Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Navy and Orenge#16

2013-06-25 | 鉄道写真


 そしてこの春、近鉄特急で賢島まで乗車する機会がありました。


 往き道、近鉄名古屋に入線した名伊甲特急は、23000系「伊勢志摩ライナー」、当時唯一の赤塗装であった、23603始め6連です(写真)。リニューアルして黄色塗装となった編成は、全3編成出場しましたが、残る2編成はこの赤で出場の予定です。



 同編成に乗って賢島到着(写真、23103)。確かに、乗りました。



 黄色の「伊勢志摩ライナー」は全3編製リニューアルが完了しています(写真、23102始め6連)。リニューアルで側面にもロゴが配され、腰部にオレンジの帯(赤塗装車は水色の帯)が配されます。




 同日も全3編成が賢島行き特急に使用されていましたが、その到着の動画です(23104始め6連)。



 全2編成の15400系「かぎろひ」、その初号編成が入線(写真、15301)。近鉄は、サービスばっちりです。



 そして、50000系「しまかぜ」、全2編成の揃い踏みです(写真)。こんな写真は、賢島でしか撮れません。


 この雨で、メインカメラの常用ズームレンズ、他計2本が故障し、大変な日でした。しかし何れも修理を終え復帰しました。



 最後は、近鉄塩浜検修車庫のイベントで撮った18400系、18509始め2連です(写真)。後には、15400系のもう一方の編成(15402始め2連)が続きます。ボディの張り出しの有無が比較できる、良い展示でした。


 遂に、二週にわたり掲載した本連載の、最終回を迎えることが出来ました。今回は、遂に週間ランクにも入ることが出来、こんな気まぐれなブログでも可能なのだなあ、と感慨に耽っています。永きにわたりお付き合い頂き、ありがとうございました。また、次回の連載を気まぐれに探したいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#15

2013-06-24 | 鉄道写真


 そして平成24年11月の、五位堂検修車庫でのイベントに参加しました。いつも最初は、撮影会と決まっています。


 最初は、運用の合間を見つけた21020系”アーバンライナー・ネクスト”、21022始め6連(最終編成)です(写真)。元々21000系”アーバンライナー”をリニューアルする間の、不足編成を充足するのが目的の同系、2編成のみで、その後の追加製造もありません。



 横には、15200系「あおぞらⅡ」がありました(写真)。12200系改造の同系、団体車にもリクライニングです。



 五位堂から第2会場高安車庫へ。デビューを控えた50000系「しまかぜ」、50101始め6連です(写真)。


 平成25年の伊勢神宮の式年遷宮は、ビスタカーⅣ世を登場させる最後の機会でありましたが、これが近鉄の回答ということです。デザインにはいろいろな意見があるようですが、定員さえも減らしたプレミアム特急という、近鉄の意欲を持ってよしとしましょう。



 そして、今年の正月も乗りました。賢島には、「ビスタEX」、30251始め4連が入線(写真)。こちらの方向幕はフルカラーLEDに交換されていました。


 というと、最終回の見当がつくと思います。それは、遂に次回となりました。週間ランキングにも初登載となった、今シリーズのフィナーレとしたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#14

2013-06-23 | 鉄道写真


 平成24年4月末、ゴールデンウィーク前半に、「休日フリーパス」を使用し、再び近鉄を訪問しました。最大の目的は、「さくらライナー」の、DXシートでした。


 吉野駅に、狙ったとおり「さくらライナー」26101始め4連が入線(写真)。予定通りです。



 DXシート(写真、26201車内)。通常4列の特急の座席が、3列になっています。大型バケットシート、やはり贅沢です。



 帰りは、12400系です(写真、車番不明)。上本町行きは、12410系(車番不明)と思われます。


 他にも多数撮影しましたが、特急ではこの位でしょうか。でも、最大の目的を達成し、満足しました。


 随分現在に近くなりました。しかし、まだ終わりません。もう少しです。最後まで、お楽しみください。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#13

2013-06-22 | 鉄道写真


 平成24年の正月も、再び近鉄を訪問。例のパスに、完全にはまっています。お買い得ですよ!


 やはり行くのは吉野線。リニューアルされた26000系「さくらライナー」、26001始め4連と行き違います(写真)。外装は緑のグラデーションからピンクのグラデーションに改められ、2号車がDXシート車に改装されました。この訪問でもDXシートに座りたかったのですが、時間が合わず残念。それは、次回以降に。



 続いては、16000系唯一の4連の編成、16008始め4連です(写真)。この編成も、今後どうなるか心配です。



 次は、16000系としては最後の編成、16009始め2連です(写真)。16010は無く、次は16011ですが、こちらは16010系で別系列です。



 吉野を降り、橿原神宮前、大和八木を通り、名張へ。トイレに寄っている間に、何ということでしょう、18400系に出くわしました(写真、18509始め2連)。京都線の車両限界が小さかったことを物語る細身のストレートボディ、張り出しも無くスリムです。従来の18200系は転換クロスシートでしたが、同系はシート回転機構を改良して、リクライニングシートです。18200系の後を追ったものの、15200系の登場で残存2両です。貴重な写真が撮れました。



 帰宅し、翌日再び自宅から伊勢若松を目指します。行き違うのは21000系”アーバンライナー・プラス”(写真、車番不明)。名阪特急専用ですが、1往復名伊乙特急の運用があります。



 塩浜で降りると、何とデビュー直前の「かぎろひ」が停車(写真、15402始め2連)。「クラブツーリズム」専用車、12200系2連を内外装ともに大改装をして誕生した車両、2編成4両あります。乗車は、専用ツアーでどうぞ(私は乗ったことがありません)。



 間もなく、21020系”アーバンライナー・ネクスト”が通過(写真、車番不明)。この回も釣果があったツアーでした。


 撮影時期が現在にかなり近づいてきましたが、まだ終わりません。どうか、最終回までご覧ください。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#12

2013-06-21 | 鉄道写真

 平成23年正月、再び「新春フリーパス」で、近鉄を訪問しました。

 やはり行きたいのは、南大阪線。大阪阿部野橋に、前年デビューの新型特急12600系、12701始め2連が入線します(写真)。

 12600系は、本線の22600系に相当、デザインも内装もほぼ同じです。朝から、調子良い!

 旧来の16400系、16501始め2連です(写真)。本線の22000系相当と以前も書きましたが、本当に全くそのままです。六田での撮影です。

 吉野では、16010系が停まります(写真、16111)。後は、22600系です。

 同車の車内(写真)。12410系同様の、簡易リクライニングシートです。やはり、現在の標準的なリクライニングシートを期待したいです。

 同列車は、16011と16602が顔を突き合わせています(写真)。16010系は抵抗制御ながら、16400系とも、16600系ともペアになる姿を目撃します。

 16600系導入で、すぐに16000系に廃車が発生すると思われましたが、26000系「さくらライナー」リニューアル期間中の代替車として残り、そのままの時期が約2年続きました。しかし、遂に16005、16006が先日引退したと、雑誌でも報道されました。16005の勇姿を見たい方は、前の回を捲ってください。

 そして出会った、3000系3501始め4連です(写真)。3000系は3連2本で落成、チョッパ制御でコルゲートステンレスボディ、制御方式の関係で他系列車とは併結不能でした。後に4連1本に組成変更され2両廃車、単独運用に就きましたが、結局廃車、前面カットボディが高安にて保存され、昨秋のイベントでも展示されていました。近畿車輛の試作車的要素の強かった同系、異端車で鬼っ子でもありましたが、引退は残念でした。

 それでは、次回もお楽しみに。

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Navy and Orenge#11

2013-06-20 | 鉄道写真


 平成22年11月に、五位堂検修車庫でのイベントが開催されました。以前車で行き、駐車場代でやられた記憶があったので、この年は近鉄が仕立てた団体列車で参加しました。


 団体列車は「あおぞらⅡ」、15202始め4連です(写真)。20100系を初代とするならば、転換クロスシートの18200系が2代目、外観的変化はないものの、12200系改造車の同系は正確には3代目です。



 そしてイベント会場には多くの車両が並びましたが、一般車と掲載済みを除くと、普段は落ち着いて撮らない12200系が並んでいました(写真、12414始め4連)。12200系2連の編成数確保のため中間車が余剰となり、その2両を他の編成に挿入した12200系6連が一時的に発生した時期もありましたが、短期に消滅しました。


 この年は、工場内も一般車が多かったことから、ここでは省略します。



 余ったフリーパスで、翌日に、名古屋発大和西大寺行き特急に乗車しました(写真、22660始め2連)。名古屋から大和八木までは名阪乙特急に併結、八木で切り離し、2両で西大寺を目指します。22600系2連が充当されていました。


 ちょうど平城遷都1,300年記念の年で、奈良行きの需要が見込まれたときであったものの、既にJRの急行「かすが」もなく、近鉄の回答は、これでした。


 余談ですが、急行「かすが」は、キハ75系というのが限界でした。当時余剰気味だったキハ85系でやっていれば、もう少し状況も変わったのか。なお、名古屋~奈良間の現在の需要は、高速バス4往復程度のようです。



 そして、帰りは12410系、12515始め4連です(写真)。12410系最終編成でした。


 正直、第二世代特急車両は、ビスタEX以外リニューアルが小規模で、未だ簡易リクライニングシートが使用されます。全車両のリニューアルまで手が回らないのは分からなくはないですが、あと10年使うつもりなら、是非シートも新型車に準じたものにして欲しいですね。


 20100系は想い出に残るという方はいるでしょうが、その塗色を復元した15200系が出場するそうです。それに通常の15200系、18400系を並べる撮影会があるそうです。まだ席はあるそうですが、締め切りが30日とのことで、あまり時間がありません。ボーナス前の支出は厳しいですが、どうでしょうか。やはり、常にそれなりのお金を預金に準備して、どんなことがあってもすぐに対応できる、それがやはり重要なようです。いざというときに切るカードが無い、それは悲しいことです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#10

2013-06-19 | 鉄道写真


 平成21年4月、数年ぶりに、近鉄塩浜工場でのイベントに参加しました。展示車両もそこそこにありましたが、特急車両は当時デビューしたての22600系、22951始め2連が展示されていました(写真)。22000系では2連、4連とも続番でしたが、22600系2連は末尾が50番台と区別されます。そのため、編成は22650-22950になります。



 その相方が先頭となった、秋の五位堂工場でのイベント(写真、22651)。近鉄ファンなら、やはりこの2大イベントは外せません。



 その横は、22000系”アーバンライナー・プラス”、21106始め6連です(写真)。



 名古屋発の団臨に充当、到着後直ちに撮影会場で展示され、イベント終了後再び団体客を運ぶ、20000系「楽」です(写真、20101)。これに乗って、私はイベント会場に来ました。



 隣は23000系”伊勢志摩ライナー”、23106始め6連です(写真)。ほぼ同時に6編成落成し、追加製造はありませんでした。近鉄初の130キロ対応車、青山峠でも120キロ走行が可能です。



 工場内では、12600系12701が整備中でした(写真)。



 翌正月に、再び「新春フリーパス」で訪問。大和西大寺には12400系、12502始め4連が入線(写真)。方向幕がLEDに変わっています。



 翌日、大和八木には12410系、12414始め4連が、連結を待っています(写真)。後に京都発の22000系を連結し、伊勢志摩方面へと発車しました。


 この頃から、毎年春、秋、正月に近鉄を訪問する、というパターンが確立しました。


 今後はその繰り返しですが、その時毎に異なる記録があり、目を離せません。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#9

2013-06-18 | 鉄道写真


 平成21年3月、22600系”Ace”デビュー直前に、お披露目のイベントが開催されました。従来の22000系”ACE”との撮影会があると聞き、早速申し込みました。


 近鉄名古屋からの団体専用列車は22000系、22415始め4連でした(写真)。これに乗り、会場まで行きます。


 伊勢中川でスイッチバック、大阪線を上り、会場の青山町まで行きます。



 青山町の電留線内に降り立ち、空となった電車を並べ、撮影会です。左22600系、右22000系です(写真)。



 反対側から(写真)。流石に10400系「エース」は残っていないので並びませんが、2つの新標準は、いずれもその名を受け継いでいます。



 電車を移動させ、両車を連結しました(写真)。22000系は連結器の下に電連を装備しますが、22600系はその下にもう一つ電連を装備し、同系列同士の車両併結時には威力を発揮するようになっています。



 側面のロゴ(写真)。22000系はラインが一部斜めに入るだけですが、22600系は”Ace”と入ります。



 撮影会を終えると、帰りの列車は22600系でした(写真、22601始め4連、近鉄名古屋にて)。


 外観ではデザインの他、方向幕がLEDに変わりました。内装は、21000系や21020系のシートに準じ、携帯充電あるいはパソコン用にコンセントが追加されています。また全面禁煙となり、1号車には喫煙ルームが設置されました。


 今後の一般形の新標準となるべく設計された22600系”Ace”。一気に置き換えるほど多数の増備ではありませんが、今後の活躍が期待されます。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#8

2013-06-17 | 鉄道写真


 平成20年夏休みに、湯の山線特急が期間限定で復活しました。その初日に、訪問しました。


 近鉄名古屋の案内看板には、「湯の山温泉」行き特急の板は残っていました(写真)。停車駅、「桑名、四日市」の板も残っていました。



 直前の12200系特急も、気分を盛り上げるべく、湯の山温泉行きに接続する名阪乙特急が使用した、「名古屋・湯の山温泉」の方向幕を掲示します(写真)。



 お目当ての列車が登場(写真)。12200系、12331始め2連です。



 相方は12231です(写真)。2連単独で、運用に就きます。



 近鉄四日市で難波発特急と接続を取りスイッチバック、近鉄「湯の山温泉」での先頭は、12331です(写真)。通常使わない、2番線に入線です。2番線四日市方には現在も引上線が残り、定期運行当時は折り返し出発を待つ間、特急車両が待機していました。



 特急右側の副票(写真)。「御在所ロープウェイ開通50周年」、「鈴鹿国定公園指定40周年」記念と書かれています。



 そして列車は、再び名古屋を目指します。四日市での、折り返し出発を待つ姿(写真)。同列車は、名古屋に向け出発しました。


 湯の山温泉関係者の当列車への期待は大きく、乗客全員分のタオルを用意し、ロープウェイ割引券も配布しましたが、駅から湯の山温泉方面へ向かう人はそれほど多くなく、期待するほどではありませんでした。湯の山温泉での折り返しまでそれほど時間が無く、鉄道に興味を待つ人たちの滞在時間があまり長くなかったのが、理由だと思われます。もし、湯の山の引き上げ線がまだ使えるなら、折り返しを午後にして、観光を楽しむようなダイヤにすればもう少し良かったような気もします。駅から温泉街まで少し離れており、バスまたはタクシーに乗らないと行けない、というのも遠因なのでしょうか。


 翌年以降も同様のイベントが行われ、最新の22600系2連で行ったこともあるそうです(LED方向幕に登録されているのですね!)が、残念ながらその際には行きませんでした。


 本年以降もあるかどうかは分かりませんが、機会があれば、行きたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#7

2013-06-16 | 鉄道写真


 平成19年夏に、近鉄主催のツアーに参加しました。その際に使用された車両は、20000系「楽」でした(写真)。先頭が階段状の展望席となっており、後方は2階建て、中間車はハイデッカーの団体専用車で、側面には「ビスタカー」一族を示す”Vista Car”という表記もあります。


 列車は名古屋を出て伊勢中川、折り返し、大和八木から天理、橿原神宮前まで下り、再び大阪線に戻り高安車庫で洗車体験、そして最後に上本町まで行き、お買い物タイムとなるツアーでした。



 そのお買い物タイムの間に、上本町特急ホームには22000系”ACE”が入線(写真、22401始め4連)。初号編成です。もしバブルがあのまま続いていたら、12200系はすべてこれに置き換わる筈でした。



 翌日、乗車券を有効利用し、再び近鉄へ。伊賀神戸で、12400系12401始め4連他を捉えました(写真)。



 平成19年は、近鉄特急60周年であったことから、一部の特急も記念ラッピングが行われました。初掲載、21020系「アーバンライナー・ネクスト」も、ラッピングされていました(写真、車番不明、近鉄名古屋)。



 同様に23000系「伊勢志摩ライナー」も、写真のようなラッピングがなされていました(写真、車番不明、伊賀神戸)。


 近鉄にとっては記念すべき年でしたが、私は残念ながら忙しく、この程度しか記録できませんでした。


 しかし、やっと折り返し地点か。今後、どんな展開をするのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#6

2013-06-15 | 鉄道写真


 平成19年2月、再び「新春フリーパス」で、近鉄を訪問しました。当時は2月末日まで有効(現在は1月のみ)で、2月の連休に使用しました。


 橿原神宮前から吉野に向かう列車を待っていると、次の特急は「4両」とのこと。予感したので期待すると、何と16000系唯一の4連、16108始め4連が入線(写真)。基本的には、狭軌線で4連はこれと26000系「さくらライナー」のみ、他は2+2で4連にしています。



 伊賀神戸で列車を待つと、行き違う特急は30000系”ビスタEX”、30251始め4連でした(写真)。初号編成で、またしても運が良い!



 そして近鉄名古屋に戻る列車は、12600系12702始め4連(同系最終編成)です(写真)。同系は、京都線特急用に12410系をマイナーチェンジした車両で、当初は3連で落成、後に4連化され、名阪甲特急用に120キロ対応改造もされましたが、現在は富吉検車区に在籍、名古屋線を中心に活躍しています。



 翌日は養老線から四日市の特殊狭軌線を訪問、帰途に就くと、乗った特急列車は12410系12515始め4連(同系最終編成)でした(写真)。


 いわゆる「第二世代」と呼ばれる特急車両は、”ビスタカーⅢ世”は15編成60両ですが、他は12400系3編成12両、12410系5編成20両、12600系2編成8両と、改造・置換が進む12200系の現存数より少なく、少数派です。しかも、現在ほとんどの甲特急は第三世代車両が充てられることから、運用は乙特急が中心になっています。ただ、事故廃車もなく全車健在であり、まだまだ活躍して欲しい系列ですね。


 今回の連載は、最終回まで準備が済んでいますが、そこまで到達するのは、まだ先の話です。今後、どのように展開するのでしょうか。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#5

2013-06-14 | 鉄道写真


 平成18年3月に、けいはんな線が延長開業しました。それを盛り上げるべく、近鉄は団体ツアーを募り、開業直前の新線区間を試乗するイベントが行われました。私は、名古屋からそのツアーに参加しました。


 近鉄名古屋からの乗車車両は、「あおぞらⅡ」15200系、12200系の改造車です(写真、生駒にて)。列車は中川短絡線を通らず伊勢中川から大和八木、八木短絡線を通り橿原線、大和西大寺から奈良線に入線。頻発の奈良線列車の空隙を縫って、生駒で乗降しました。そのため、乗ってきた列車の撮影タイムもなく、慌ただしくけいはんな線に乗り換えました。



 そして学研奈良登美ヶ丘での撮影会を終え、列車を待つ一般客と同じホームで、帰りの列車を待ちます。通常は快速急行が最優等列車の奈良線ですが、夕刻には難波発奈良行き特急が走ります。やって来たのは、12400系12403始め4連です(写真)。時間によっては、21000系や23000系が奈良行き特急運用に入ることもあり、こちらも要注目です。


 奈良線は当時でも京都線用の3200系や3220系も合間の運用に入り、更に今は阪神車両も入り、特に西大寺では一日中いても飽きないほどの多くの車両が入線します。そんな取材もしたい気はしますが、ちょっと今は難しいか。また、そのうちに。


 昨日は全体のアクセス数が少なかったのか、それとも16010系の写真が効いたのか、瞬間風速ながらランクインしました。こんなテーマでは週間ランクまでは望むべくもありませんが、まあ良い気分です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#4

2013-06-13 | 鉄道写真


 平成18年の1月、再び近鉄を訪問しました。例年正月の時期には、前売り初詣切符を売っているのですが、その一つとして新春フリーパスという切符があり、これが通常の休日フリーパス(3日間有効)と同期間同額で、特急200円割引券が2枚つき、更にお買い得感があります。但し前年12月に購入する必要があります。


 やっぱり行きたいのは阿部野橋。南大阪線で、旧形特急なのに、電動方向幕に貫通路カバーが装備されています(写真)。これは、一体?


 これは、南大阪線唯一の第二世代、16010系です。1系列1編成2両という車両で、少数派もいいところです。貫通路カバー、貫通路ドアの方向幕で、一目瞭然です。これは朝から調子が良い!



 16010系16011が、16400系16401からの解結を行っていました(写真)。16010系は本線の12410系、16400系は同じく22000系に相当します。



 16501(写真)。Tc車で、本線22000系のオールM編成とは異なり、1M1Tです。



 続いて、「さくらライナー」26000系26101始め4連が、吉野に到着(写真)。緑のグラデーションの時代の塗装です。



 26401(写真)。南大阪線・吉野線の「ライナー」シリーズ、唯一の2万番台です。千の位6は、狭軌線の意です(8は、昔京都線系列で使用)。これも、1系列2編成8両の、少数派です。



 16400系2編成目導入で16004始め2連が廃車され、当時最旧は16005始め2連でした(写真、橿原神宮前にて)。16600系が入線した現在、どうなっているか。



 橿原神宮前では、30000系”ビスタEX”が停まっています(写真、車番不明)。



 大和八木では、12400系12402始め4連が入線しています(写真)。12410系と、微妙に違っているのが分かるでしょうか。



 そして21000系”アーバンライナー”の、通過後の姿を、捉えます(写真)。まだ、”アーバンライナー・プラス”へのリニューアル前でした。


 やはりこの回では、南大阪線で16005と16011を撮ることができたのが大きい。最旧車両と少数派は、なかなか撮れるものではありません。


 今回の連載は、まだまだ続きがあります。今後は、どう展開するのでしょうか。請うご期待。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#3

2013-06-12 | 鉄道写真


 先回の投稿からデジカメ画像となりましたが、今回は平成17年春から夏にかけての画像を紹介したいと思います。


 最初は、同年4月の塩浜工場でのイベントからです。橋上駅から工場を眺めた姿、左21000系”アーバンライナー”(”アーバンライナー・プラス”改造前)、右元電気機関車、現牽引車の「デ32」です(写真)。



 駅ホームからは、左電動貨車モト94とモト96、右”アーバンライナー”が見えます(写真)。21000系は固定6両編成のため、南端からこの位置まで入ります。



 同年初夏、伊賀線(現「伊賀鉄道」)訪問時に、乗換駅伊賀神戸で撮った、12410系12512始め4連です(写真)。



 反対方向を、23000系”伊勢志摩ライナー”が通過します(写真、車番不明)。


 一般に近鉄特急で「第三世代」と呼ばれるのは、21000系”アーバンライナー”以降です。塗色はネイビーとオレンジのツートンではなく、曲面ガラスを多用した姿になっています。時期的にもバブル期からポストバブルの時代、旅客需要も旺盛で、次々と新車が登場しました。


 今となっては、あんな時代が再び来る、ということはあまり考えられません。しかし、そんな中にあっても魅力的な新車を、今後とも出し続けて欲しいものです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Navy and Orenge#2

2013-06-11 | 鉄道写真


 先回の、平成11年から下ること5年あまり、平成17年早春の候に、再び近鉄を訪問。当時は近鉄、名鉄、南海と、その系列鉄道3日間乗り放題という法外なパスがあり、それで関西まで何度も行ったものです。


 そのパスで、平日朝早くに行ったのは、阿部野橋。南大阪線のクイーン、26000系「さくらライナー」全2編成8両が通勤特急運用に就くと聞き、行くと、そのとおりやって来ました(写真)。まだ、緑のグラデーションの時代の塗装です。



 そして行ったのは吉野。16006始め2連が、折り返し阿部野橋への出発を待っています(写真)。



 吉野から近鉄他線に繋がるのは、橿原神宮前。ここで標準軌車両に乗り換えです。左”ACE”22000系、右”ビスタEX”30000系が並びます(写真)。



 そして乗換駅大和八木から、伊勢方面へ。宇治山田で、特急形現存最旧形式、しかし未だ最右翼の12200系、12138始め4連がやって来ます(写真)。新”スナックカー”、正面の塗り分けは10400系”エース”から受け継いでいます。100両あまりの同形車があり、団体専用車両などへの改造車も発生しましたが、未だ多数派です。



 それとは一線を画す、第二世代の主力12410系、12513始め4連です(写真、賢島にて)。”ビスタカーⅢ世”の試作でもあった12400系の量産形、マイナーチェンジがあり区別されます。近鉄では、このような付番をしないと、番号が足りなくなります。しかし、第二世代特急車は、製造が大阪万博からバブルまでの谷間の時期ということもあり、特急車の多数派となることはありませんでした。


 この後、だんだん近鉄道にはまっていく私の、その記録が続きます。今後の展開に、請うご期待。


 それでは、次回をお楽しみに。

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