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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

何かを手に入れた人に共通しているのは、その何かを手に入れようとしていること。

2016年10月20日 | 格闘技とかスポーツとか
当たり前と言えば当たり前の話なんですが
ギリギリのところで「まぁいいや」と自分に嘘をついてまで諦めようとしている人って多いですよね。

冷めた態度で格好付けても
夢から覚めたと大人ぶっても
欲しい何かが手に入らないことに
自分で納得しようとしているだけですよね。

これが
高級車が欲しいとか
可愛い彼女が欲しいとか、
自分の努力だけで何とかなる可能性が高いものもありますが

【闘って勝ちたい】というのは
努力だけではどうしようもありません。

しかし必死に掴もうとしないと捕まえられないもので、
だからこそ格闘技の勝敗は残酷なほどに輝くものなんだと思います。

そんな当たり前のことを証明したのが
我らが門脇教祖(笑)

教祖などと呼ばれていますが
風貌とか話しぶりで親しみを込めてそう呼ばれているだけで
べつにカルトな人というわけではありません(笑)

この教祖、元プロ修斗ライト級世界王者です。
しかし最近は怪我に泣かされなかなか思うように試合のオファーも受けられませんでした。

また無理して出場しても不本意な結果だったり、
それでも闘うこと、結果を出すことをあきらめませんでした。

そんな41歳が男を見せたのが10/18後楽園ホールで行われた『DEEP CAGE IMPACT』です。
相手は若手のイケイケファイター、激しい試合になるのは明らかです。

さて、
教祖は元々グラップラー=組技系の選手で
組んで倒したり関節取ったり首を絞めたりというのは今でも世界のトップクラスです。
しかし最近の総合格闘技は比較的寝技のブレイク(立って仕切り直し)までの時間が早めになっており
判定でも打撃偏重の傾向が見られます。

これは明らかにテレビ移りを意識してのことでしょうけど
世界の流れもだいたいこんな感じですので
ある程度全部の技術を持った上で、
打撃をしのげるグラップラーよりも
組技をしのげるストライカーの方がやや有利と言えます。

つまり総合格闘技全体の風潮としてやや不利であることは否めません。
そしてキャリアが長くスタイルが確立されているということは
言い換えれば相手にとっては研究の余地が多いということです。

そんな試合は予想通りというか
組みたい教祖と組みたくない相手のぶつかり合いですが
グラップラーにとっては後半は汗で滑るようになってくるため益々やりにくくなってきます。

また、相手の実力も相当なもので要所要所で的確な打撃をヒットさせます。

とはいえ教祖もベテランの対応力を見せ
クリーンヒットは許さないものの、やはり全体としては押され気味・・・

試合も終盤に差し掛かりドローか?・・・負けか?・・・判定勝ちは難しいかな?・・・と誰もが思った残り1秒、
誰よりも最後まで気持ちを切らなかった教祖の右ストレートがドンピシャ!

ダメージは深くないものの完全なダウンで一気にポイントを奪取、次の瞬間試合終了


最後まで諦めない、
言葉にするのは簡単ですが、
それを実践して、そして結果も出すからこそ人を感動させられるんだと思います。

「格闘技って、良いな(笑)」と改めて思えた試合でした。

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