伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

やさしい日本語講座!いよいよです

2008-02-10 10:43:11 | みなさんにおしらせと独り言
『伝えるために学ぼう! やさしい日本語講座』のチラシです。



「私たちが外国人に話しかけるときは、まずやさしい日本語で」というのが、今回のイベントのテーマになります。

近所のお知らせなどを伝えたいとき、あるいは地域防災を考えたとき、どうやって情報を伝えますか?外国人だからといって英語を話すとは限りません。
伊賀市に住んでいる外国人住民の国籍は34カ国にも及び、話す言葉もさまざまです。

「あの人は何語を話すんだろう?」と悩むより、わかりやすい日本語で話すほうが確実です。
もしかしたら日本語が上手な人かもしれません。

ただ、分かりにくい日本語だと外国人も理解できず、どんどん難しい言葉にいいかえてしまい、ますますわからなくなるなんてことがあります。
今回のイベントが、「やさしい日本語」とは何か?を考えるきっかけになればいいなと思っています。

また、もし意味が通じなくても大丈夫。にこやかに<あいさつ>すれば、少なくとも不審な人間ではないということが伝わるものです。そこから、コミュニケーションが始まるのです。

『やさしい会話集』



この小冊子は、母語が日本語以外の外国人住民の方とコミュ
ニケーションをとるきっかけになればと思って作成しました。
ブラジルはポルトガル語、ペルーやアルゼンチン、
ボリビア、チリなどはスペイン語、大韓民国や朝鮮は
韓国語、タイ王国ではタイ語を話します。

相手が何語を話すか分からないときは、あいさつは日本語で
OK。でも、相手の国の言葉でちょっとあいさつができれば、
親近感が増すでしょう。
そこからもご近所づきあいがうまくいくコツがありそうです。

では、まず「おはよう」「こんにちは」から・・


韓国語は「おはよう」も「こんにちは」も同じですね。
韓国語では気軽なあいさつに朝晩の変化はありません。
ただし、「アンニョンハセヨ」は気軽なあいさつなので、
目上の方や年上の方に対してや、敬意を表すときは
  「アンニョンハシムニカ」と言います。

またタイ語では男女使う言葉がちがいますね。
それにタイではあいさつするときは、両手を胸の前で合わせて
(仏様を拝むときのように)してあいさつします。

ちなみに日本人は頭を軽く下げたりしますね。

さあ!声に出して読んでみましょう!



韓国語とタイ語は「こんばんは」も「こんにちは」と同じです。
タイ語の男性が話す「サワッディー クラッ(プ)」の最後の「プ」は
「プ」といいかけて止めます。つまり「PU」ではなく「P」
「クラッ」といって最後に口を閉じても良いでしょう。

「ありがとう」の中国語とスペイン語は聞いたことがあるかな?
ポルトガル語は男女で、話す言葉がちょっと違いますので要注意。
男性は「O(お)」で終わります。女性は「A(あ)」で終わります。
【余談】ラテン系言語では、名前の最後に「O」がつけば男性、
「A」なら女性だそうです。マリオは男、マリアは女性のように。



さようならは場面によってさまざまな言い方があるようです。
ポルトガル語とスペイン語の「チャオ」は日本で「バイバイ」とか
「じゃあね」みたいな軽いあいさつです。「チャオチャオ」と2回
繰り返して使ったりもします。
韓国語では、「じゃあ~ね」といった感じで「アンニョ~ン」と
言ったりもしますよ。

正しい発音をしようと思ったら、なかなか難しいものですが、
多少発音がおかしくても、勇気をだして、声にしてみましょう。
2月11日(月祝)の「やさしい日本語講座」の後半で、
多言語あいさつをみんなでやってみますので、
お時間ある方はこちらに是非参加してくださいね。

記事編集:伊賀の伝丸 まるこさんでした。(ご協力感謝します)