Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Diesel Locomotive#303

2020-09-30 | 鉄道写真


 それでは、連載第303回目は、小坂鉄道(廃止)DD132をお届けします。


 先ずは、イベント時、4機並びの中で(写真)。勿論、動態です。


 会場の小坂は秋田県の一番奥、青森の少し手前で、東京から高速でも500キロ、そのためこれほどのイベントでもあまり参加者はいませんでした。



 現在は、「小坂鉄道レールパーク」となり、同機は旧整備工場で整備中の姿を見せています(写真)。


 同所では、以前は24系寝台客車に宿泊が出来ましたが、現在は中止しているとのこと。また、行ける機会があると良いです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#302

2020-09-29 | 鉄道写真


 それでは、連載第302回目は、小坂鉄道からお届けします。


 かつて小坂鉄道は、秋田県大館から小坂までの路線をメインに、支線も幾つかあったようですが、最終期には旅客運送も止め、小坂鉱山の硫化鉄の精錬で発生した副産物の硫酸を輸送していましたが、精錬方式が変わりこれも無くなり、結果廃止となりました。しかし、使用された4両のDLは、その後も動態を維持し、場内移動を行っていました。


 写真はイベント時の、4両揃い踏みの姿(写真)。DD131、DD132、DD133は同期の同形ですが、残りの1両DD13 556は、同じ国鉄DD13類似機ですが、片上鉄道(廃止)から移籍してきた機関車、異なる部分があります。



 その、DD131が、イベント時、自走して小坂駅の旧ホームに近づく姿(写真)。勿論、動態保存です。


 動く、則ち生きているならば、それを最大限に生かすのが一番です。秋田県の一番隅、鉄道も無く、車が無ければバスしか方法が無い場所ですが、多分今でも、この生きている意味を知ることが出来る施設に、現在なっています。機会があれば、どうぞ。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#301

2020-09-28 | 鉄道写真


 それでは、連載第301回目は、南部縦貫鉄道(廃止)DC251をお届けします。


 「南部縦貫」七戸に保存される同機、動態保存では無く、庫の中で静態保存であるために、撮影は困難でした(写真)。分かっていれば12ミリを持っていったのですが、残念でした。


 片キャブの、L字形の機関車、DCであることから動軸は3つ、確かロッド式であった思います。



 キャブ側から(写真)。光線が十分ではなく、黒つぶれが残念です。


 通常であればゴールデンウィークに公開イベントがあり、動態保存のレールバスの試乗会もあるのですが、この頃のコロナで、保存会の活動もどうか。当時は、関東から高速で七戸まで、車で参加していた方もいたようです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#300

2020-09-27 | 鉄道写真


 それでは、連載第300回目は、南部縦貫鉄道(廃止)D451をお届けします。


 かつては東北本線千曳、後に線路付け替えで野辺地から、南部地方に向かっていた南部縦貫鉄道。東北新幹線七戸十和田との接続を夢見ていましたが、国鉄旧線跡の買取が出来ず廃止となった、不運な鉄道会社です。


 同鉄道の終点七戸駅跡には、営業当時使用された機械式気動車「レールバス」や、保線等に使用されたDL、モーターカーが保存されています。


 そのうちの1両、D451です(写真)。保線用のモーターカーに近いサイズですが、機関車のようです。



 位置を変えて(写真)。L形の機関車であることが分かります。ただ、狭い車庫の中では、これが限界です。


 毎年ゴールデンウィークの時期に公開イベントを行っていましたが、今年はコロナで、どうだったのでしょうか。難しいですね。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#299

2020-09-23 | 鉄道写真


 それでは、連載第299回目は、津軽鉄道DD352をお届けします。


 同機は、冬の「ストーブ列車」を始めとした客車列車の牽引機、行くと大体DD352が牽引しており、DD351が牽引している所は見たことがありません。


 津軽五所川原で、出発を待つDD352(写真)。当時は、客車だけ、特別料金が必要でした。



 終点津軽中里に到着し、機回しをするDD352(写真)。当時はこんな感じです。



 津軽五所川原に帰着した、DD352(写真)。現在は、後方に気動車を連結し、客車列車は料金が必要ですが、気動車は運賃だけで利用出来るようになりました。


 かつては、地元出身の小説家、太宰治の小説の名を、各車両の名前にしていましたが、現在は全て「走れメロス」に統一されています。たった1人でも、利用者がいれば鉄道は走ります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#298

2020-09-20 | 鉄道写真


 それでは、連載第298回目は、本州に渡り、津軽鉄道DD351をお届けします。


 冬の「ストーブ列車」等、客車列車を今も走らせる津軽鉄道で、現在も2両ディーゼル機関車があります。そのうち、D351は、当時既にあまり調子が良くなかったらしく、牽引機には使用されず、この日も庫の奥に入ったままでした(写真)。現在も動くのか、動かず処分保留なのか、全く分かりません。


 ということは、今後がかなり危ぶまれる1両ということです。ただ、津軽鉄道は、古い客車もあまり解体しないので、すぐに解体にはならないのでは、という希望的観測もあります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#297

2020-09-16 | 鉄道写真


 それでは、連載第297回目は、三井芦別鉄道(廃止)DD501をお届けします。


 三井芦別鉄道は、元は三井芦別炭鉱の石炭輸送用の専用鉄道が始まりで、最盛期には混合列車も廃し気動車が走りましたが、最終期には貨物鉄道に戻り、平成元年に廃止となりました。その最終期には3両のDLが運用され、そのうちの1両、DD501が、現在同鉄道炭山川橋梁上に、石炭車を従えた形で、保存されています(写真)。


 ただ、冬季は安全を考え、橋梁から引き上げ、平地の線路まで戻していたそうです。



 DD501のアップ(写真)。国鉄DD13とほぼ同じものですが、オリジナリティはあるようです。



 別の年、少し引いた位置で(写真)。国道の炭山川橋梁上から写すのですが、歩道は反対側にしか無く、道路橋架け替えにより、撮影は非常に危険なものとなりました。おそらく「道路構造令」で歩道の設置側を決めているのでしょうが、基本的に「如何に自動車の運転しやすい道路を造るか」という規定であり、歩行者無視は甚だしいと思います。大体、歩道は歩行者にとって不要な側に建設する習性があるようです。



 別の年に(写真)。従前は毎年出し入れしていたので、微妙に位置が異なるようです。



 更に別の年に(写真)。この橋梁も、登録有形文化財になっているそうです。


 従前は、車両の塗装の補修等も行っていたようですが、近年はそれもしなくなって、そのままになっているようです。今後手入れが無いと、心配な状況となります。今年はともかく、トラブルになる前に行っておきたいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#296

2020-09-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第296回目は、太平洋石炭販売輸送D801をお届けします。


 ウィキペディアを調べれば分かると思いますが、元は雄別鉄道、廃止で釧路開発埠頭に移籍、そこも廃止で入線した機関車です。国鉄DD13同型機、青色に塗装が変わっています(写真)。


 多分冬鳥の湖でしょう、野鳥観察施設になっていますが、夏は石炭輸送の撮影も出来る場所でした。手提げカメラ1台なら、もっと近くに行けたでしょうが、装備が多いので、これが限界です。



 別の年、同じ場所で(写真)。編成の前後でプッシュプルになっています。


 同鉄道の廃止で仕業は無く、保存施設が出来れば良いですが、この状況下で、どうなのでしょうか。期待したいのですが。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#295

2020-09-14 | 鉄道写真


 それでは、連載第295回目は、太平洋石炭販売輸送D701をお届けします。


 オレンジ色の凸型の機関車、DD13を彷彿とさせますが、同様の設計、前後にそれぞれ駆動機関と変速機が装備され、牽引する形です(写真)。春採湖の野鳥観察スペースから撮ったものですが、湖と緑で、列車を撮るのにも良い場所でした。駐車場すぐというのも強みで、公園にはトイレ等もあり、撮りやすい場所でした。


 同線の廃止で運用を失い、JR貨物のDD200を導入したい貨物鉄道会社がある時代、生き残るには産業遺産くらいしかありませんが、何とかならないのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#294

2020-09-13 | 鉄道写真


 それでは、連載第294回目は、太平洋石炭販売輸送に話を進めていきたいと思います。


 太平洋炭砿の輸送部門であった太平洋石炭販売輸送は、太平洋炭砿閉山後も釧路コールマインの輸送を行っていましたが、2019年(平成31年)契約更新をしないこととして、同年3月末で休止、6月に廃止となりました。輸送形態は、石炭貨車の前後に機関車を繋ぎ、プッシュプルで輸送するものでした。写真は、その機関車の一つ、DE601です(写真)。米国GE製の輸出用電気式ディーゼル機関車を日本車輌が組み立てたもので、当時としては珍しいものでした。


 同鉄道が昨年廃止となって、車両を保存するとの話もありましたが、今後どうなるのでしょうか。興味があります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#293

2020-09-12 | 鉄道写真


 それでは、連載第293回目は、歌登村営軌道のDLをお届けします。


 写真は、公園の入口に展示される、村営軌道の機関車(写真)。L形の小型のものです。


 大規模な路線網であった歌登村営軌道は、美深から北見枝幸、他各地に路線網を張り巡らしていました。その後美幸線によって代替される筈でしたが、国鉄改革で同線は廃止、未成線の長大トンネルは拡大され道路トンネルに転用されたりで、痕跡が残っていません。



 その、反対側の姿を、別の時に捉えたもの(写真)。重量に合わせピンで止める連結器は、軽便鉄道ではよく見られるものです。


 美幸線も廃止から年月が経ち、一部トロッコも営業していますが、大半は撤去、まして前身の村営軌道など、残っていないでしょう。この機関車のみが、語り部です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#292

2020-09-11 | 鉄道写真


 それでは、連載第292回目は、鶴居村営軌道からお届けします。


 鶴居村中心部に屋外保存されていた、村営軌道のディーゼル機関車(写真)。後には自走客車が展示され、往時を偲ぶことが出来ました。


 その後この場所から撤去され、グーグルマップのストリートビューでは、跡地の芝が枯れているだけで、てっきり解体されたものと思っていましたが、その後イベントで公開されるとの報を聞き、胸をなで下ろしました。しかし、鶴居村は釧路から更に奥深く分け入った場所にあり、準幹線空港では釧路空港便はあっても1日1往復、それだけに行くには遠い場所です。再会は、非常に困難です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#291

2020-09-10 | 鉄道写真


 それでは、連載第291回目は、私鉄のディーゼル機関車を取り上げていきたいと思います。先ずは、北海道からです。


 写真は、北海道、別海町、標津線厚床支線(廃止)奥行臼駅近くにある、別海村営軌道のDLです(写真)。いわゆる「カトー君」、加藤製作所のDLです。


 かつては、奥行臼から更に大地に向かって、村営軌道が張り巡らされ、旅客や牛乳等の農畜産物を輸送したようですが、既に廃止、同機とミルクゴンドラ、自走客車のみが残ります。。



 別の時、同じ場所で(写真)。典型的な軽便鉄道、雰囲気もカトー君です。



 更に別の時に(写真)。


 北海道、行きたいけど、今はちょっとコロナで、行けそうにないですね。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#290

2020-09-09 | 鉄道写真


 それでは、連載第290回目は、国鉄制式機から改造された、新幹線作業用のディーゼル機関車をお届けします。


 新幹線の作業用に、当時多く在籍したDD13を種車に、標準軌化改造されたのが、新幹線呼称912です。当初はDD51と同機関を使用した、救援用高速ディーゼル機関車911もありましたが、デジカメでの記録は無いようです。話を戻すと、その後のDE10の登場でDD13が余剰となり、更に改造編入が進んだようです。写真は、京都鉄道博物館に展示される、912-64の一部(写真)。警戒色の黄色も塗られます。DD13 629を改造して誕生、新関門トンネル救援用に用意された1両です。デッキの前にフレームがあり、これが新幹線との連結器になっています。


 現在では全機引退、保存もこれだけで、機体で残らなかったのは残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Diesel Locomotive#289

2020-09-08 | 鉄道写真


 それでは、連載第289回目は、国鉄・JR最新系列、DD200をお届けします。


 DE10は、入換動車、及び中程度運転に両用できる、万能の中型ディーゼル機関車でしたが、3軸台車の保守が困難であり、また老朽化が進み、JR貨物では最終全検が行われ、いずれ引退します。その置き換えで、入換はHD300が担いますが,中程度運転の能力はありません。そのため、DF200をベースに、小型軽量化した機関車として、DD200が開発されました。2019年4月1日時点では試作機901号機が在籍し、以降量産が続いています。


 901号機、及び1~3号機の写真は無く、4号機の、愛知機関区への甲種輸送時の写真です(写真)。発電機関、及び変換装置を1基ずつとして小型化し、凸型の機関車になっています。



 その、反対側(写真)。確かに雰囲気はDE10に近いですが、足回りは普通の2軸ボギー台車、これはDF200のものを改良し使用しているようです。


 所属は901号機、及び1~8号機まで全て愛知機関区に所属するとのことですが、運用は仙台地区から各地に広がり、逆にあまり東海地方では見ることが出来ません。そのため、写真もこれだけです。


 これで、国鉄・JRの、デジカメで記録のある機関車をお届けしました。以降、それ以外の鉄道のディーゼル機関車をお届けしたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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