すけあくろう 多楽祭 ライブレポート

毎月最後の土曜日に開催しているアマチュアミュージシャンばかりが集まって出演するライブイベントのレポートです。

6月の多楽祭♪♪

2011年07月25日 | 過去の多楽祭
 「腹八分目に医者要らず、腹十二分目に医者足らず」‥先人の遺した偉大なる格言は数々あれど、真夜中のテレビの中に、よう肥えとるオナゴさんが何十日したらスマートなべっぴんさんになっとる、と云うようなCMがここ十何年も前から手を換え品を換え夜な夜な流されておるこのお国でありますが、先人の遺した言葉をそのまんま実践すれば、余計なカネは使わなくとも良いのだ‥と云うことを自ら気づかされた最近の筆者でありまして、五十路を往く者にとって、「老い」はもうすぐその先。己の始末は己でしたい‥したいなぁ‥出来ればいいなぁ‥まぁ、その志を高く掲げまして、その一、「腹八分目」「歌は腹の底から唄う」を実践して行こうと思う今日この頃であります。

 前書きが長すぎました。


 ヤマナカフミオ&たかちゃん このご夫婦、我が「悪あがき」の重鎮でありまして、ヤマナカフミオに関しましては常に書いておりますやうに、そんじょそこらに居るやうな男ではありませんで、最近その才能や頭角をチラチラと表に出して来たのであります。その男に惚れたたかちゃんも実はそんじょそこらのオナゴはんじゃないのでありまして、これもいつも書きますが、いつかその「舞台」を披露してくれると信じておる筆者なのであります。


 平田さん。先日出来上がって、「名作」の呼び声高い『彷茫さん追悼ライブ』CDにも参加された、彷茫さんの教え子でもある平田さんは、今宵も甘~いチョイと鼻にかかった声で、大人の「おんな」の物語を唄い語られるのであります。筆者、常々思うのであります。「弾き語り」とは、けっして「ギター弾きながら歌」っているものとは異するものだと‥。




 松田さんも彷茫さんの教え子でありました。こんなオジサマになられましたが、彷茫さんが新任の頃のやんちゃな教え子だったのでありませう。この御仁の歌声、エエです。カラオケでお上手な方を時折見かけますが、やっぱりチトそういうものとは違う、声の出し所が違うと云いますかネ。松田さん、チョクチョク来て下さいよぉ~近いんじゃしぃ~。




 岡田(語り)さん&淀川(ピアノ)さんDuoの初参加ステージは、かつて当店ではなかったやうな雰囲気の中で始まりました。「幻灯」‥ではなく、後ろの壁の白いスクリーンに映される映像が絵本で、現代版「BGM付き紙芝居」と云うたら叱られませうか、東広島ではメジャーなお二人と聞いております






 鍋谷さんは久方ぶりの参加ですが、若いスーパーベ-シストを引き連れての「凱旋」であります。本来、東広島市内在住の鍋谷氏の持つユニットは、まだ多勢居られるのでありますが、仕事やら家の事情やらナンヤカンヤで一緒に音出しが出来ない。そこで、一番ヒマな‥ぁ違う、一番有望な若きベーシストをここに披露してくれたのでありました。彼の名を筆者、聞きそびれて(聞いとったけど忘れとるんよゴメン)おりましたが、「スーパー」なベース弾きです。ヤマナカフミオとのセッションも聞き応えアリ。


 川近ですが、今日ねぇ遅ぅなりそうなんよねぇ、ほんで、行っても早ぅ帰らんといけんのよねぇ‥とTelアリ。ええよね、来んさいや。パッとやってサッと帰りゃあええがぁ‥と返答ス。‥で、パッと唄われてサッと帰って行かれたのであります。












 上田バンド!!!リーダーの上田さん、バンド名を改名したいトカ何とか云うとられましたが、結局どうなったんかいね?筆者、聞きそびれたか、聞いたが忘れたのどっちかじゃったらゴメン。今回のとこは、上田バンドで徹します。先日の三次であったライブでは、ドラマーが居たと云うに、ウチではウチ込みしか聴いたことがありゃしません。バックミュージシャンがあれだけエエ音色を出してんじゃけぇ打ち込みが勿体無いと思う筆者なのです。




 細貝さん、巷では、ガイさんで通っておるのだとか。カッコええのう。その昔、警視庁七曲署には、山さんってぇそりゃあいぶし銀のデカが居たもんでさぁ。マカロニも、あのジーパンも山さんには逆らえなかったもんでさぁ。筆者なんかを同じやうに呼ぼうもんなら、多さんとか、賀さんとか何ともカッコウの悪いもんで御座います。


 佳舟先生の登壇でありまして、前回のリポートには、「スーパーゴールデンタイムの玉座」を用意しますと云うて居りましたが、先生、来てんが遅~い。出演順がほぼ決まった後のご来店ですので、仕舞いから三番目と云う出番で許していただいたのでありますが、次回来られるのが間違いないなら、「玉座」をご用意致しませう。




畑中キャプテンです。好きでやまなかったツヨシさんの事を最近あんまり云わんやうになったし、唄わんやうになっちゃったキャプテンは、筆者感じまするに、「独立」しちゃったんじゃのうと。心からの拍手を送りたいと思うのであります。今から見ょうりんさい、エエのをえっと唄うてじゃけぇ。








「悪あがき」の乱れステージで御座いました。

 六月の多楽祭は、沢山の方々の出演と応援団のみなさんのお陰で、盛大で盛りだくさんのライブとなりました。何より女性が多かった‥と云う奇跡のやうな当店でのライブで御座いました。また、こがなとこじゃけど、遊びに来てね。暑~い日が今から続くけど、みんなえっと若こぅないんじゃけぇ無理ゃあしちゃいけんよ、ほんま。ほいじゃあ、もっと暑い七月に会いませう。  センキュー!