Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#145

2016-06-30 | 鉄道写真


 それでは、連載第145夜は、平成27年8月の、JR西日本金沢総合車両所本所(旧称「松任工場」)でのイベントをお届けします。


 JR東日本東京車両センター、及び西武鉄道南入曽車両基地でのイベントから大移動、途中疲労が限界に達し、富山県内で寝込んでしまいました。


 そして、開場からは遅れてしまいましたが、入構、撮影を開始します。


 エントランス近くにはサーモンピンクのEF81(車番不明)が留置されます(写真)。「日本海」全廃で定期運用も無く、臨時も無ければ多数維持の必要も無く、結果調子が悪い、あるいは検査切れから順次廃車、ということです。



 建屋クレーン近くには、トワイライト色のEF81、43がありました(写真)。「特別なトワイライトエクスプレス」運用がまだあり、下関のPFも1両この塗色になりました。しかし、それも終われば、今後どうなるのでしょうか。



 そして、奥にもサーモンピンクのEF81がありました(写真)。外観的には特に傷みは認められませんが、内部的な不調、及び検査切れで廃車、という選択になったのでしょう。残念です。


 時代は変わり、古い車両は引退し、過去のものとなっていきます。もう、戻ることはありません。悲しいですが、仕方ありません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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The Sleepers#144

2016-06-29 | 鉄道写真


 それでは、連載第144夜は、千葉県内の私営の施設からお届けしたいと思います。


 「いすみ鉄道」沿線からちょっと歩いたところに、「ポッポの丘」なる施設があり、メインは卵の販売なのですが、その周辺に「いすみ204」を皮切りに、引退車両たちを並べているうちに、あれよあれよという間に20両以上収蔵され、その中にはJRの車両も、そう寝台車もありました。


 最初はプルマン式(オープン型)A寝台、オロネ24 2です(写真)。オロネ25が出来るまでは、これが最上級寝台でした。



 その後は、オハネフ24 2です(写真)。3段寝台で落成、後に2段式に改造されました。緩急室側は折妻ですが、見ることが出来ません。


 いずれもJR東日本青森運転所所属の車両、末期は主に「日本海3,2号」、後の「日本海」に使用されました。残ったことは、良いことです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#143

2016-06-28 | 鉄道写真


 それでは、連載第143夜は、北陸を走るブルーをお届けします。


 「トワイライトエクスプレス」無き北陸で、681系と683系の比較がしたくて、福井県内のとある場所へ行きます。そこで、まあ引っかかるでしょう、EF510-502牽引貨物列車です(写真)。「北斗星」牽引機であったのは何時のことか、流星マークも無く、貨物機となった現在の姿を見せています。塗色のブルーにゴールドは、正に「北斗星」そのままで、より哀れさを誘います。残念です。


 もう、こういう姿しか残っていないのか、と思うと、非常に残念です。格安高速バスに負けた、その事実のみが残っています。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#142

2016-06-27 | 鉄道写真


 それでは、連載第142夜は、平成27年の大宮でのイベントからお届けします。


 5月のお楽しみは、JR東日本大宮車両センター及びJR貨物大宮車両所共催のイベントです。毎年話題の車両が並び、それも楽しみの一つです。


 この年は、まずEF81 139が「鳥海」を掲出します(写真)。青森運転所のカマです。



 その反対側は、「はくつる」です(写真)。これは、実際にあった組み合わせです。



 資料館には、多くの記念ヘッドマークがありました(写真)。ああ、走っていて欲しかった列車もあります!



 その横には、残念な姿が。最後のEF80、52号機が、プレートだけとなり残っていました(写真)。常磐線用の、初の高速交直流機関車(EF30は交流ではパワーダウンした)、「ゆうづる」などを牽引した機関車の、最期の姿です。残念。


 同年には他にも、ガスタービン車キハ391系などがカットモデルとなり、保存スペースに余裕が無くなったことが分かりますが、本当に惜しいです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#141

2016-06-26 | 鉄道写真


 それでは、連載第141夜は、平成27年初夏、再び富士急行上吉田「ブルートレインテラス」をお届けします。


 イベントの帰り道、近いという理由だけで行った上吉田。旧名古屋駅駅舎を模した建物を通り、入場料を払い入場します。


 いつもどおりスハネフ14 20は、「富士」を掲出し停まります(写真)。



 再度、テールサインを見ます(写真)。やはり、良いですねえ!



 側面は、全盛期の「富士」の方向幕です(写真)。「特急 富士 西鹿児島(現「鹿児島中央」) 日豊線経由」、当時単独列車としては日本最長でした。



 寝台(写真)。寝台特急「北陸」当時の姿で、オリジナルの青のモケットではありません。


 今こういう列車を走らせたいと思っても、牽引機も、牽く客車も無く、再現は不可能です。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#140

2016-06-24 | 鉄道写真


 それでは、連載第140夜は、平成27年GW、「九州鉄道博物館」です(写真)。


 「九州へ行ったら、九州鉄道博物館へ行こう。」と思っていましたが、そう思っているうちに移動時間が掛かり過ぎ、九州最後の日の、閉館後に来てしまいました。


 そのため、場外からの撮影となってしまいました。先ずは、昨年出来た、運転台体験(写真)。左から、クハ481-246、ED76 1、EF30 3です(写真)。



 車両展示場に、この頃から展示されるようになった、スハネフ14(写真)。「特急あさかぜ 下関」を表示しています。車番は、11番でした。



 その先は、以前からある、クハネ581-9です(写真)。「月光」を表示します。


 そのため、「次回行こう。」と思いましたが、「次回」というのは、なかなか難しいところです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#139

2016-06-23 | 鉄道写真


 それでは、連載第139夜は、平成27年GWの、大分県日田市の施設からお届けしたいと思います。


 「日田市にブルートレインがある。」と聞き、行きたくなった九州。しかしそう頻繁に行くところでは無いので、長期休暇にまとめて行きました。


 先ずは、全景から(写真)。牽引機の位置には、九州の主力電機であったED76形、91号機が、富士山形の「富士」のヘッドマークを装備して停まります。



 キャブ(写真)。左手がブレーキ、右手の扇形が手動進段のマスコン(アクセル)です。一時代前の機関車です。



 続くのは電源車では無くA寝台「シングルデラックス」、オロネ15 3005です(写真)。仕様は変わっていませんが、元は24系寝台車オロネ25として落成、永く使用されましたが、「さくら」廃止、「富士」「はやぶさ」併結開始時に、車両が14系に統一されることから対応改造が施され、現車番となっています。



 「シングルデラックス」は1人用個室寝台、その個室です(写真)。モケットは国鉄当時のものでは無く、JR九州オリジナル、末期の寝台車に使用されました。座席を引き出すと寝台になります。また窓際のテーブルは開けると洗面台となり、専用のアメニティグッズが各個室に配布されていました。デコラ板は当初は白と記憶しますが、リニューアル時にこの通り木目調に変わりました。



 その後、緩急車は、スハネフ14 5です(写真)。14系初期の緩急車、電源用ディーゼル機関を搭載することから重さがス級になりました。悪戯か、緩急室外板がボロボロです。



 同車は当初3段式B寝台で落成しましたが、後に2段化改造され、現在に至ります。その寝台室(写真)。こちらもJR九州のモケットに改められています。


 北陸トンネル火災で製造が停まり、以降は24系となった、14系寝台車。しかし、それが九州特急の殿を務めると、誰が思ったでしょうか。皮肉です。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#138

2016-06-22 | 鉄道写真


 それでは、連載第138夜は、京都府内の商店にある関連施設をお届けします。


 京都で、梅小路蒸気機関車館、及び梅小路公園の京都市電を楽しんだ後、車の進路を南に向け、確か木津川市だと思います、パン屋の中にあるEF66を撮りに行きます。


 それは、確かにありました(写真)。EF66 49の前頭部で、緑ピンクの「さくら」のヘッドマークを装備しています(写真)。流石にデジ一での撮影はどうかと思ったので、ミラーレスで撮影しました。


 このお店はボランティアではありませんので、当然お客になる、撮影許可を得る、等の礼儀は守って下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#137

2016-06-21 | 鉄道写真


 それでは、連載第137夜は、「京都鉄道博物館」ネタをお届けします。


 前身の「梅小路蒸気機関車館」も閉館間近とのことで、朝早く行くと、横の方で何か人集りしています。行ってみると、梅小路の扇形庫の一線が延長されており、それが柵の向こう側、建設中の新博物館の車両展示場の前へと繋がっており、その線路を、緑色の車両が人力で押され移動しています(写真)。「トワイライトエクスプレス」エンブレムもあり、屋根高さ、及び屋根上クーラーから、スシ24とすぐに分かりました。


 永く車番は不明でしたが、「京都鉄道博物館」関連書籍によると、スシ24 1で、サシ489改造の食堂車、クーラーは「キノコ形」のAU12で、489系初期車用の食堂車であったのが分かります。「エル特急」化で余剰となった食堂車、そのまま廃車の筈が、北海道向け寝台特急新設で復活、客車化、耐寒耐雪化で平成の世まで生き延びました。そして、博物館保存とは、何と運の良い車両でしょうか!


 それでは、次回をお楽しみに。

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The Sleepers#136

2016-06-20 | 鉄道写真


 それでは、連載第136夜は、引き続き平成27年春の富山からお届けします。


 前日の撮影に納得がいかなかった私は、夜を過ごし、翌朝同じ呉羽山へ。今度は、少し良い場所を占めました。


 最初は、EF510-505牽引貨物です(写真)。何とも言い難い感じになります。



 その動画です。最後はこうする腹づもりであったのでしょうが、あまりに早すぎた感じはします。



 続いて、EF510-504牽引貨物です(写真)。コキはスケボーです。富山のカマは洗車をしないのか正直汚く、より哀れさを誘います。



 そして真打ち、EF81 103牽引「トワイライトエクスプレス」です(写真)。こちらは旅客列車ですので、綺麗です。



 その、動画です。前日とは違うのが、分かると思います。


 やはり、客車が24系であったのが、限界でした。いくら化粧直ししても、種車は30年落ち、隠しきれるものではありません。


 そして「トワイライト」は消え、日は沈みました。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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The Sleepers#135

2016-06-19 | 鉄道写真


 それでは、連載第135夜は、引き続き「トワイライトエクスプレス」、富山からお届けします。


 そのポイントは呉羽山、隧道西側入口がそうで、北陸新幹線工事にも影響なく、撮影可能な場所でした。しかしギャラリー多数、良い場所は占められません。


 間もなく、EF81 44牽引下り「トワイライトエクスプレス」が、通過します(写真)。



 その時の動画です。イマイチですが、何とか写っています。


 そのため、翌日は再挑戦することとしました。それは、次回にて。


 それでは、次回をお楽しみに。

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The Sleepers#134

2016-06-18 | 鉄道写真


 それでは、連載第134夜は、終焉間近の「トワイライトエクスプレス」の、富山での姿をお届けします。


 疋田の「トワイライトエクスプレス」は押さえたので、次のポイントを探るべき考えるに、いろいろと検討の末、富山へ行くこととしました。北陸新幹線の工事が気になるあのポイントは取り敢えず避け、上路ガーダー橋の早月川橋梁を目指します。この場所ならば同時に「はくたか」、とりわけ北越急行色が確実だからです。ついでに国鉄色「北越」もいければ、と、安易でした。


 そして、今回のテーマ「トワイライトエクスプレス」は、定時に現れました(写真)。ただ、短編成ならともかく、この長編成では豆粒になってしまい、設定が少し安易であったと反省しています。せめて側方では無い、角度を考えるべきでした。


 しかし、この場所で得た地元情報で、「あのポイント」は無事で、大いに見込みありと聞き、決断しました。それは、また改めて。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#133

2016-06-17 | 鉄道写真


 それでは、連載133夜は、こちらも定期では最後に近い、上野~札幌間の寝台列車をお届けします。


 上野~札幌を結ぶ寝台特急は、何本もあったのは昔の話、昨年までは「北斗星」1往復に、「カシオペア」週3本となり、これだけでも寂しいですが、平成27年春改正で「北斗星」も臨時となり「カシオペア」と交互運転、夏シーズン後臨時列車としても廃止となるとアナウンスされ、それではと新疋田から移動します。


 取り敢えず定期運用は残る「カシオペア」は、定時に通過しました(写真)。牽引機は、EF510-509でした。



 その動画です。この時は、通常でした。


 後に「銀ガマ」は509、510の2両ともダウンし、富山で修繕中EF81が代走に入る、という事態まで引き起こし、「いよいよか」と思わせました。



 同日の「北斗星」は、札幌出発の時点で2時間遅延し、正にアメリカ並みでした。乗客のトラブルか、撮影者のトラブルか、原因は不明でした。


 そのため、東北地方で朝を迎えてしまい、普通列車と同速度で、定期列車の合間に走り、結果関東入りが昼近くになってしまいました。


 乗客のツイートを信じ、雨の中堪え忍ぶと、昼過ぎにその列車はやって来ました(写真)。EF510-512牽引でした。



 その、動画です。雨の中、大変でした。


 定期「北斗星」廃止、そして北海道新幹線開業を控え「カシオペア」廃止も噂され、明日お別れしてもいいように、記録を残しました。


 いよいよ、「寝台列車」というものが無くなるのだ、ということを実感しました。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#132

2016-06-16 | 鉄道写真


 それでは、連載第132夜は、平成27年早春の、疋田の大カーブからお届けします。


 北陸新幹線開業に伴う並行在来線の第三セクター化が原因として、「日本海」に引き続き「トワイライトエクスプレス」も廃止と発表、俄に騒がしくなってきました。ここ数年の目標として、同じ理由でDD14があったのですが、永久に叶わないと確定したので、方針を変え、疋田へ向かいました。


 最初は、EF510-502牽引貨物です(写真)。性能は0番代と同じで、問題はありませんが、「流星」以外の主な塗色はそのままで、哀れさを誘います。



 続いて、バラストホキを牽引する、EF81 108です(写真)。貨車が短く、分かりません。



 そして真打ち、EF81 43牽引「トワイライトエクスプレス」です(写真)。



 その、動画です。確かに、43号機です。


 正に最末期の寝台列車、暫くは、同じネタが続きそうです。


 それでは、次回をお楽しみに。


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The Sleepers#131

2016-06-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第131夜は、福岡市内の20系客車保存車をお届けしたいと思います。


 昭和末期の九州島内の客車夜行急行には、かつての長距離急行の名残か、寝台車が連結されていました。いずれも一線を退いた20系客車で、座席車と連結できるよう電気系の改造が行われ、12系座席車等と連結されていました。その1両、ナハネフ22 1007が、当時の面影を残しつつ、保存されます(写真)。列車種別は、「急行」を表示します。


 かつては夜行急行「かいもん」「日南」がゆっくり走った九州島内は、今は鹿児島まで新幹線が走る時代、隔世の感があります。もう、そういう時代は、来ないのでしょう。


 それでは、次回をお楽しみに。

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