今のところは微妙だな・・・

ネットニュースで話題になって気になってた
【焼き牛丼】に行ってきました。


ちょうどお昼時でものすごい込んでいたので
行列耐性の低い僕は当初「また今度」と思っていたのですが
次に通るときに一気に人が出てきて待ち時間も無い状態だったので
行ってみました。

ニュースではとてつもなく絶賛されてまして
既存の牛丼店は危ないとまで煽ってました。
折りしも僕は焼肉でもすき焼き用の肉でやるように
薄い肉が好きなのです。

そんな嗜好もあってか、かなり期待しながら襲撃しました。

そして感想は・・・・

見た目からして
油っこい
油っこいからタレが肉の表面にとどまらないで丼の底に溜まってしまう
肉についているのは個体の胡椒の味で液体のタレは下の方に集まっていて
味が分かれてしまってます
味に一体感がないと丼にする必然性は『早く食べられる事』だけになってしまうんですよ
んで、食べ進めて思ったのは
おそらくお肉には何もかけてないと思います。
というのもご飯の状態でタレをかけて、その上に焼いたお肉を乗っける感じなんですよ。
つまり『基本の味付けで焼き上げたお肉をタレをかけたご飯の上に乗せるスタイルの焼肉丼』って感じです。
まぁ『牛』の『丼』には間違いないので
名乗ったもん勝ちという風情は否めません

お肉の感じは少し前の松屋の焼肉定食に似ている食感で
牛丼用の肉ではないっぽく、
なのでやはり感覚としては焼肉丼です。

味自体は美味しいですし
丼系にありがちなご飯がべしゃっとしてる事も無かったので、
ベースはしっかりしてると思います。

なので漬け焼きみたいにすればいいんじゃないかと思います。

とりあえず
牛丼軍団の完成度にはかなり水をあけられている感じですが
今後の展開しだいでは化ける要素もあるかもしれません

ついでに言うと
オープン記念の値段とはいえ
これだけ突っ込んで２８０円という値段設定はすごいを通り越して無茶とさえ思ってしまいます。
デフレ時代も結構ですが値下げって経営のうえではお手軽にできる代わりに最後の手段でもあると思います。
もちろん最後の手段が最も効果的なら最初に使うのもまた兵法でしょう。

しかし
不自然な値段設定は現場にしわ寄せが行くのも世の常、
ここからはオープンしていきなり込んでいる状況なので
仕方ない面も否定できないが、やはりプロとしてやらなければならない点として

店が汚い
お冷のピッチャーには氷の入ってるのと入ってないのがある
おそらく基本は入れてるんでしょうけど
入ってないのにも結露してないのでおそらくかなりの長時間そのままなんじゃないかと思われます。

グラスの置き方が汚い
カウンターの前にグラスがうつ伏せで積まれているのですが
その下に敷いてある布ナプキンみたいなのがタレが飛び散っている感じでいただけません

スタッフの質は良さげでしたので油っこさが込んでるとき今回限りの現象なのか
あるいはそれが基本形なのか、

もう一回行ってみようと思います。

ところでこのお店の経営母体って
↓のブログ『うどんつながりでもう一品』で
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/af96a71c9601ab409bed97ca6339f0d0
僕が『トッピングの美味さは犯罪的だ！問題はうどんが美味しくない事だ』
と評したうどん屋の系列なんですよね・・・
そこだけが心配といえば心配です。


「ようするに美味かったのか？」
と聞かれれば
「味そのものは美味しかったです、下のほうに溜まってましたけどね」
と答えますので
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