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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「大統領の執事の涙」

2014-08-19 15:32:02 | 映画・洋画
THE BUTLER  2013年  BD



≪ストーリー≫
綿花畑の奴隷として働く家族、
母親は屋敷の息子のなぐさみ者、そしてその息子に父親が殺され、家出したセシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)は、
盗みを働くが黒人に助けられ、その後ホテルボーイとして働く
お客様の願っているものをサーブする精神を叩き上げられ、ある日、ホワイトハウスの執事にスカウトされる

存在は空気の如く、
アイゼンハワー大統領(ロビン・ウィリアムズ)から、レーガン大統領(アラン・リックマン)まで、8人の大統領に仕える

息子は二人
そんな白人に使える父親を尻目に、長男は黒人差別撤廃運動にのめりこむ・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

「アナ雪」と一緒に借りたもう一本、やっぱりずい分と距離があって、シリアスで重かったです

1919年生まれユージン・アレンをモデルにしたもので、

空気のような存在に徹しながらも、仲間たちとは気の置けない言葉を交わし、常にプライドを持ちながら仕事をするセシルですが、
息子の反政府運動に迷惑を感じています

目の前で歴史を見つつ忠実に働き続ける父親、そして行動に訴えていく息子

長年働くも給与は上がらず、昇級もない
最後彼はその要求を呈し辞職します

それからは息子と心を合わせるようになります


南北戦争が終わり、奴隷制度が無くなっても、Coloredの差別は綿々と続くんですね
キング牧師、マルコムXもちらっと出てきます

それが、初の黒人大統領オバマ誕生まで長くて深い歴史があったんですね
まあ、いまだに差別はありますけどね
ドラマティックにはなってなくて地味な佳作、かな?


セシルの妻がけっこう良かったです
ドランカーなんですけど
あと、
大統領役が楽しかったし、ジェーン・フォンダも久しぶりに見れた







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