TWH WHO が 俺んちの横浜に来た!
爺ぃになったそのままのの姿で、
「ROCK」を見せに、
俺の目の前に、やっと「単独Live」でやって来た。
やつらは、爺ぃそのままの姿で、
俺のTHE WHOを愛する所以の大好きな曲「Baba O'Riley」を演奏し、
さらに、爺ぃそのままの姿で、
俺たちゃおめーら腐った大人など、この俺たちクソガキが新しく生み出した「ROCK」つーやつでクソくらえだ!そーおめーらの世界など、こいつで一気に爆破し原型とどめぬままに全滅ぼっこわしちまうぜ!ロック・キッズ万歳ぁ=====い!
とゆー、はるか何十年前のやつらがずんごいアホヤングな時の曲「My Generation」も、
図々しくも、爺ぃそのままの姿で、平気で、
勃起しながら、好き勝手演奏アドリブしては、
まるで子宮でもあるかのような俺たちのいる客席に向って、
爺ぃそのままの姿で、平気で、そのまま大射精し、
爺ぃのままのザーメンを、大量にさんざん俺たちに2時間あまりも吐出しながら、
ついに終ると、ステージに残った爺ぃの姿は、
淋しくも生き残った2人きり。
それでもたまらぬしびれるピートのアコースティックギターのストロークをバックに
ロジャーが最後の1曲を唄い終えると、
お互い肩を抱き合いながら、あっというまに俺たちの前から、颯爽と立ち去っていきやがった。
その一部始終に、まだやつらに比べりゃぺーぺーの爺いとしての俺は、
悔しいけれども「キッズ」になって泣いていた。
あのガキの頃の百万年ぶりのほんとーの「ROCK」を味わえた嬉しさで。
それにはきっと、
逝ってしまったばかりの、トキさん(デイブ平尾氏)も、
この横浜にやって来てはまだまだ死なないヤツらの絶倫元気な爺ぃたちの姿を見て、
悔しいけれども、きっときっときっと、雲の上から泣いてたに違いない。
そんくらいたまらなぬ爺ぃたちによる、
ほんとーのロックバンドのなつかしぇーロックコンサートだったけど、
ただ、観に来てたやつらがみんなおっさんおばさんばっかで、
「キッズ」を誰一人見かけなかったのが、
やっぱ。時代は、そう簡単に、
もう「キッズ・オーライト!」とはならない難しさを思い知りもし、
あの生き残った2人きりの爺ぃの元気な姿の背後に、
感じてしまって、またも悔しくも、泣いてしまった。
やはり。あそこに、4人全員の生き残った爺ぃそのままの姿を見られたらと。
それでも、今時 THE WHO を 俺んちの横浜で見ちゃったんだから。
やっぱ「ROCK」はサイコーだろ。私は「ROCK」を愛す。ほんものの。
ちなみに。
オアシスの新譜。サイコーだったんでチョーうれし。チョー安心。