Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#185

2017-04-30 | 鉄道写真


 それでは、連載第185回目は、EF65の12回目、EF65 501をお届けします。


 65P形の初号機、「Pトップ」の愛称を持つ同機は、「スワローエンゼル」C62 2号機の後を継いで、国鉄の頂点に立った、特急機の中の特急機です。そのため、現在も通常は貨物は牽かず、JR東日本高崎運転所で、臨時列車を牽いたりします。


 上野駅で出発を待つ姿(写真)。「邂逅」でした。



 先回書いたイベントでは、国鉄直流特急色のP形3両と並び、主役となっていました(写真)。裏側で、逆光で、こちらは最悪です。



 早朝、高崎線で、「あけぼの」「北陸」「能登」に混ざり、旧客の団臨を牽いています(写真)。このためこの場所には100名以上のファンが集結、この時を待っていました。



 新前橋電車区のイベントでは、「富士」のヘッドマークを装備していました(写真)。



 「EL&SL碓氷」号のELとして横川に停まる同機(写真)。ヘッドマークも九州特急風です。



 以降は高崎のイベントからです。先ずは、普通に(写真)。



 翌年、「はやぶさ」風のヘッドマークを装備して(写真)。



 翌年、僚機と並んで(写真)。


 20系客車の、高速時ブレーキ用にMR配管が追加されていますが、以降の14系、24系客車は、自動的にブレーキ増圧及び解除が出来ることから、機関車を限定しなくなり、P形以外でも牽引出来るようになりました。そのため、一般形でも牽引可能なようです。


 同機は、工臨を牽くことも少ないようで、現在も現役、永く活躍して欲しいものです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#184

2017-04-28 | 鉄道写真


 それでは、連載第184回目は、EF65の11回目、EF65 500番代へと進めていきたいと思います。


 EF65 500番代は、EF65P形、及びEF65F形が該当します。P形は、EF65一般形に、「走るホテル」、初代ブルートレイン20系客車を高速で牽くための各種装備を追加し、専用機として登場した形式です。F形は、P形に重連総括制御機能を追加し、重連で重量高速貨物を牽くために登場した形式で、500番代に混在し、しかもF形は列車設定までP形の代走も務めていたので、区別が非常に難しいです。いずれも「国鉄直流特急塗色」を纏い、国鉄の頂点に君臨しました。


 JR化されて、主に貨物運用に就くようになったP形の、最後の特急色4両を並べた姿(写真)。円形の「九州特急」「ブルートレイン」ヘッドマークを掲げ、東京機関区当時ほどの大勢力ではありませんが、「特急専用機」の輝きは、まだ失われていません。しかし、以降順次引退で、現在の状況になっています。


 これからは、暫く「最後の特急専用機」の写真集です。期待出来るほどの写真数はありませんが、お楽しみ下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#183

2017-04-27 | 鉄道写真


 それでは、連載第183回目は、EF65の10回目、EF65 114をお届けします。


 2000形「アンパンマンしおかぜ」松山到着の横で、貨物6番線にて待機する、114号機(写真)。予讃線伊予市電化の、最大のメリットを生かしています。


 塗装はJR貨物更新色で、恐らく広島車両所整備機、ステンレス帯も塗ってしまい、惜しいことをしました。勿体ない。しかし、テールライトは改造されず、オリジナルのままです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#182

2017-04-26 | 鉄道写真


 それでは、連載第182回目は、EF65の9回目、EF65 112をお届けします。


 先回の翌年位でしょうか、JR東海浜松工場のイベント時に、EF65 112が並びました(写真)。見てのとおり「ユーロライナー」塗色、JR東海保有4機のうちの3機が、今回の連載に登場しました。


 なお、あと1両国鉄色がある筈ですが、記録する機会無く終わっています。


 JR東海は、除雪も含め機関車を全廃しました。ある意味偉業ですが、数年前の身延線といい、モーターカーだけで本当に良いのでしょうか。まあ、電機は関係ありませんが。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#181

2017-04-25 | 鉄道写真


 それでは、連載第181回目は、EF65の8回目、EF65 111をお届けします。


 これは、先回の106と同じ日か、別の年か覚えていませんが、雨の中のJR東海浜松工場イベント時に撮った111号機(写真)。現役かどうか疑われますが、国鉄色そのままで、窓のHゴムもオリジナルに近いグレーで、こんな完璧な取り合わせでは、国鉄電機ファンが躍り上がってしまいそうですが、走行中では無いので、それほどでもないでしょう。しかし、テールライトも改造の跡が無く、本当に希有なオリジナル車です。


 65も、0番代は単機での運用が前提で、カニパンスイッチ等のジャンパ栓も無く、ホースも1本、連結器周りまですっきりしています。PやF、増してPFではかなり騒がしい部分ですから。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#180

2017-04-24 | 鉄道写真


 それでは、連載第180回目は、EF65の7回目、EF65 106をお届けします。


 JR東海の団臨用客車は、「ユーロライナー」が有名でした。また、同色の14系座席車「ユーロピア」もあり、これに塗色を合わせた機関車が、EF64、EF65、DD51各2両ありました。


 今回のEF65 106は、「ユーロライナー」等が引退し、牽引車両が無くなったことから、解体中の姿を、JR東海浜松工場のイベント時に、シャトルバス真横から見えたので、捉えたものです(写真)。後にも、先にも、これだけです。


 同機は、その後解体されたものと思われます。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#179

2017-04-23 | 鉄道写真


 それでは、連載第179回目は、EF65の6回目、EF65 104をお届けします。


 「EF65は国鉄色が多い」ということではなくて、実際は大半がJR貨物更新色に改められたのですが、あまり記録が無いので国鉄色が多く感じるだけです。その、具体例です。


 EF65 104は、JR貨物広島車両所イベント時に、片隅で、DE10「サツマイモ」と並び、「はくつる」のヘッドマークを装備して停止します(写真)。完全な広島更新色ですが、正面貫通路が無いため、運転台中央の貫通路部分のカラシ色が無く、気付きにくいだけです。これは、大宮と明らかに異なります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#178

2017-04-22 | 鉄道写真


 それでは、連載第178回目は、EF65の5回目、EF65 100をお届けします。


 EF65 0番代は、末期にはJR貨物岡山機関区に多く配備され、岡山を中心とした平坦線運用に就いていました。その代表例が予讃線貨物で、現在も高松経由で伊予三島行き2本、新居浜行き2本、松山行き1本が設定されています。


 そのうちの1両、100号機が、松山駅1番線伊予市側の待機線(貨物6番線)にて、パン下げで待機する姿(写真)。窓Hゴムが黒に交換されていますが、テールライト改造も無く、素晴らしいです。


 残念ながら松山行き貨物列車は、上下とも深夜未明の列車で、撮影は難しいようです。


 また、EF210が「桃太郎」なのは、最初の配備が岡山機関区であったからで、最初の置き換え対象が65の0番代、同機も含め置き換え対象で、現存しないのが残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#177

2017-04-21 | 鉄道写真


 それでは、連載第177回目は、EF65の4回目、EF65 86をお届けします。


 EF65主要機勢揃いの、高崎機関区イベントからの一枚。65一般形代表として、EF65 86が出ています(写真)。Hゴムはオリジナルのグレーでは無く黒ですが、美しい国鉄色の塗り分けに、標準的なEF65の姿を見ることが出来ます。


 以降、首都圏でも65の0番代や500番代は運用が見られなくなり、貴重な一枚となっています。本当に、あれは夢だったのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#176

2017-04-20 | 鉄道写真


 それでは、連載第176回目は、EF65の3回目、EF65 59をお届けします。


 大宮のイベントにて、国鉄色もどき、白に黄色を塗った59号機(写真)。ヘッドマークを装備します。



 数年後の大宮のイベントにて、国鉄色に戻された59号機(写真)。寝台特急「あけぼの」のヘッドマークを装備します。0番代に、上野~黒磯間の運用があったかどうかは、不明です。


 同機はいつも大宮車両所の中にあり、稼働機では無いと思います。作業の教習用という感じもします。そういう残り方も、あるようです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#175

2017-04-19 | 鉄道写真


 それでは、連載第175回目は、EF65の2回目、EF65 57をお届けします。


 同機は「茶ガマ」として有名で、新性能直流機でありながら旧式機のような茶色(ぶどう色2号)を塗られた機関車でした。


 JR貨物広島車両所での1枚(写真)。テールライトの改造も無く、良い感じです。


 この位置にあるということは、おそらく現役では無いということで、引退前の記念撮影という感じです。翌年は、ありませんでした。残念。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#174

2017-04-18 | 鉄道写真


 それでは、連載第174回目は、国鉄平坦形直流機の決定版、EF65について進めていきたいと思います。


 交流機開発の過程で生じた技術を利用して、直流機が製造され、EDタイプに引き続き平坦形としてEF60が製造され、九州特急用に500番代も製造されました。しかし力はあるものの高速性能に問題があり、結果改設計して製造されたのが、EF65です。各種改設計を行いながら、永い年次に渡り増備を繰り返し、結果直流機として最大派閥になりました。


 写真は、その初号機が、よく残っていました(写真)。「京都鉄道博物館」の展示機です。テールライトは改造されていますが、オリジナルによく復元されています。


 確か伯備線用にか、博物館用にか、64の1号機も所蔵していたと思いますが、現存しないようです、残念でした。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#173

2017-04-17 | 鉄道写真


 それでは、連載第173回目は、EF64の最終回、EF64 1053をお届けします。


 高崎線で、早朝に上野に向け寝台特急「北陸」を牽く、1053号機(写真)。寝台客車の14系の統一はイマイチですが、今となっては貴重です。


 翌年の再挑戦を期待していましたが、残念ながら廃止で、それは叶いませんでした。


 山男に引き続いては、平坦線の決定版、ということになります。ご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#172

2017-04-16 | 鉄道写真


 それでは、連載第172回目は、EF64 1000番代の33回目、EF64 1052をお届けします。


 JR高崎駅のイベントで展示される、EF64 1052(写真)。国鉄色ですが、平凡も平凡、交流電車牽引設備もありません。


 永きに渡ったEF64のシリーズも、遂に次回が最終回となりました。お付き合いありがとうございました。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#171

2017-04-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第171回は、EF64 1000番代の32回目、EF64 1050をお届けします。


 最初は、米子駅南側に広がっていた貨物駅で、停泊中のEF64 1050(写真)。当時の塗色は国鉄色、岡山機関区所属時代です。


 その後、伯備線貨物列車は愛知機関区に持ち替えとなり、EF64 0番代の最後の活躍の場となったものの、現在は1000番代です。


 また、現在は伯耆大山駅に貨物駅機能が移転、同駅に入線する貨物列車は無くなりました。



 後に愛知機関区所属となった同機の、運用に就く姿(写真)。稲沢操車場から、「赤ホキ」あるいは「矢橋ホキ」と呼ばれる、美濃赤坂経由、西濃鉄道発の石灰石貨物列車を牽きます。従前は、平坦形のPF等が運用に就いていました。


 国鉄色は素晴らしいですが、塗装がかなり傷んだ感じで、最近は不明です。運用減で平坦区間運用でもこなさないと、引退に追い込まれてしまいます。


 それでは、次回をお楽しみに。


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