それでは、連載第27夜は、平成16年初秋の名古屋からお届けします。
中国地方に行きたくなって、乗車したのは寝台特急「あさかぜ」(写真、EF66 42)。「ブルートレイン」の元祖、20系から24系に変わり、最盛期には下関行きも含め3往復あった「あさかぜ」も、末期には下関行き1往復のみとなっていました。しかし、全線直流電化区間とのことで、座席車にパンタグラフを装備し、大容量SIVを登載したスハ25があり、空きスペースはロビーカーになっていました。この後の出来事を理解していれば、それらの車両もきちんと記録したでしょうが、していません。
後に同列車も廃止、このヘッドマークを再び現役で捉えることは出来ませんでした。残念。
それでは、次回をお楽しみに。