すけあくろう 多楽祭 ライブレポート

毎月最後の土曜日に開催しているアマチュアミュージシャンばかりが集まって出演するライブイベントのレポートです。

9月の多楽祭写真♪♪

2011年09月30日 | 過去の多楽祭
「最近の多楽祭はずいぶんと変わったねぇ、知らん顔が多いし‥」

 ‥と、久しぶりに来た多楽祭の常連だったおとこがワシに云う。

 「顔が変わっただけで、何も変わっちゃおらんで。あんたが来ょうた頃と同じで、みんな熱いけぇ」

 ‥と云いますと、ふっと安心したやうに微笑んでくれたんです。

 オニーちゃんもおじさんもおばさんも熱ぅ、ほんでもって、じっくりしっとりと唄い込み、唄い上げる細いけどピーーンと張った緊張の糸が心地よく、地味じゃけど、音楽好きな連中がつくる多楽祭。

 この夜もそんな面々が集うたのであります。

 しかし、オネーーーーーちゃんは、来んのか!?、おねぃちゃんは!






☆ヤマナカフミオが唄う。この男、余計な話はしない。昨日何があったの、他の場所でライブを演ったの、苦しいの楽しいのと四の五の云わない。星飛馬が一球入魂なら、ヤマナカフミオは一節入魂、更に淡々と唄う。「淡々と‥」この作業、いや動作、いや、この所作に筆者、グッと来るのであります。








☆♪アップップ~‥と唄い、歌わされたのであります。畑中キャプテンのオリジナルメドレーを久方振りに聴かせて貰えました。畑中キャプテンのつくるうたは、「自分」の変化や心の機微、微妙な動きと、もう一人の頼れる自分と、どうしようもない自分との会話のやうな歌なんだと思いながら聴いてます。余談:筆者本日、100均ショップへ行きましたら、店内BGMにナガプチツヨジの復興の歌がかかっておりまして、耳に入る声と歌詞が「作られたモノ」に聞こえたのはワシだけでありましょう哉。




☆筆者こないだ、野暮用がありましての、三次町界隈を愛車カブで走って居りましたらの、「赤猫蔵」の大きな、そりゃ大きな敷地と云いますか、まぁオジサンもびっくりするやうな素敵な看板を目撃したんですで。10月(15日)にゃみんなしてパーッと赤猫へ唄いに行こうやーと、間を取り持ってもらえる漆谷ウルトラ7/イレブン店主なのであります。お世話になりますよ、漆谷さん。








☆佳舟先生は、本職は木工職人なのでありまして、額縁から椅子、机はお手の物で、なんと、楽器のオカリナを木でこしらえてしまうと云う離れ業を持つ「平成の腕利き職人」なのであります。朗々たる歌声はニッポンのうたに、よー似合います(酔っていなければ)。






☆大変ご無沙汰しておりました世羅町からの田中さん。その間、色々あったやうで、府中にあるライブハウス「オールウェイス」のマスターの持ち曲『♪ふたり』を唄われました。グッと来ましたヨ。








☆永迫選手も久しぶりの登壇でありまして、相変わらず、あっちゃこっちゃのステージで活動中のこと。筆者思いますに、永迫選手の社会やその常識に対しての反抗的な言葉や歌いまわしに、フォークソングを超えた、「歌」の原点があるやうな思いでいつも聴かせて貰うてます。






☆新田ちゃん。敢えて、ちゃん呼びします。そう、この新田ちゃん、決してコピーと称したり、カバーと名の付く他人の歌は唄いません。徹底してはります。何故なのか??‥それは、知りません。知りませんが、その軸のぶれないスタンスがカッコエエのぅと筆者、思うのですヨ、新田ちゃん。








☆上田バンド。新しいバンド名、忘れました、ゴメン。今宵は、新規加入のドラムスの藤川和弘欠席の為、やむなくボリューム感の物足りなさを感じながらも、新田ちゃんの飛び出すベースと辻斬りギターのニモトさん、そうしていつも綺麗ななべチャンの唄に、角は取れて欲しくない上田さんのヴォーカルが絡み合って今宵のオオトリのステージは幕を下ろしたのであります。サンキュー!














 こうして、秋の夜長の第一弾「多楽祭」は終演となりました。みなさん、いつも盛り上げてくれて、支えてくれてありがとう。10年先のことなんざ誰にも約束出来ゃしませんが、出来るならこうして、角の取れんまんまの上田さんの唄や、飛び出す絵本的ベースの新田ちゃんの姿や、畑中キャプテンの「二人の自分の問答歌うたい」がここで見れたり、聴かれ続けられれば良いな~と思います。

 これからも宜しくお願いします。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
演ってますね! (愛車はZ2)
2011-10-04 09:07:05
みんな演ってますね!

私も、

また、

その場所で、

演らせてください。
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