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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

良いものは売れる、というわけではない

2018年04月22日 | 雑談
僕は漫画が好きでよく読んでます。
事務所の本棚にも漫画は沢山ありますし
電子書籍になってからもますます購入に拍車がかかっています。

そんななか、
面白いと感じているのに打ち切りになってしまう漫画も少なくありません。
一方「なんでこれが?」という漫画が人気になっている場合もあります。
ちなみにここで言う『人気』という表現ですが、必ずしも好意的な意味だけではなく、
アンチが多いはずなのに話題になっているという理由だけで連載が続いている作品だってあります。

そして最近では作者のTwitterや連載誌(連載サイト)の後書きで「◯巻の売上が芳しくなければあと△回で打ち切りと告げられました・・・なりふり構っていられませんお願いします単行本買ってください」という趣旨の文章も散見されます。

そうすると今度は
「面白ければ売れてるはず」
「そんな乞食みたいなやり方は見苦しい」
といった心無い声も聞こえてきます。

僕は作品って描き手に取っては子供みたいなものだと思いますし、
自分の魂を込めた命あるものっていう気持ちなんじゃないかと思うのです。
だからこそ読み手も、面白いか面白くないかという感想も真剣に出すべきだと思っています。

現代の出版業界は斜陽と言ってしまえばそれまでですが、
紙媒体は現実問題としてなくなりはしないでしょうけど低空飛行だと思います。

一方電子書籍に目を移せば
もともとあった雑誌の電子化ならいざ知らず、
新規に生まれた漫画サイトでは文字通りの玉石混交で
根本的な技術不足の作品でもとりあえずデビューできる体制ができてしまっています。

また実力不足でもいくつかのサイトに投稿すればどこかに引っかかったりもします。
デビューまでのハードルが大きく下がっているなかで、掲載誌自体がもともと発行部数の少ない雑誌なら
ネットで話題に、俗にいう『バズっている』状態にならない限り瞬間的に日の目を見ることはありません。

とはいえこのバズる状態を演出する広告手法もあるようですが、敢えては触れません。

ただ、格闘技の選手などによく言われることと同じですが
チャンスが廻って来るのは運、でもそのチャンスを掴むのは実力と言われます。

ただ格闘技では強ければ業界内で噂は広まります。
しかし漫画というあまりにも広い世界では、よほど非常識なほど飛び抜けた何かが無ければ噂になることすらありませんし
そこまで飛び抜けている実力者なら、言われるように『売れて当たり前』の作品になっていきます。

売れている雑誌に掲載されるのも担当編集者との相性などもありますので
必ずしも実力だけでは上手くいきません。
時代の流行に合致しているかというのもあります。

だから僕はどんな売り方でもそれが人に迷惑をかけるものでないなら
Twitterだろうが後書きの私物化だろうが、とにかく作品を世に知らしめる努力をしてほしいです。
『読めばわかる』ではなく【まず一回読ませる】ようにして欲しいです。
出版社や漫画サイトもそういった広告活動に注力してほしいです。

そうすれば
今度こそ本当に面白い作品が正しく売れる世の中になっていくと思うのです。


運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384



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