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共感する癒しを換金してはいまいか?

2012年02月05日 | いろいろレビュー
電車の中で広告を見たんですが

いわゆる癒し系の本ですね。

僕はこういう本がダメです。

玉石混交ですが
つまるところ過去の偉人の名言を癒し系の解釈で解説してたり
頑張らなくてもいいんだよ的なメッセージで心の疲れを取るような

俗に言うコーチングみたいな部分もあるんでしょうか?

僕がこういうのを毛嫌いするのは
たぶん
心が疲れている人の気持ちが分からないからだと思います。

だけど
現実から目を逸らしているようにしか見えないのですよ。

そりゃ
現状を打開する足掛かりにはなるかもしれません。
しかし
こういった本の中で言われている事は
結局のところ『ありのままの自分を認めてあげよう』とか
『等身大の幸せ』ってなことなんですよ

ありのままなら進歩なんてありませんし
等身大の出来事を幸せなんて思えません

広告のコピーには
将来に不安を抱いたとき、お金に悩んだとき、人間関係に苦しんだとき、人生の岐路に立ったとき
そんな不安をあおるような文言が踊ります。

批判を承知であえて言いますが
僕はこういう手法って
不安商法と紙一重だと思うんですよ

本当に苦しい人には処方箋として必要だと思います。
でもそれは抗欝剤みたいなもんで
問題ないときに服用すれば余計な副作用が出るんではないかと思うんです。

つまり
生物としての弱体化です。

そういうことを言うと
「弱いことは悪いことなのか?」と
反論する人もいます。

僕は敢えて反論します。
「弱いことは悪いことではないです、
弱くてもいいと思うことが悪いことです」

生き残る力が残っているのに
それを他者に預けるって事は
自分の考えを捨てるってことです

自分で考えないってことは
人間である必要もないと思います。

冒頭のフレーズで僕が持った感想は

【将来に不安を抱いたとき】
来てない未来なんて分からないんだから不安なんて持ちようがない

【お金に悩んだとき】
お金の悩みはお金でしか解決できない

【人間関係に苦しんだとき】
人が自分のことをどう思ったとしても、その人が自分には何もしてはくれない

【人生の岐路に立ったとき】
迷う時間が無駄、早く決めて失敗なら引き返せばいい、むしろ両方体験できてお得じゃないか

つくづく
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