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現実を見たことが無くても想像はできるはず

2018年04月30日 | 雑談
坂上忍VS戸塚ヨットスクール!「体罰は俺の義務」発言で激しい議論に

戸塚ヨットスクールといえば色んな意味で有名ですね。

さて、戸塚ヨットスクールに限らず僕らの世代は体罰称賛の時代でした。
まぁスポーツ系の学校などでは今でもがっつり罰ってると思いますが、
さすがに表向きは無いことになってますね。

そこで体罰は役に立つか、あるいは意味があるかというのは尽きることのない永遠の議論だと思いますが、
これって根本的な視点がずれているというか、否定論者は『する必要が無い立場』、肯定論者は当然『する必要がある側』から話していますので、こういった最初から結論ありきの場合にどちらかが妥協するなどということはありません。

それでは命に関わるレベルの体罰が必要かという論点であれば
これはもう結論は一つで『社会的に必要』です。

話し合えばわかる
愛情は通じる
認め合うことが大切
受け容れることで分かり合える

これは
今まで出会った相手がそういう人だったというだけの話です。

世の中には『絶対に分かり合えない人』というのが存在します。
話し合えばわかるというのは大部分の人にとっては理想ですし実行もできるでしょう。
しかしごく一部の人にとっては、相手が話し合うということは【こちらには手を出さないということだからやりたい放題にできる】と考えます。

愛情は通じると考える相手には【自分勝手な愛情も一方的に通じ放題】と考えます

認め合うことが大切と言われれば【お前を殺したいという俺を認めてくれている】と考えます。

受け容れることで分かり合えるというスタンスの相手には【自分のワガママはすべて許される】と考えます。

考え方というのはある種脳の病気で
内科治療が必要な病気もあれれば外科手術が必要な病気もあります。
ただ治し方が違うだけなのです。

そして本当に狂っている人に言葉という『人間のコミュニケーション』は届きません。

戸塚ヨットスクールは有名ですが
家庭内暴力の矯正施設というのは各地にあります。
もっと身近なところでいえば精神科への強制入院なども似たようなものです。

そこに入るためには誰かが申し込まなければならず、基本的には家族です。
タダじゃありませんのでお金を出すのは大抵家族です。
僕自身も移送業務というのをやったことがありますが、それはそれは壮絶で、家族の負担は筆舌に尽くしがたい地獄ですよ。

そして命の危険を感じながらもお金が無かったり、心まで折られてしまって身動きが取れなくなっている家族もいるのです。

戸塚ヨットスクールだって他の矯正施設や病院だって
突然現れてさらっていくわけではありません。
申し込む家族にとっては「そこに入れない」という選択肢だってあるのです。

無責任な理想論で家族にとっての光まで閉ざしてしまう権利など
誰にもないと思うのです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
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