内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

受け身の重要性・・・

2009年06月17日 | 雑談
先日プロレスラーの三沢選手が亡くなった。
最近はあまり見なくなったが
僕も昔はプロレスが好きだったし
猪木VSマサ斉藤の巌流島決戦なんてテレビにかじりついて見ていた。
ちなみに僕はマサ斉藤派だった。

ところで、三沢選手は『受け身の天才』と言われてたそうだ。
そんな天才でさえ、事故は起こり得る。
ただこの場合、
原因の最たるところはケガの蓄積だろう。
プロレスは格闘技とちがって、試合間隔が極めて短い
ダメージを抜く期間など無いのではないのでないか?
また最近では客受けのいい派手な投げ技や、受け身の取れない
あるいは取りにくい技も多くなってきている。
もちろんダイレクトに頭から落とすことを売りにしている・・・

当たり前の話だが
怪我をしたままでは完全なパフォーマンスは出せない。
でも休めないジレンマだ、

仕事そのものがプロレスなんだから
年齢を重ねればどんどん苦しくなるだろう
とある有名レスラーなど、走ることすらできないとか、

そこで思うのは
最近の格闘技選手でも受け身のできていない奴が多いような気がする。
学校の体育などで柔道をした人はやったことがあるかもしれないが
(授業では投げられた時に畳を叩くという風に教えられるかもしれない)
受け身の最たる部分は『着地のダメージを軽減すること』
そして何より重要なのが『頭を打たないこと』だ。
もちろん受け身と同様に首も鍛えないといけない。

最近の格闘技の試合でも目立つのが『バスター』といって
簡単に言うと、相手を持ち上げてマットに叩きつける行為全般を指す。
ちなみに頭から突っ込ませたりするとそれ一発で決まることもある。

角度的に危険な状態で叩きつけることもあるし、そういう技だが、
やられる側の対処で最低限危険な態勢にならないようにすることは可能だ、

もちろん最終的に頭を打たない、
もしくはダメージを最小限にすることは大前提ではあるが
そのあたりが下手な格闘技選手が多い気がする。

格闘技というのはつまるところ
相手にケガをさせる、あるいは殺傷し得る技術の習得だし
試合はそのまま死合になる可能性だってある。

見た目が派手な技の練習も大いに結構
でも、『死なない技術』をこそ
真っ先に身につけるべきだろう。

苦言を呈するようだが
ノースサウスチョークができるのに
基本の後ろ受け身さえきちんとできない選手、多いぞ

綺麗なコンビネーション打てるのに
見切る技術もないままで
ガードが下がりっぱなし+顎が上がりっぱなしの選手、多いぞ

大胸筋はでかいのに
首が細い選手、多いぞ

基本も満足にできてないのに
練習生の受けを良くするため
派手な技を指導するインストラクター、いるんじゃないか?

【殺す】ことより【死なない】こと
【壊す】より【壊されない】こと

やってしまった相手だって寝覚めが悪くなるんだからさ・・・



内村特殊法務事務所
http://homepage2.nifty.com/guth/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。