというのに店頭で冷たいシッケを売っている饅頭やカルグクスの店があったのでつい買ってしまいました。お椀になみなみと注がれたもののやっぱり寒いので暖かい店内で飲ませてもらいましたが。これが景気づけみたいになって冷たいものを飲んだあとは熱い汁物を食べなきゃという気分になりました。


 韓国に熱い汁物はいくらでもあるので何かに絞りこまねばなりません。そこで以前から気になっていた補身湯・犬肉料理の有名店パクタルチプに行ってみることにしました。場所は釜山の中心部からやや時間がかかるところです。地下鉄1号線瑞久駅から出ているマウルバス金井3番の宇成アパート12棟停留所の向かいにあり建物は立派なので特に迷うことはありませんでした。


 このお店は1920年に平壌で創業した老舗で現在は3代目だそうです。老舗というのもさることながらせっかく時間かけて来たと思うと補身湯だけでなくスユク(茹で肉)も食べたくなりスユクペッパンを頼みました。スユクと薄味のスープを先に食べ、終わったら改めて補身湯とご飯という順でたっぷり食べられます。くさみがなく柔らかで美味しいスユクにスープとその他おかずで結構お腹が膨れたので改めて補身湯まで食べられるか心配でしたが、さほど辛くなくくどくなく品のいい補身湯なので最後まで美味しく食べられました。


 食後はまたマウルバス金井3番に乗ります。戻りは瑞久駅まで乗らず手前のEマート停留所で降りました。停留所の前にはその名の通り大型スーパーのEマートがあるのでここでお土産を物色しておこうというわけです。中心部から離れてはいるものの夕食と買い物が一緒にできてちょっとトクした気分になりました。

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