そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

焚き火陣幕の自作

2021年01月27日 | キャンプ・アウトドア

焚き火は楽しいけど、風があると大変。

寒い夜はリフレクターがあると熱が自分の方に来て余計に暖かい。

周りの目を遮蔽してプライバシーがちょっと守られてる感がある モノと言えば。

 

 と、いう事で焚き火陣幕が人気らしいが、買うと1.2万から1.8万くらいするみたいだ。

しかも売り切れ。

 そんなの井月庵に待っていられる訳がない。金も無い。

 じゃあ、自作しましょう。

 

 手芸屋さんに行って余り厚くない帆布を2.5m、25mmのテープと長さ調節できる樹脂製のリングを買うと・・・4200円位した。

 もう、後戻りできない。失敗は許されない金額だ。

 やっぱりダメで製品を購入するとなると、スタートの4200円が勉強代になってしまう。

勉強なんて昔から好きじゃなかった。あるのは好奇心だけだ。

 

 CADで図面を引く。

ポールは小さいタープ用のアルミポールφ19mmがあるからそれを使う。L=38.5cmの最上部2本と最下端2本

ペグはテントに付いてくる、ちょっとアレなアルミペグを使う。φ8mm弱の20cm×7本

ハトメは前にバンドックソロTC-1の設営ガイドを作った時の奴で十分だ。孔径8mmが8組

パラコードは3or4mmのが3.0m×2本

自在金具は何かのオマケか、20個位で400~500円位のアルミのがあった。×2個

調節・テンション用のリングは2個(購入に含む)

 

 ミシンで縁を折り返して縫って、ハトメ付けて、テープ付けて、ポールの袋を縫い付けて。格闘する事5時間

(内、休憩1時間)

 

 ミシン目がキチャナイ所もあるけど、陣幕って、「近づくな!何をしてるか見せて上げないモン!!」というギアなので

曲がっていても、ズレていても気にしちゃいかん!!。

 「完成こそが正義だぁ!!」(失敗は許されないからね。)

 

 出来ました。

何故か、暗闇の中ヘッドライトだけで設営した。

先にランタンポール設置して、照明つければよかったのに。

気が急いていたんだろう。設営して気が付いた。

 「良いじゃん」 ちゃんと機能してる。 畳んでアルミポールに巻き付けるとL40cm×Φ20cm位になる。

余分な機能も付いてないけど、軽量コンパクトだ。

 

 こうなったら、実際に使って見なくては。

おお、使えれる。

4200円無駄にならなかった!!

でも作るの結構大変だよ。

外からだと、光が透けて見える。

でも、厚い生地を使うと家庭用のミシンだと縫えなさそうで薄めです。

業者のミシンをお持ちの方は、厚い帆布で作った方が良いけど、重くなるし、火の粉で穴が開いたとしても味になる、たぶん。

ほっとウイスキー

ホントにホットするよ。

コテツ(柴♂9才)と。

 

 改善点

 ポールを全部袋にしてハトメに刺してロープで固定する仕様にしたけど、作るのが面倒です。また、ポールを延長してランタンハンガーを付けれれば便利です。

 4箇所程度の帯状にして、ハトメは幕の天端に直接つけてパラコードを通して輪を作って置けば製作が楽になる。

布は今回、贅沢に1枚生地で作ったけど、三角を2つ取れば無駄が省ける。(縫うのが長くなるけどね)

 細部はやっぱり、作りながら試行錯誤したから、作ってみて改めて気が付く点があるのです。

これは、「プロトタイプ」だぁ。

 

 んっ?「待て待て、井月庵」4200円が勉強代に!?

 

 余りの材料もあるから、その内オリーブドラブやカーキ系の帆布で作ってもいいかも。

今度は布代とテープのみで2500円位で出来るしね。

 



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