内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

共同危険行為を軽減せよ!

2016年10月31日 | 交通違反
よく
【酒気帯び運転は絶対に軽減されない】
【22点が付いた(責任の大きい)死亡事故は軽減されない】
【ひき逃げは軽減されない】

など、ネットが充実する前からいろんな話はありました。

僕の事務所では全部軽減実績あります。
それを信じるも信じないも自由ですし詐欺師呼ばわりするのも御自由にどうぞという感じで
いざという時に思い出してくれれば十分です。

ちなみに『絶対に軽減されない』というのは違反の種類ではなく
違反の種類+処分対象者の状況(取調べの受け答えなど)+住所地で決まりますので
それを知っているかどうかが実は最も重要な行動ということになります。

今回の案件は上と同じく軽減されないという呼び声も高い『共同危険行為』です。
所謂暴走族ですね。

実際無理矢理連れて行かれたなどで軽減された事例はあります。
しかし今回の場合は
1:多少事情はあるとはいえ自分の意思で走行した
2:過去に無免許運転で検挙されたことがある
3:共同危険行為以外にも累積の違反があって合計点は30点

しかし有利なポイントとしては
軽減される基準の中に該当しているポイントがありました。

ところがこの軽減基準というのもまた曲者で
法律ではないので各都道府県でかなり大きな裁量が認められている部分でもあります。

ちなみに都道府県のうち
日本一甘いと言われている所のはずなのに、
完全にこの基準に合致している場合でも軽減されない違反というのが3つほど存在します。
ネット情報を鵜呑みにして住所変更して墓穴を掘る人の典型的な事例です。

しかし今回の御依頼者様の県はそういう部分をある程度きちんと判断してくれる県でしたが、
出頭通知の時点では軽減対象かが分からない所でしたので補佐人として同行することに成しました。
※いくつかの県では出頭通知の時点で必ず軽減される人というのが分かりますので、その通知書にもかかわらず
軽減対象であることを伝えてくれなかったとしたら、その人は無知かインチキか詐欺師です。

今回も意見の聴取時には特に軽減対象であるなどは言われずに
単に「これは2年間の免許取消ですね」という言い方に止まっていましたので
こちらも然るべき主張を正しい手法で伝えることに成功。

結果は2年間の免許取消が1年間に軽減されました。
後から警察官とも話したんですが、やはり共同危険行為以外の累積点数や過去の無免許運転の検挙歴も影響はあったらしく
本来ならもう一段階の軽減も狙えたのが多少悔やまれます。

『これ以上の結果は出ません』そう言い切れるとはいえ
やはり自分の中での最良の結果でなければ、諸手を上げて喜ぶというわけにもいきません。

まだまだ精進致します。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年
内村特殊法務事務所
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