九月の多楽祭の大トリを任せましたるは、最近あっちゃこっちゃで活動の輪を拡げておりますところの味噌バンドであります。あっちゃこっちゃからお声が掛かるはずであります。腕を相当上げてらっしゃる。今宵もカッコイイ音を聴かせてくれるのでありました。ただ、筆者、何かが物足りない‥と感じながら聴き終わり、一週間も経った今日、その足りないものにハタと気づくのでありました。
「ソウル」です。
これは、ブルーズにとどまらず、フォークソングにもロックにも、はたまた演劇や絵画にも当てはまるのです。
このソウルが、味噌バンドに乗っかれば、鬼に金棒、鉄棒は監物、ハタ坊におそ松くんなのであります。