Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Diesel Locomotive#5

2019-04-26 | 鉄道写真


 それでは、連載第5回目は、DD13 638をお届けします。


 同機は、かつて大阪市弁天町駅前にあった、「交通科学博物館」にて、屋外展示されていました(写真)。通常の暖地形と思われます。



 別の時の、一枚(写真)。ヘッドライトは角二つ、近代的な仕上がりです。



 更に別の時、反対側から(写真)。運転台見学用の階段が写るので、あまりこの向きの写真はありません。



 「交通科学館」は営業を終了、多くの保存機は「京都鉄道博物館」に移転統合されましたが、同機はその対象にはなりませんでした。結果、「津山まなびの鉄道館」所蔵となり、現在に至ります(写真)。ディーゼル動車を見るには、とても良いところです。


 DD13は現存4両、今回取り上げたものだけで、分割民営化時にJRには1両も引き継がれず、残念でした。しかし各地の貨物鉄道、臨港鉄道等では、現在も多数同形が使用され、完成度の高さが分かります。重量約55tであることから「DD55」、及び「DD13」と書かれた、凸型のディーゼル機関車は、まず間違いありません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#4

2019-04-25 | 鉄道写真


 それでは、連載第4回目は、DD13 611をお届けします。


 DD13 600番代は、DD13 300番代に重連総括制御を追加した形式、0番代に対する500番代と同じです。その一両が、北海道、小樽市総合博物館にて保存されます。


 芝生の中に展示される同機、その関係で、撮影位置が制約されます(写真)。



 別の時、横から(写真)。センターキャブ、前後が対称になっています。



 また別の時の撮影(写真)。ヘッドライトは角2つです。


 近代的な国産液体式ディーゼル機関車の記念すべき形式ですが、運転装置は2組で倍の整備が必要、また軸重が重く入線出来る線に制限があったこと、また操車場のハンプ運用には液体変速機の油温が上昇しやすく適さなかったことなど、多くの問題は指摘されました。しかし、これが国産化出来たことで、以降のディーゼル機関車の開発に重要な役割を果たしたことは、何の疑問もありません。その意味でも、偉大な形式なのです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#3

2019-04-24 | 鉄道写真


 それでは、連載第3回目は、DD13 353をお届けします。


 DD13も、製造が進むにつれ進化を遂げ、従来機と区別すべく完成したのが、300番代です。その、酷寒地形の1両が、北海道三笠市「三笠鉄道記念館」にて保存されます。(写真)。


 建屋に収納された形で、全景を見るのは、難しいです。



 別の時に撮った一枚(写真)。前照灯が、1号機の中間一灯から、ボンネット両端の2灯に改良されているのが分かります。


 製造が進むにつれ、外観も近代化していったのが分かると思います。しかし、全景を捉えるポイントが無いのは、残念ではあります。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#2

2019-04-23 | 鉄道写真


 それでは、連載第2回目は、国産ディーゼル機関車、DD13をお届けします。


 ディーゼル機関車は、クラッチと歯車で構成される機械式、トルクコンバーターを介入させる液体式、及び発電し電気でモーターを回す電気式があります。国鉄では本線用は電気式を志向しましたが、主に入換、更に小運転を志向した同形式は液体式となり、国産量産形式として本格的なディーゼル機関車となりました。


 最初は、鉄道博物館開業前、大宮のイベントにて展示される、DD13 1号機(写真)。記念すべき車両です。



 同日、反対側から(写真)。センターキャブ式で、気動車用のエンジンを改良して製造したディーゼル機関を、前後に2台積み、前後それぞれに液体変速機等を装備します。



 後に鉄道博物館リニューアルと拡張の際に展示車両に抜擢され、その予告編で展示されているところを、大宮のイベント時の体験列車で眺めた図(写真)。現在展示の位置は異なります。


 DD13の成功により、本線形も液体式を導入するきっかけとなりました。その機関車は、大抵の人が知っています。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Diesel Locomotive#1

2019-04-22 | 鉄道写真


 それでは、永く準備していた、次なる連載を、開始したいと思います。


 写真は、DD51の変形機「三ツ目」、DD51 745です。しかし現存しません。


 多くの国鉄形ディーゼル機関車は、JRに承継されましたが、承継されなかったものも多数、また承継されたものもJR30年の歴史の中で引退し、新型のJR形と呼ぶべき機関車に取って代わられつつあります。その過渡期にある現在、捉えることの出来たディーゼル機関車を、基本的にはデジタル写真画像でお届けします。


 基準は、ディーゼルを動力とする機関車で、入換動車(スイッチャー)までは含みますが、保線用モーターカーは含みません。また、除雪機関車はディーゼル動力は含み、しかし気動車(JR西日本キヤ143)、排雪モーターカー・機械は含みません。その基準で、国鉄・JR形を中心に、私鉄形も見ていく形とします。


 二番煎じのような気もしますが、いつまで続くのか。ご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#627

2019-04-15 | 鉄道写真


 それでは、627回の永きに渡って続けてきた当”Electric Locomotive”も、遂に最終回となりました。最終回は、EH800最終号機、EH800-19です。


 青函トンネル北海道側坑口に突入する、19号機(写真)。長い、トンネルです。。



 そして、撮影ポイントの横を通ります(写真)。2車体式の姿がクッキリ写っています。


 最後は腰砕けとなってしまいましたが、これで最終回となります。永きに渡りご愛読いただき、ありがとうございました。次の連載は、準備がほぼ終わっていますが、開始まで少し考えてみたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。


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Electric Locomotive#626

2019-04-14 | 鉄道写真


 それでは、連載第626回目は、EH800-12をお届けします。


 これも青函トンネル北海道側で、通り抜け北海道に入る、12号機(写真)。木古内は、もうすぐです。



 初めて、機関車の写真が出てきました(写真)。形はEH500とほぼ同じですが、交流専用であり、また新幹線ATCに対応し、青函区間専用の機関車になっています。恐らく、EH500同様東芝で製造されたものと思われます。


 現存形式が一巡し、最終回が近づいているのが分かります。正に、そのとおりです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#625

2019-04-11 | 鉄道写真


 それでは、連載第625回目は、EH800-11をお届けします。


 これもちょっと、青函トンネルに吸い込まれる、EH800-11(写真)。次に天を拝むのは、本州です。


 一気に整備された同形式、数は多いですが、写真が少なく、申し訳ありません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#624

2019-04-10 | 鉄道写真


 それでは、連載第624回目は、JR貨物最新系列機関車、EH800へと話を進めていきます。


 EH800は、北海道新幹線と共用する青函トンネル前後の部分で使用するべく、新幹線ATCを搭載した機関車です。在来線当時はED79やEH500で運転された同区間ですが、新幹線開業に伴い検討された結果、改造では無く新造で決着がつきました。交流専用ですが、EH500同様の2車体式、牽引力もほぼ同程度でしょう。


 写真は、青函トンネルに吸い込まれる貨物列車を牽引する、EH800-2(写真)。従前と同様です。このポイントには、新幹線の通過時刻は書かれますが、貨物列車の通過時刻は書かれておらず、残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#623

2019-04-09 | 鉄道写真


 それでは、連載第623回目は、EH500-70をお届けします。


 雨の中の広島でのイベントでしょうか、「鉄道コンテナ50th」を掲出する、70号機(写真)。まだ新製間もなく、ピカピカです。


 関門トンネル用に門司機関区に配備される70号機ですが、検車は広島では無く、東北組と同じく大宮で行っています。機関車次位で無動で貨物列車に入り入庫します。


 本年1月時点で、門司機関区には72号機、以降仙台総合鉄道部には81号機まで配備されるEH500ですが、以降の写真は無く、69号機と併せ残念でした。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#622

2019-04-08 | 鉄道写真


 それでは、連載第622回目は、EH500-68をお届けします。


 北九州貨物ターミナルの一角に停まる、68号機(写真)。他にもED76、EF81他多数停泊し、中を見学出来れば最高でしょう。しかし、遠いのが問題です。


 本連載も、最終コーナーにかかってきたと感じます。間もなく最終章のようです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#621

2019-04-07 | 鉄道写真


 それでは、連載第621回目は、EH500-67をお届けします。


 完全に大宮のイベント、整備中の67号機(写真)。足回りの無い、ダルマです。


 64,65,66号機は写真が無く、申し訳ありません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#620

2019-04-06 | 鉄道写真


 それでは、連載第620回目は、EH500-63をお届けします。


 黒磯駅上り1番(5番線)に進入し、停止する63号機(写真)。交直切替の最中です。


 黒磯駅は交直切替のポイント、永く地上切替式で、流れている電流の交直を示す信号もありましたが、昨年車上式に変わり、恐らく黒磯駅北側にデッドセクションが設けられ、信号も廃止されたでしょう。時代です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#619

2019-04-05 | 鉄道写真


 それでは、連載第619回目は、EH500-62をお届けします。


 撮影地「ヒガハス」(東大宮~蓮田間)を、上り貨物を牽き通過する、62号機(写真)。直流区間でも安定的に使用出来る、証です。


 54号機から61号機まで飛んでしまい、申し訳ありません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Electric Locomotive#618

2019-04-04 | 鉄道写真


 それでは、連載第618回目は、EH500-53をお届けします。


 JR貨物隅田川貨物駅のイベント時に展示された、53号機(写真)。EF64 1000番代と並んでいます。



 その、反対側(写真)。F級1車体より、H級2車体は遙かに大きいのが分かります。出力も、2両分です。


 今やJR貨物の主軸、正に「金太郎」です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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