すけあくろう 多楽祭 ライブレポート

毎月最後の土曜日に開催しているアマチュアミュージシャンばかりが集まって出演するライブイベントのレポートです。

8月の多楽祭♪

2011年08月31日 | 過去の多楽祭
 一番行こか?‥と自分の鼻を指差し、出花を務めてくれましたるは、ワシらの佳舟先生こと久保公佳さん。この御仁の歌声は朗々たると云う形容が良く似合う、そんな声の持ち主で(※酔わなければ)、県北フォーク倶楽部の他にも明治時代の歌も唄う呉市でのイベントにも誘われて居られるチョー売れっ子なのであります(注:酔っていなければ)。






 とうとう本性を現しましたるは、悪あがきキャプテン山中氏の妻でありますところのたかチャン。今宵は、北九州で自身で立ち上げた劇団の劇団員である安部クンとの「共演」でありまして、最初に阿部クンのピアノソロ演奏に次ぎ、その共演は始まったので御座います。筆者、ちょうどその時、「冷やし中華四人前」の注文を受け、厨房で独り聴けず終いの見ず終いでありましたが、その熱気だけはヒシッと伝わって来たのであります。










 わしらの大将、ヤマナカフミオであります。筆者思いますに、こう云うおとこの唄が何故日陰でしか唄われんのんか、恐らく、「ショービジネス」とやらを仕掛ける輩にキッチリ丸め込まれたニッポンの音楽界にまんまと洗脳されて久しいこの国の人たちは皆、「メジャー」と飾られたモノにしか耳を傾けんやうになったのであって、本来われわれの国のその地方々でうたい続けられて来たうたは決して、16ビートでなかったし、たてノリの曲調ではなかった‥‥‥で、何が云いたいん?‥ヤマナカフミオの唄はええ。








「ええのを聴かせてあげんさい」とか、「倒れんやうに唄うてガンバリんさいよ」‥と優しくも筆者の携帯電話に出張ライブのたんびにメールを送って下さるのは、三次は畑敷のウルトラ7/イレブン店主のうるしだに氏で御座います。この夜は、「8時15分スタートしますけぇ」と誰よりも真っ先にお知らせしといたのにも関わらず、いつもどおりの7時過ぎに到着してしもうとったと云う、日頃超多忙の為か残暑厳しい為かのどちらかで、長しゅう待って貰ったのでありました。決して、年齢のせいではないのであります(※念のため)。






 「上田バンド」のギタリストのニモト氏の友人と申される御仁、三次は作木からのにほんぎ(※たぶん:二本木)さん。クラシックギターを奏でられました。初めての多楽祭での演奏は、さぞ緊張されたことでありませう。この箱でのクラシックは場違いでせう‥とお気を遣って頂きましたが、なんのナンノ、何でもOKの田舎のライブハウスですので、何度でもいらっしゃ~いマセ。










 県大卒のOBの久保俊輔さん。ギターテクニックと云いますか、フィンガーアクションと申しますか、筆者のやうなオジサンには目にも留まらぬやうなスンバラシー演奏を聴かせてくれましたが、この久保クン、ベッピンの後輩と思しき現役の女子大生を三人も応援団に引き連れてのライブでありましたので、あのくらいワシらもせにゃー‥と筆者、ベースの新田に要請するので御座いました。








 筆者、酔いました。すでにこの時点で酔っておりまして、因島から来られた多賀Bさんには失礼ですが、全部が耳には入っては居りません。‥居りませんが、この因島からの多賀さん、筆者とは血縁関係はありませんが(※DNAを調べた訳ではナシ:もしかすると村上水軍関係でつながるカモ)、歌唱力は、あるので御座いまして、今度一回、おおクソ真面目な十八番な唄を聴かせて貰いたいモンだと別れ際、伝えたのであります。待っちょるよ、多賀サン!






 畑中キャプテンは、忙しい。畑中キャプテンは、多忙です。畑中キャプテンの唄が変わり始めた。畑中キャプテンの造って唄う歌をいっぺん、じっくり聴いてみたい。聴いてみんさい、アンタも。






 雄太郎。イケメンの。久しぶりに来てくれました。ステージでのMCを聴いていますれば、三次の卑弥呼でしょっちゅう演ってますと、更に、府中のライブハウス(多分‥オールウェイス)でも演ってます‥と、おっしゃる。みんな、やっちょるのぉーーと感心したのであります。






 8時15分と云う中途半端な時間から始まった八月の多楽祭、ゴメンね、それでも沢山の参加者に感謝、感謝であります。腹から声振り絞って、自分の云いたいこと叫んで、もっともっとフリーな音楽が楽しめて体感できる「箱」目指して、オジサン開門してます。次も、そのまた次も、待ってます。











 みんな、ありがとう!