そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

山のみかん畑にも蕎麦を撒いて見ました。

2013年09月15日 | ソバ栽培

14日に家の近くの畑に蕎麦を播きましたが、そのとき余分に用意しておいた蕎麦の種が雨に濡れてしまいました。

干してそば粉にするにも1kg足らずで面倒なので、山の畑に撒てしまうことにしました。

翌日は台風の接近が予想されましたので、丁寧に条播きしてもしょうがないと考え、ばらまきにしました。

しかも、耕耘もしないでそのままです。

 

プランターでの実験においては、土を被せなくてもこぼれたままで、芽がでたので、おそらく問題ないでしょう。

嫁が、全く緊張感なく、播いている状況です。足元はサンダル履き

200m2位の空き地に5~6分くらいでばら撒いて、はい終わり。お手軽です。

みかん畑の空き地ですが、ここが蕎麦の白いお花畑となるでしょうか?

楽しみです。

コテツの散歩で、下の畑で芽が出ました。

そば庖丁の切れ味を実感する。

2013年09月15日 | そば打ち道具

尺二の包丁を使ってみたくて、野菜室に少しづつ残っていた古いそば粉を寄せ集めて、1kg打ってみました。

台風が来る前に打ち終わって、親戚のおじさん宅に届けます。毎回、色々な粉で打つので同じ蕎麦はそうそう味わえません。

正に一期一会です。^_^;

たたみが終わって、さてこれから切りに入ります。 やっぱり、尺二はでかいです。でも切り板は40cmなので良かった。

どうせなら、1辺30cm位にたたんでもよかったかも。後の祭りですが。

きりべらしすぎ? でもよく切れる包丁でスイスイ切れます。切れ味が良いのと、1070gの重さと相まって切りが上達したような気さえします。(錯覚か?)

おっ!良いじゃない。井月庵、腕をあげたか?古いそば粉の寄せ集めの割に、美味しそうな。

 

写真の取り方で、蕎麦の色が違います。同じ皿を撮影しました。

尺二の包丁が思っていたより調子がいいです。手が疲れる程重くもありませんでした。ただ、いつもより長い包丁は、メタボのお腹まで切りそうでちょっと怖いです。(-_-;)

甥の結婚が決まったそうで、先週手に入れた、最後の1本「秋上がり」を付けてお届けにまいりました。おじさんには披露宴の後に蕎麦振舞いをやってくれとご所望されましたが、「蕎麦は切れやすいので」ということで辞退させていただきました。

ホントは、大人数を一度に用意する自信が無いだけですが。


尺二の庖丁を購入した。

2013年09月15日 | そば打ち道具

蕎麦打ち趣味で尺二の庖丁が要るかと言うと、私の場合、せいぜい1.5kg迄の打ちなので、要りませんでした。が、蕎麦打ちの講習会で知り合った方から、富士市の吉原にある内藤金物店さんを紹介していただき、色々蕎麦打ち道具を求めることとしました。

尺一の青鋼の包丁が2万4千円、尺二が2万9千800円です。驚きの価格なので、青鋼と言っても機械打ちの包丁であることは想像できました。それまでモリブテンの尺一を使用していましたが、講習会で先生の1.5kgの重さがある鋼の包丁を触らせていただき、私も鋼の包丁を手に入れてみたくなりました。

性能的には期待しないものとして、道楽として尺二の包丁を購入することとしました。

ただ、柄がヒモ巻きだったので、汗かきな自分としては木柄にしていただけないかお願いしてみました。プロ用の柄はヒモ播きだとかいう方もいますが、一茶庵系のお蕎麦屋さんは木柄を使用されていますし、最近ではヒモ巻きより、拭いたりできる木柄の方が衛生的だと考える方が多いと思います。

でも、製作先では、木柄は普段作られていないとのことで、用意できる木柄も尺一サイズのものしかないとのことでした。

短い木柄に合わせて握りを短く切断するとか、製作サイドからお話があり、木柄のサンプルだとか、ねじ止めの仕様だとか打ち合わせをしていたら、五月の中に注文しましたが、今までかかってしまいました。

上が今回購入した、尺二の包丁です。

木柄が短いです。職人さんははみ出し部分を切り落としたかった様なので、木柄は自分で取り付ける。今回はヒモ柄にねじ穴を開けるまでが仕事の内ということで納得してもらったしだいです。結局、木柄は4か月もかかってしまったことの罪滅ぼしということで内藤金物店さんがサービスしてくださることとなりました。

並べて見ると、ドロップハンドルの豹型モリブテンと好対照と言うところです。

重さを量ってみました。

SUSは750g

尺二は

1070gでした。長さが3cm長くなるだけなのに、300gも重くなっています。でも、尺二で1070gはそんなに重くないと思いますが・・・

遊びの包丁なので、ヤマキ井月庵と名を入れてもらいました。

一応、裏には青鋼と刻印されています。「まる秀」とすると正本ということになりますが、播州産ということなので「まる秀」では無いと思いますが、詳細は聞いていません。




話のネタに購入した向きもありますが、若干の前重心で私の握り・体格とのバランスも合っていて満足の一品となりました。

防錆処理で塗られていたプライマーをケレンして油をキッチンペーパーで刃先に塗布していたら、キッチンペーパーがスーッと2つに切れて危うく指を怪我しそうになりました。切れ味抜群です。

時間もかかり、何度もお店に出向いて仕様確認させていただいたため、お店でも気を使って、結局、尺二が2万6千円という価格で購入することとなりました。図らずも尺一のモリブテンと同じ値段でした。

早速、日曜に蕎麦打ちをして切れ味を確かめます。

枕元において、抱っこして眠りたい気持ですが、怪我するといけないのでそんなことはさすがに致しません。