Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Trunk Line#15

2012-04-13 | 鉄道写真


 遂に今回の連載も、「本当の」最終回を迎えました。今回は、米原のJR総研風洞試験場に保存される高速試験車をお送りします。最初は試験場北側から見た、車両展示の全景です(写真)。3両の車両が並んでいるのが分かります。



 最初はJR東海”300X”、955-1です(写真)。「リニア・鉄道館」に保存される955-6とは前面形状が異なりますが、これは空力性能を比較するためで、955-6が「エアロウェッジ」形、こちらが「エアロカスプ」形であり、これが改良され700系に採用されました。



 次はJR東日本”STAR21”、953-1です(写真)。これも同様に空力性能比較のため、953-5と異なります。E2系というよりE3系の方が近い感じです。



 最後はJR西日本”Win350”、500-901です(写真)。これも博多総合車両所に残る500-906と異なり、営業用の500系とは更に異なります。


 これで、今回の連載は「本当に」終わりです。先月14日からの連載約1ヶ月間、お付き合いありがとうございました。


 そういえば、間もなく当ブログ開設から1年になりますが、気まぐれにしか投稿しないのに今日で10,000IP、15,000PVの閲覧を頂き、嬉しく思います。完全にネコ形の投稿ですが、本当にお付き合いありがとうございます。


 それでは、またゆっくりと次回の連載を計画したいと思います。いつになるかは未定ですが、次回にご期待ください。

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Trunk Line#14

2012-04-12 | 鉄道写真


 14回目となった今回の連載。今回は、JR東日本の試作車、業務用車をお届けします。


 最初は、新幹線車両センター(仙台)の屋外に保存される、”STAR21”953-5です(写真)。高速試験車、E2系の原型ともなっています。平成18年、イベント時の撮影です。



 次も同日の撮影、当時試験中だった”Fasteck360S”、E954-10です(写真)。E2系後継の新幹線試験車です。同様に新在直通形”Fasteck360Z”(E955形)も造られましたが、試験終了と共に廃車されました。



 E954-10、向きを変えてもう一枚(写真)。車両の側面の「耳」状の板は空気抵抗増加用ブレーキ板で、360キロ走行でもE2系同様の停止距離で停まるため試験された装置でしたが、実際の量産車E5系が320キロ運転で行われることが決まり、試験のみで終わりました。



 そしてその結果、量産先行車として製作されたE5系S11編成、E514-1ほか10連です(写真)。平成22年のイベント時の撮影です。


 E5系U編成は現在営業に就きますが、同編成は現在もなお試験車両S11編成のまま、量産化改造も行われず残ります。なお、U1編成は現在空番です。



 同日、同センターの電留線で見られたE6系量産先行車、S12編成グリーン車、E611-1です(写真)。これを撮るため、わざわざ仙台から利府まで戻り、撮り直しました。



 同編成大曲方先頭、E621-1です(写真)。E5系共々320キロ運転を見越し、この先頭形状になっています。



 今回の最後は、”East-i”E926形です(写真、E926-6始め6連)。各種検測車、JR東日本で新幹線全線を走れる、唯一の車両です(ミニ新幹線対応、かつ50Hz・60Hz両対応は同編成のみ)。正面、ライトの下の窓はカメラと光源ですが、ここからレーザービームを発射するイラストもありました。


 今回も、またしてもE6系の写真を忘れてしまいました。ストーリーは、計画的に進めていきたいものです。


 次回が、この連載の本当の最終回か。次回にご期待ください。

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Trunk Line#13

2012-04-11 | 鉄道写真


 12回に渡り続けた本連載。そういえば、まだ新幹線関連でも未整理があるなあ、と思って眺めていると、まだまだありました、そう業務用車両などの営業用以外の車両です。今回からは、それを見ていきたいと思います。


 最初は、デジタル写真がありました、921-21です(写真)。0系ベースの検測車であるT3編成博多方先頭、現存しません。平成16年秋、JR西日本博多総合車両所のイベントでの一枚です。この時は、翌年もあると思っていましたが、例の事故で全部中止になってしまいました。



 その反対側先頭、921-26です(写真)。7両編成、中間に軌道検測車922-21が入ります。



 その後継車、923形です(写真、923-7)。T4編成、JR東海所有の車両です。平成18年の浜松工場イベントでの一枚です。



 その反対側は、923-1です(写真)。平成19年のイベント時には、こんなに近くに寄って見ることが出来ました。



 同日の923-7です(写真)。触ることも出来ました。



 同日撮影した、事実上業務用車両となっているN700系量産先行車、Z0編成784-9001他です(写真)。一般に量産先行車は、後に量産化改造を施されるものですが、同編成は現在に至るまでそれが行われていません。



 平成20年のT4編成の展示(写真、923-7)。全部を見渡せる場所には置けません。



 例の事故が原因で、その後落成したT5編成、923形3000番台は、なかなか撮影の機会がありませんでしたが、遂に平成21年、博多総合車両所の一般公開イベントが再開され、撮影することが出来ました(写真、923-3007)。なかなか出てこず引っ込み思案かとも思いましたが、最後には撮影位置に停まりました。



 業務用に試作車も入れるべきか難しいですが、形式番号は900番台を名乗るので入れました、955-6です(写真)。平成22年、浜松工場でのイベント時の一枚です。現在同車は「リニア・鉄道館」の収蔵車両です。



 これも入れるべきか考えましたが、500系の試作車である”WIN350”、500-906です(写真)。走っている所は、見たことがありません。鉄道を撮るよう動機付けがある前の運転でした。



 そして最後は、名古屋の「リニア・鉄道館」の収蔵車両となった、921-26です(写真)。他社線走行時(東海道新幹線でのJR西日本社員、山陽新幹線でのJR東海社員)の待機場所、事実上座席車です。


 写真を揃え投稿をしようと思った所で、921形の写真がないことに気付き、慌てて探し、時間がかかってしまいました。もっと上手に処理したいと思います。


 次回は、JR東日本の業務用車か。次回にご期待ください。

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Trunk Line#12

2012-04-01 | 鉄道写真


 12回連載を行った今回の特集。遂に最終回を迎えました。最後は、400系最終運転日の記録です。


 平成22年4月17日、その日は特別な日でした。同年3月改正で全車定期列車から引退した400系が、最後の臨時列車として、走る日でした。東京駅20番線電光掲示には、発着番線変更となった列車、団体235号(PARTY 235)が表示されます(写真)。



 間もなく、20番線に、400系仙カタL3編成が据え付けられます(写真)。


 




 同列車、東京駅入線の動画です。タイトルに「400系最終」と入っていないために、僅かなアクセス数となっています。



 私が乗ったのは17号車(写真)。通常は自由席の同車、緑のモケット、A席及びB席(右側)には立ち客用の手すりがついています。この車両で、関東でも有名なN氏と再会し、喜びを分かち合いました。



 同じく、16号車の車内(写真)。赤系のモケットです。一両おきに色が変わります。


 グリーン車(11号車)の撮影を試みましたが、一般客立ち入り禁止とされており、残念ながら記録出来ませんでした。



 ネットダイヤの合間を縫う関係で、早速大宮駅16番線でバカ停を。期せずして、撮影タイムです。


 先頭17号車の様子(写真)。さすがに対向17番線まで行く時間はありませんでした。



 側面ロゴ(写真)。このデザインの「つばさ」も、もう見られません。



 そして、終点新庄へ。新庄駅に停泊するL3編成(写真)。最後の旅立ちへの準備が始まります。



 そして11号車側から(写真)。JR東日本の新幹線車両は、小窓はグリーン車のみ、普通車は基本大窓で設計する模様です。


 




 そして山形車両センターへの最後の旅立ち、その動画です。こちらも「最終400系」とタイトルに入らないため、アクセス数が僅かでした。


 遂にこのシリーズも完結を見たようです。約3週間、お付き合いありがとうございました。


 それでは、次のシリーズの構想を、ゆっくりと練りたいと思います。時期はいつになるか未定ですが、次回にご期待ください。

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