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へっぽこスチーマーの実力は如何に?

2011年11月26日 | いろいろレビュー
タイトルだけでレビューの結果は分かろうってなもんですが
そこはひとまず読んでみてください。

さて
深夜放送などで『スチームクリーナー』というアイテムが紹介される事があります。
100度以上の蒸気を当てることで汚れをおちやすい状態にしてしまうマシンです。

ほんとに落ちるのかな?
常々思っておりましたらちょうど実験してみる機会がありました。

顧問先のお店で大掃除用に買ってみたという話を聞いたので
ちょっと実力のほどを見てみたくなり、掃除しているところにお邪魔しました。

スチームクリーナーといってもいろんな種類があるようで
そのお店で導入したのはこれ

アマゾンで4000円ちょいだったそうです。

ネットで定価の約半額くらいで売られてたわけか・・・
ネットの買い物を余り信じない僕にとってこの時点ですでにネガティブ要素満載です。

というか
すでにネタの予感がもりもりです。

店員Mの掃除の様子を見ていました。
『むしゅー』なかなかの勢いで蒸気が立ち上ります。
見た目はなかなかアグレッシブです。

プレイルームの鱗状痕(ガラスや鏡に付着する鱗状の水垢)に使ってみると・・・

「おぉ!」

「おおおおお!」

蒸気を当てながらワイパーのようなアタッチメントでこすっていくと・・・
どんどん綺麗になっていきます!

これはいいかも

と思う間もなく
最初にこすったところが乾いていくと
またまったく変わらぬ鱗状痕・・・

なんてことはなく
水がかかって見え辛くなっただけで
特に落ちたわけではなかったというわけです

やはり結晶化しているようなところには厳しいのかというところで
シャワースペースのカビに挑んだところ
蒸気だけでは特に変化なし
付属のブラシで擦りながら蒸気を当てると、
確かにカビ軍団は次々と葬られていくように見えます。

でも
その程度の落ち具合ならクレンザーで磨いたほうが早くないか?

その後台所の流し台のスノコを磨いてみるも
ヌルヌルはさほど取れず、

もう僕は途中から疑いが確信に変わってきてます。

ちょっと借りて、
蒸気吹き出し口のホースをつかんでみました、
熱いといえば熱いですが持てないほどではありません

・・・本当に熱い蒸気が出てるのかな?

そう思った矢先!
奴が出ました
黒光りする体躯を持つ漆黒の破壊神G様ですよ。
つまりGOKIBURIです。

とっさに思いました
昆虫には種類ごとに概ね決まった致死温度があります。
オオスズメバチ43度、ニホンミツバチ45度みたいな感じに

G様の致死温度は文献によって違いがありますが
40~45度くらいだそうです。

おもむろにアタッチメントを外してロックオン!
G様に向かって蒸気を噴射してみました。

ちょっと吹っ飛んでしまいましたが
彼は特に弱った様子も無く、ぴんぴんしてます。

今度は少し離れた距離から
噴射しながら近づいていきました。
逃げる方向を先取りしてどんどん噴射しますが
なんか中途半端にツヤが出てるだけで
別段弱っているようではありません

・・・もしかして大して熱くないんじゃないのか?
触らないようにって言う注意書きは、本当は熱くないのがばれないような防衛線じゃないのか?

というわけで
手に蒸気を当ててみました。
30センチほど話したところでは、まったく熱くなかったです。

だんだん近づけていくと
くっつく寸前になってようやく「結構熱いね」というレベルです。

それもアタッチメントを外して直噴してこれですから
ブラシなどを取り付ければどうなるか・・・

どうやらこいつは
『蒸気の力で汚れを落とす』
のではなく
【うっすら濡らすことで、なんとなく汚れが落ちたように見せかける】マシンである事が判明しました。

やはり買うなら
現物を見て、いいのを買わないとダメですね


「4000円ちょい分はネタを提供したんだからいいじゃないか」
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