Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

動く鉄道博物館#10

2013-05-27 | 鉄道写真


 それでは、大井川鐵道最終夜の今回は、現在の様子を伝えていきたいと思います。


 最初は、セミステンレス車「しらさぎ」ですが、これは現在、故郷も近い山中温泉の道の駅にて保存されます(写真、6011)。中にも入れます。



 その相方、6061です(写真)。建物が近く、超広角で撮影したため、像が歪んでいます。



 続いて、走行写真です。ズームカー21000系、21002と21001のペアです(写真)。こちらは当分安泰の感じです。



 C56 44、休車から復帰し、一時タイ当時の仕様に改められましたが、再び元の姿に戻りました(写真)。



 3000系3507と3008のペアです(写真)。1編成のみ、狭軌用台車に履き替えていますが、これも大丈夫です。



 C10 8、こちらは今日も現役です。



 16000系16102始め2連です(写真)。こちらは現在大井川鐵道の主力、難を言えばきりがありませんが、電車急行運用もこなします。



 C11 227が、長編成を牽きます(写真)。電気機関車が後補機につきます。



 351系313と513のペアは、千頭の側線で、静かに最期を待っています(写真)。



 同じく6421系571と421も、千頭で同様の時を過ごします(写真)。



 49616とE103は、今日も記念撮影用に並びます(写真)。正直、ここまで手が回らないのでしょう。



 C56 44と入れ替わりに、C12 164が現在休車となっています(写真)。可動部分は今日も問題なく動くことから、動態整備をする人手が足りないのが最大の理由でしょう。


 なお同機は「日本ナショナルトラスト」所有機、同様の客車も数両ありますが、車両整備を巡り関係が最悪であることが、容易に想像できます。



 最後を飾るのは、昨年西武から購入した電気機関車、E30形です(写真、E33始め3両)。将来的にはE10形、E50形の後継にしたいという意向でしょうが、未だ竣工していません。今後どのようになるのでしょうか。


 ざっと、大井川鐵道の車両を見てきました。琴電も博物館ですが、大井川鐵道も素晴らしい車両が活躍していたことが分かります。動く車両は永く働き、動かない車両も可能な限り保存して欲しいと思います。


 また、次のシリーズを、ゆっくり検討したいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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動く鉄道博物館#9

2013-05-23 | 鉄道写真


 それでは、大井川鐵道第3夜の今回は、平成18年秋の訪問時の記録をお届けします。


 始まりは、金谷から。元近鉄16000系、16001始め2連が、発車を待っています(写真)。



 新金谷で下車。C11 190が、出発を待っています(写真)。



 今は引退しているC11 312とのツーショット(写真)。これは貴重な姿です。



 その横には、運用が怪しくなってきていた元近鉄6421系と、元西武351系が留置されます(写真)。



 6421系、421と571です(写真)。この頃から、気にするべきでした。



 351系、313です(写真)。まだこの頃は、走れそうでした。



 その相方、513です(写真)。当時の私には、先を見越す力はありませんでした。



 421のアップ(写真)。これだけの大接近も、もう叶いません。



 千頭に到着。C56 44も、この状態でした(写真)。何で運命が変わるか、分かりません。



 井川線ホームに移動する途中、49616とE103もそのままでした(写真)。



 井川線は本線と同じゲージでしたが、車両限界が小さく、小ぶりな車体です(写真、DD201)。井川行きは、先頭の制御客車で最後尾の機関車を制御し、運転します。



 「アプトいちしろ」には、ED90形3両が待機します(写真)。アプト式電気機関車です。


 これは、長島ダム建設に伴う井川線のルート変更で、急勾配区間が発生したため製造された機関車です。その勾配は、90パーミルです。



 そして、編成の麓側(千頭側)に、ED90形ED903を連結します(写真)。当時は、上下ともに単機でした。これをDD20形に連結します。



 登坂を終え、「長島ダム」で切り離し(写真)。再びDD20形のみで、井川に向け走り出します。


 おそらく日本で唯一の「アプト式」登山鉄道になった大井川鐵道井川線。技術的にも魅力的な鉄道となっています。機会があったら、是非訪問されることをお薦めします。


 第3夜はこんな感じか。次回は最終回、現在の様子をお届けします。


 それでは、次回をお楽しみに。

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動く鉄道博物館#8

2013-05-22 | 鉄道写真


 先回は20世紀中の写真を見てきましたが、デジ一を導入してからも暫く大井川を訪問することはありませんでした。しかし、平成18年のゴールデンウィークに訪問の機会を得て、訪問しました。


 当時はまだ新金谷に転車台はなく、またSL急行は金谷まで回送された後に、金谷始発で運転されていました。SL列車の最後尾は電機E102(写真)、SLは先端で、金谷で見ることは出来ませんでした。



 この日の搭乗列車のSLは、C11 227、千頭で初めてご対面です(写真)。



 その横には元京阪3000系、3507が停まります(写真)。



 その相方は3008でした(写真)。



 この頃は、南方戦線帰りのC56 44は側線に停まり、事実上休車でした(写真)。



 その後には左49616、右E103が停まります(写真)。



 次のSL急行は、C11 190(緑のナンバープレート)でした(写真)。入換中です。ヘッドマークもありました。



 千頭駅、井川線奥の側線には、ステンレスボディの廃車体、「1105」とナンバーの入った単行電車が停まります(写真)。



 当時も主力電車は16000系、元近鉄南大阪線・吉野線特急用車でした。16101(写真)。正面の行先表示部には、近鉄当時は「特急」と入っていました。



 その相方、16001(写真)。それ以外は内外装とも当時のままであったようです。



 団体臨時列車運転時を除けば、3往復運転はGW時のみです。3本目は、C10 8牽引でした(写真)。



 大井川鐵道で近鉄16000系に次ぐ勢力は、元南海ズームカー21000系です(写真、21002)。トップナンバーから2編成あります。



 新金谷まで戻り、車両を眺めます。当時はまだ現役だった、元近鉄名古屋線6421系、571です(写真)。この車両の動画は、もう夢でしょう。



 元西武351系、313と513の2両です。この車両の動画も、もう撮影不可能でしょう。



 奥の車庫に眠る、C11 312です(写真)。その後の運命は、予測できませんでした。



 新金谷駅横には、主として団体客向けの休憩・商業施設「プラザ・ロコ」があります。一部は、車両保存館となっています。


 最初は、「1」(通称「いずも」)です(写真)。一畑鉄道(現「一畑電車」)での運用を終えた後、入換動車としても不要となり、貨物側線で朽ち果てていたところを、大井川で修復、今の姿となっています。



 省形SL、1275です(写真)。明治期のSLの多くは、このようなオープンキャブとなっていました。


 他、井川線の賓客車が展示されます。


 長くなりましたが、第2夜は、こんな感じです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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動く鉄道博物館#7

2013-05-21 | 鉄道写真


 新春以来投稿が途絶えていた当ブログ。次のシリーズを探している最中に、大井川鐵道の写真を発見。大井川鐵道は、博物館級の車両が動態で保存されています。これしかない、と連載を再開することとします。


 最初は、平成11年秋の写真、C11 227の、折り返し運転発車前の姿(写真)。当時は、上り金谷行きは、バック運転でした。



 その前面(写真)。スイテ82 1の展望席に顔を合わせます。



 当時も49616(9600形)は、静態保存でした(写真)。当時も、今も記念撮影ができます。



 現存1両となったC10形、8号機が運用に就いています(写真)。昭和5年川車、これはあまり変わりません。



 現在は休車中のC12 164が、当時は運用に就いていました(写真)。動画が残っていれば、アクセス多数でしょう。



 当時は元西武のモハ351系、313と513が稼働しており、急行運用に就いています(写真)。



 その横には元近鉄6421系、421がドアを開け待機します(写真)。これも、現在からは想像もつかない姿です。



 最後は隠し玉、「しらさぎ」です(写真、6061始め2連)。元北陸鉄道、加賀温泉郷の路線全廃により若齢で放出され、当時は大井川にいました。本当に、悲運の車両です。


 大井川鐵道第1夜は、この程度か。でも、凄い鉄道会社なんですねえ!ただ、元写真がネガフィルムであることから、やや退色気味なのが残念。次回からは、デジカメ画像になります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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