それでは、連載第25夜は、平成16年初夏の団臨ツアーからお届けします。
当時JR東日本には公式ファンクラブがあり、その募集ツアーで、青森運転所撮影ツアーがありました。抱き合わせで津軽鉄道あるいは弘南電鉄の撮影会もありましたが、メインは青森です。
出発前の上野にて発車時刻を待つ、EF81 137牽引「あけぼの」(写真)。残念ながら、テールマークも、出発直前も撮っていません。
列車は583系団臨列車でしたが、到着後には撮影時間が無く、出発前に撮らなかったことが悔やまれます。
そして、弘南電鉄での撮影会の後、青森運転所へ。撮影会になります。
EF81 139のヘッドマークは、東北新幹線八戸開業で廃止になった、寝台特急「はくつる」(写真)。後の24系客車といい、実感が沸きます。
続いては、「日本海」を掲示(写真)。これは、ヘッドマークだけです。
続いては、「ゆうづる」(写真)。583系電車もありましたが、東北新幹線開業で大半が廃止になりました。
続いては、「エルム」です(写真)。私にはこれが最初で、最後の撮影となりました。
最後は、「北斗星」です(写真)。
隣には583系電車が停まっていますが、新幹線八戸開業で、青森運転所所属から秋田運転所と仙台電車区に各1編成移籍し、他は廃車されました。これは秋田に移籍した編成でしたが、愛称表示が485系のものと交換された様子で、結果サイズが合わず、マグネットで貼る愛称表示も用意されていましたが、雰囲気はイマイチで、あまり撮りませんでした。
「撮影会」という形でしか撮れなかった列車は残念でしたが、最後の記録となっています。
因みに、「はくつる」「ゆうづる」のヘッドマークは、本物を製造するメーカーでも1個30万円程だそうで、別注も可能とのことでした。また、記念用の小版2個セットもあったようです。興味のある方は、ネット等で調べられては如何でしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。