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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「ふたつの名前を持つ少年」

2016-07-21 11:08:55 | 映画・洋画
LAUF JUNGE LAUF/RUN BOY RUN  2013年  ドイツ  DVD



≪ストーリー≫
1942年、ポーランドのユダヤ人収容所(ゲットー)から逃げて来た8歳のスルリックは、
一緒に逃げた父親がナチに射殺され、ひとり生き延びる、
森で出会った少年たちと暮らすうちにドイツ兵に見つかりまたひとりになる、

さまよい、凍えながら歩き、ひたすら歩き、ある民家に、
そこはパルチザン兵の妻が夫子供を亡くして暮らしていた、

介抱してくれ、ユダヤ教じゃなくキリスト教を覚えこまされ、
ポーランド人としての名前に変え、生き延びていく術を教えてもらう・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

最後のシーンで、本人がイスラエルで暮らす様子が出てきますが、
まあまあよくぞ生き延びられたもんだなあ、と

孤児はごろごろいたんでしょう、

農家を訪ねお手伝いをさせてもらいながら生きる、
親切な人、SSに連れていく人、匿ってくれる人、

世の中「捨てる神あれば拾う神あり」

それにしてもスルリックは勇気があるし、知恵もある、
腕を無くす事故にも合うけど、命は残る、

とにかくサバイバル・・・
行けども行けども、ドイツ兵が追いかける、
ひとりの少年にそこまで執拗に追跡するのん?と思いましたけど、・・・時代だったんでしょう、

数年間そんな生活をしながら生き延びて、
あのときの父親の最後の言葉が、
「父、母のことは忘れてもいい。だがユダヤ人だということだけは忘れるな。そして生きろ」と

明るい顔のときはやっぱり親切にされて、愛をもらっているときですね、


悪くはないですが、ちょっとドキュメント風に見えました

唯一パルチザン兵の妻のシーンは映画的な感じでした
男の子はカワイかった、双子ちゃんだそうですね